京都の南座でかかっていた玉ちゃんの「アマテラス」でございます。先週の金曜日に行ってまいりました。玉ちゃんの公演は1日1回公演で、開演時間は2時ですが、金曜日だけは6時からの公演があります。本当は土曜にゆっくりと見に行きたかったのですが、今月はいろいろと予定が入っていて、見に行ける日がなくなってしまい、仕方なく金曜にしました。大阪から京都への移動なので、5時ジャストに会社を飛び出しても6時開演に間に合わないかもと思っていましたが、少し出遅れてしまい、結局20分の遅刻となりました。南座に入ると、その時間は演出の都合上中に入れない時間だと言われ、玉ちゃんの出番のうちの9割くらいは前半と聞いていたので、「えーーーっ、玉ちゃん、見られへんやん」とあせりましたが、5分くらいで入ることができ、ようやく席につきました。
前々から再三再四書いておりますが、鼓童が苦手なワタクシ。太鼓はOKなんですが、どうもあのマッチョがだめです。さらにそのマッチョさを強調する、少しナルシスト?が入ったようなパフォーマンスがねぇ、何か妙に冷静に見てしまいます。
玉ちゃんはもちろん、アマテラスさまです。↑ポスターのとおり、それはまあ美しい神様でございます。オレンジの布ですが、桔梗さんのブログでいろいろとお聞きしておりましたが、ウワサどおりと言いますか、想像以上と言いますか、とにかくすごかったです。おそらく身長の何倍かある大きな布だと思うんですが、からむことなく、よれることなく、踏むことなく、文字通り「ふわり」とたなびくんです。最初、舞台の前から風でも送っているのかしらと思ったんですが、それはなかったです。で、止まると百点満点のドレープを描いています。玉ちゃんと鼓童の黒子さんのフォーメーションの賜物ですね。幻想的な照明と相俟って、この世ではない「天上の高天の原」でした。台詞は一言もありませんが、表情や動きで全てを表現なさいます。スサノオの乱暴狼藉に対しては本当に悲しそうで、ちょっとスサノオに意見してやろうかしらと思ってしまいました。
第1幕はアマテラスが天の岩屋戸に隠れたところで終わり、第2幕は真っ暗になった世界から始まります。八百万の神様が集まって、アマテラスを慰める祭を開き、アメノウズメが踊りを捧げ、その楽しい祭の雰囲気に誘われてアマテラスが天の岩屋戸から姿を現し世界が再び明るくなるところで幕となります。そのアマテラス再登場の場面ですが、舞台中央に一筋の光の筋ができます。その光にとても癒されました。単なる照明の操作というのではなく、本当にその先に希望があるような、世界が再生したことを象徴していたように感じました。
アメノウズメは元タカラヅカの愛音羽麗さんでした。タカラヅカの方ですので、踊りの技術も表現力もちゃんと備えていらっしゃいます。安心して見ていられました。男役さんだったそうですが、玉ちゃんと並ぶと、やはりそこは玉ちゃんは男性ですので、華奢で可愛らしい女優さんでした。「古事記」では裸で踊ったとなっているそうで、そのせいか、かなりセクシーなお衣裳でしたが、もちろんスタイルが良いので、全くNo problemです。
この日はカーテンコールは数回ありました。通常の南座の舞台と違って、張り出し舞台があったので、お客さんが前に出でこないように南座の係の人が舞台前で待機していました。でも、そんなマナー違反の人はいなくて、お行儀よく皆さん拍手していました。まあ「もしも…」の時のためなんでしょう。ちょっといつもと違う光景でした。
この日のお弁当は、時間がなかったので、京阪四条駅の中の志津屋のカルネとクリームパンでした。カルネってTVのケンミンショーでも取り上げられたことがあるそうです。
前々から再三再四書いておりますが、鼓童が苦手なワタクシ。太鼓はOKなんですが、どうもあのマッチョがだめです。さらにそのマッチョさを強調する、少しナルシスト?が入ったようなパフォーマンスがねぇ、何か妙に冷静に見てしまいます。
玉ちゃんはもちろん、アマテラスさまです。↑ポスターのとおり、それはまあ美しい神様でございます。オレンジの布ですが、桔梗さんのブログでいろいろとお聞きしておりましたが、ウワサどおりと言いますか、想像以上と言いますか、とにかくすごかったです。おそらく身長の何倍かある大きな布だと思うんですが、からむことなく、よれることなく、踏むことなく、文字通り「ふわり」とたなびくんです。最初、舞台の前から風でも送っているのかしらと思ったんですが、それはなかったです。で、止まると百点満点のドレープを描いています。玉ちゃんと鼓童の黒子さんのフォーメーションの賜物ですね。幻想的な照明と相俟って、この世ではない「天上の高天の原」でした。台詞は一言もありませんが、表情や動きで全てを表現なさいます。スサノオの乱暴狼藉に対しては本当に悲しそうで、ちょっとスサノオに意見してやろうかしらと思ってしまいました。
第1幕はアマテラスが天の岩屋戸に隠れたところで終わり、第2幕は真っ暗になった世界から始まります。八百万の神様が集まって、アマテラスを慰める祭を開き、アメノウズメが踊りを捧げ、その楽しい祭の雰囲気に誘われてアマテラスが天の岩屋戸から姿を現し世界が再び明るくなるところで幕となります。そのアマテラス再登場の場面ですが、舞台中央に一筋の光の筋ができます。その光にとても癒されました。単なる照明の操作というのではなく、本当にその先に希望があるような、世界が再生したことを象徴していたように感じました。
アメノウズメは元タカラヅカの愛音羽麗さんでした。タカラヅカの方ですので、踊りの技術も表現力もちゃんと備えていらっしゃいます。安心して見ていられました。男役さんだったそうですが、玉ちゃんと並ぶと、やはりそこは玉ちゃんは男性ですので、華奢で可愛らしい女優さんでした。「古事記」では裸で踊ったとなっているそうで、そのせいか、かなりセクシーなお衣裳でしたが、もちろんスタイルが良いので、全くNo problemです。
この日はカーテンコールは数回ありました。通常の南座の舞台と違って、張り出し舞台があったので、お客さんが前に出でこないように南座の係の人が舞台前で待機していました。でも、そんなマナー違反の人はいなくて、お行儀よく皆さん拍手していました。まあ「もしも…」の時のためなんでしょう。ちょっといつもと違う光景でした。
この日のお弁当は、時間がなかったので、京阪四条駅の中の志津屋のカルネとクリームパンでした。カルネってTVのケンミンショーでも取り上げられたことがあるそうです。
10月の京都、行きたかったな-、、、でもおとらさんの
お話で行った気分になれました、パブリックシアター
では2列目で最後は立ち上がって見てしまいました、
玉様がなぜか?右の手のひらを客席の方に向けて
ストップのような仕草、通路を見ると、一人のおばさんが中腰で固まっていました、現実的なおばちゃんでさえ舞台に駆け寄りたくなる魅力的な玉様なのですね、歌舞伎の玉様が早く見たいです、
おとらさまの記事を読んで 鮮明に思い出し、再び1人で感動してます!
休憩が終わると、玉さまの衣装と同柄のトートバッグを買われてる方が多かったです(^^)
鼓童のファンの人も多かったみたいで、私の前の4人組のおばさまは 後半とにかく手を振りまくるのでちょっと困りました。
まあ、玉さまが出てなかったのでよかったですけど(-。-;
また大歌舞伎の玉さまを見たいですね。
鼓童の公演を見に行くと、いつもの歌舞伎公演とは少し客層が変わります。
今、開催中のこんぴらも盛況みたいです。
そうそう、和楽12月号を買って読まれましたか?
全然勉強になります。
玉三郎さんの写真がカッコいいですし
玉三郎さんの振る舞いが良いし品の良いタイプだと思います。
先輩や年長者を敬ったり戸をバタンと閉めないし
物や人を丁寧に扱うし
人に優しいし話し方がゆっくりだから。
大御所有名人と比べても仕方ないですが
私は玉三郎さんの足元に及びません。(>_<)
戸の閉め方はがさつだし、話し方がゆっくりじゃないから。
和楽はまだ見ていません。結構、コンスタントに玉さま登場されていますよね。「品」は一朝一夕で身につくものではありません。もちろん、生まれながらというのもあるんでしょうけれど、日々の努力も大切です。とりあえず、戸を静かに閉めるというあたりから努力したいと思います。