詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

天体観測と山登り。

2020-08-22 23:01:27 | 千駄記
今日も相変わらず東京は暑かったみたい。
夕方から寝ちゃったからよくわからんです。

この土日の星空指数はどこも悪いようなので
金曜日の晩が勝負だと、ナビに従うこと4時間。
星を見に行ってきました。
仕事を仕舞ったあと、山行き服に着替えて北上しました。

高速道路を降りてから、目的地まで1時間山ん中を走ります。
ハイビームにしても上りだとあまり効果はなし。
目を凝らしつつ慎重にぐにゃぐにゃ上る。
稀に対向車の気配がするとロービームに戻す。

21:45目的地に到着。でも右も左もわからない。
星空がダメだったら下見ってことで・・と覚悟していたんですが
クルマの影もあまりなし。
撮影の邪魔をしてはいけないので適当に駐車して
急いでライトを消す。車内で撮影機材を準備してクルマを降りる。

今回の目的は「晴詠」8号の取材と短歌原稿の資料作りと
なにより病の疑いのある妹の快復と無事を星に祈ることです。
なんつって。



満天の星そして天の川・・。気温20℃。
今どきは南に天の川が立っているはずなのでコンパスを見る。
天の川は肉眼では確認しにくいくらいでしたよ。
薄手のフリースを羽織り、撮影開始。
天体写真家はほぼいませんでした。よかったよかった。

22:00を過ぎてもぽつぽつとクルマがやってくる。
若者のグループや家族連れ。空を見上げて歓声を上げる。
あ、流れたとの声。流星も見えているようだった。  

0:00を過ぎると雲が徐々に湧いてくるし、星も少なくなったみたい。
2:00頃眠る。5:00起床。

天文台やビジターセンターやトイレなどよく整備されてんだな。
自販機もあるし。日が昇るとよくわかる。

目の前の吾妻小富士を登る。
熊の生息地らしいけれども山道は整備されている。
穂高や槍以来、30数年ぶりの山登り。老いだな。一気に登れないもの。
たまに撮影するふりをして、立ち止まり休む。



やっとこさ、辿り着いて直径約500mの火口を覗く。
火口を一周してもフツーの人は1時間もかからないがなんせ衰え果てた私。



山を下りてからレイクロードを通って
磐梯高原、裏磐梯を走り、桧原湖を一周して帰ってきました。
鳥を待たなくていい撮影は気楽だな。

昨夜は満天の星の下にいたなんて嘘みたい。


おしまい。