福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

韓国映画と電話詐欺

2023年08月31日 |  〇映画・映画音楽
거미줄   「蜘蛛の巣-ワニとワニチドリ」 〇----
(1904)



2023年に公開されたインディーズ系のドラマ映画。

成功を夢見てソウルに上京した1人の青年が、中年女性率いる電話詐欺
グループに加わり、最後に破滅するまでの物語。


△詐欺の成功を喜ぶ、末端の従業員2人

ブログ主の趣向には合わない映画だったが、例によって韓国語の聞き取り
学習と割り切り、何とか最後まで鑑賞した。

ちなみに、電話詐欺のことを韓国では、一般に「보이스피싱」と呼んで
いる。英語(voice fishing)由来の外来語だ。


(終わり)

必殺技はタバコの火

2023年08月30日 |  〇映画・映画音楽
그날 밤 갑자기  「その日の夜、突然」 〇〇〇--
(1903)



2016年に公開された短編のドタバタ・ハードアクション。白黒映画。


△火のついたタバコで強姦魔の目を突く女

深夜の鄙びた歓楽街。連続強姦殺人魔の凶悪男が、ある居酒屋の店内で
3人組の女子大生に目をつける。彼女らはテコンドー部員。やがて、3人は
男とトラブルになり、激しい格闘を繰り広げることになるが、最後には
3人とも強く殴られ気を失ってしまう。

そして、男が1人の女子大生を選び、犯そうとした瞬間、それまで店の
隅にうずくまり、身を潜めていた中年の女店主が姿を現し、いきなり
男に残酷な制裁を加え始め、命を奪う。

ナンセンスで過激なドタバタアクションではあったが、物語の展開には、
すっかり引き込まれてしまった。


(終わり)

越語独学者の落とし穴

2023年08月29日 |   〇中・露・越語
一念発起、この夏からベトナム語を学び始めたブログ主。目下、初級者
向けのテキストを使った基礎固めの学習を、1人で陰気に進めている
ところだ。

ベトナム語では単語の最後に来る「k」を「p」と発音する場合もある
ことに気づき、ベトナム語の学習も決して平坦なものではないことを
痛感させられたのが、つい先日のことだった(※関連記事)。

あらためて強調するようなことでもないが、決して子音を軽視しては
いけない。私たちが当たり前のように使っている日本語だって、ちっちゃな
「っ」がどれほど大きな役割を果たしているか考えてみると、よくわかる。

ところで、今回はベトナム語の子音「ng」の話だ。

ベトナム語では単語の最後に来る、この「ng」を「m」と発音する
場合がある。「k」の場合と同じく、これにも、ちゃんと法則があるので、
それをきちっと学び、努力さえすれば、ベトナム人の発音に近づける
ことは十分に可能だ。

しかし、現在、ブログ主が使っている初級のベトナム語テキストでは、
そのことをちゃんと教えてくれない。

例えば、ベトナム語で「会社」を意味する、漢越語の「公司」。

この単語のベトナム語発音を強いてカタカナで書くとするなら、
「コム ティー」と書くのが適切なところに、堂々と「コン ティー」と
フリガナが振ってある。


△「コン ティー」ではなく「コム ティー」が適切

このテキストでは2種類の「ng」を区別することなく、全ての「ng」に
「ン」のフリガナを振っているのだ。

さらに、韓国のネイバーが提供しているベトナム語辞典でさえも、この
「ng」の読み方については、ブログ主が確認した限り、全ての単語で
スペル通りの「ㅇ」(ング)を当てている。


△「꽁띠」ではなく「꼼 띠」が適切(ネイバー越韓辞典

こと発音に関しては、ネイバーのベトナム語辞典も、正確さに欠けて
いる、ということだ。

おそらく、ベトナム語に限らず、外国語の独学者には、いたるところに
落とし穴が待ち受けている。

ベトナム語を独学し始めたブログ主の場合、本来、信頼すべきテキスト
(日本人向け)や辞典(韓国人向け)でさえもが、学習者が落とし穴に
落ちるように、むしろ仕向けている。

とんでもない話である。

外国語学習では、初期の段階で発音におかしなクセがつくと、後々、
修正するのに、本来不必要な努力が必要になってくる。外国語の独学者に
とって、初期ほど重要な時期はない。反面教師としての「落とし穴」の
存在に神経をとがらせながら、それを避ける努力をするしかないのだ。

さいわい、現代はIT化の時代。インターネットさえ活用できれば、大概の
外国語で、いくらでもネイティブの正確な発音に接することができる。

ある意味、時代は独学者を応援してくれているのだ。

後は、どこに隠れているかわからない「落とし穴」に用心しながら、
コツコツ学び続けて行くしかないだろう。


(終わり)

韓国映画と若者言葉

2023年08月28日 |  〇映画・映画音楽
로맨스 바이 로맨스  「ロマンス バイ ロマンス」 〇----
(1902)



2023年に公開されたインディーズ系のラブコメディ。


△漢江沿いの遊歩道で結ばれた2人

一時は三角関係に悩んだ女性主人公が、最後に真実の愛にたどり着く
物語。彼女が選んだのは運命の美男子ではなく、気兼ねなく何でも
言いたいことを言い合ってきた古くからの「남사친」だった。

「남사친」とは「남자+사람+친구」の頭文字を取って作られた
若者言葉で、「恋愛関係にない男の友だち」くらいを意味している。
これに対応する言葉として女性の友人を指す「여사친」もある。

また一つ、映画を通じて、どうでもいい若者言葉を学んでしまった。


(終わり)

こじつけのカメラ記事

2023年08月27日 | 【情報通信関連】
■TIPA, 월드 어워드 2023 수상 광학기기 발표
TIPA「ワールドアワード 2023」受賞光学機器を発表
(ZDNET Korea 2023年4月28日)

니콘 Z30·소니 ZV-E1·캐논 EOS R8 등 선정
ニコンZ30・ソニーZV-E1・キャノンEOS R8など選定



-本文省略- ※TIPA=Technical Image Press Association

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2023年8月、ブログ主のカメラ買い替えを記念し、韓国の業界メディアの
関連記事を、こじつけで翻訳練習。

早ければ、この冬(12月末)、新しいカメラたちがプサンデビューする
ことになる。

何とか実現させたいものである。


(終わり)

カメラ趣味の終着点

2023年08月26日 | 【情報通信関連】
■니콘, 풀프레임 미러리스 Z6 Ⅱ등 EISA 어워드 수상
ニコン、フルサイズミラーレス機 Z6Ⅱなど、EISAアワード受賞
(ZDNET Korea 2021年8月17日)

'베스트 바이 카메라 상'에 Z5 선정, 렌즈 2종도 수상
「ベスト・バイ・カメラ賞」にZ5、レンズ2製品も受賞



ー本文省略ー

※EISA...유럽 영상음향전문가협회 / 欧州映像・音響協会

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その昔、プサンの街をもっと綺麗に撮りたい、という気持ちが心の中に
芽生えたことが、ブログ主のカメラ趣味のはじまりだった。

それ以降、様々な遍歴はあったが、この夏、ブログ主のカメラ趣味の
終着点をニコンのZシリーズに決めた。

ニコンのDシリーズを含む手持ちのカメラとレンズを全て売り払い、
新しくニコンZシリーズ(ミラーレス)の2機種を購入した。Z6Ⅱ
(フルサイズ)とZ30(aps-c)の2機種だ。

ブログ主の懐事情から、いずれも中古品の購入にはなったが、現行機種
なので、ブログ主として大きな覚悟のいる出費であることに変わりは
なかった。

家族には、もちろん秘密である。幸い(?)、カメラに関心のある家族が
1人もいないので、ほぼ間違いなく、誰も気が付かないことだろう。

今後は、どんどん便利になるスマホカメラ(現在はPixel 7)とニコンの
2機種の合計3台を使いこなしながら、プサンの街や食べ物、そして菜園や
野菜たちの写真を撮って行きたいと考えている。

ブログ主の目は衰えて行く一方だが、この3台なら、無理して小さな
ファインダーを覗き込んで撮影する必要もない。そもそもスマホと
z30には、はじめからファインダーがない。大きなモニターを見ながら
快適に撮影できるようになっているのだ。



(終わり)

同性愛者の孤独と悲哀

2023年08月25日 |  〇映画・映画音楽
백야   「白夜」  〇〇〇〇-
(1901)



2012年に公開されたインディーズ系の社会派青春映画。

同性愛者を狙ったヘイト犯罪に巻き込まれた上に、韓国から追われる
ようにドイツに渡った男が、2年ぶりに一夜だけの予定でソウルを訪れる。
出所した加害者に、報復することが目的だった。彼は、ネットで
知り合った、同じく同性愛者の韓国人青年と、濃密で起伏に富んだ
一夜を、ともに過ごすことになる。


△ドイツの航空会社で乗務員をしている男(右)とソウルで宅配をしている男(左)

ブログ主とは性的指向の異なる男たちの物語ではあったが、2つの
孤独な魂がぶつかり、そして惹かれ合い、最後に重なっていく物語の
展開には、すっかり引き込まれてしまった。


(終わり)

韓国語「耳」の大活躍

2023年08月23日 |   〇中・露・越語
先日、当ブログに書いたベトナム語の末子音「c」の謎が、1日もたたない
うちに、実にあっけなく解けてしまった。

そのきっかけは、現在、使っているベトナム語のテキストの中にあった。
灯台下暗し、とは、正にこのことか。

今一度、きちんとテキストを読み返した結果、末子音「c」(=k)の
発音には、ちゃんと法則的例外が存在していることがわかったのだ。


△「ゼロから1人でベトナム語」(あさ出版)<子音>p29より

ただし、テキストの説明に致命的な問題があることも、同時に気づか
された。

まず、外には出さず喉で止めるc(=k)の音を「唇を閉じながら」発音し、
「最後に口を閉じる」という奇怪な説明。どう考えても、無理があり
過ぎはしないだろうか?この説明で、筆者は、一体、どんな音を出せと
いうのか?

そして、きわめつけは、直前の母音との関係によって例外的な発音に
なることを示唆しておきながら、カタカナによるフリガナは原則的な
発音と全く同じ「ク」。厳しい書き方をすれば、筆者のベトナム語力
そのものが疑われても仕方がない。

ブログ主の理解では、「c」の例外的な発音は、同じページの上に
ある「p」、つまり、フリガナなら「プ」(ただし、息は外に出さない)
とするのが適当だろう。ハングルなら「ㅂ」パッチムの音だ。

とにもかくにも、子音にうるさい(?)韓国語に鍛えられた「耳」の
おかげで、今回、ベトナム語の末子音「c」の謎を知り、何とか、その
謎を解くことができた、と言えよう。

正直、ベトナム語の学習に、韓国語「耳」が役に立つとは、思っても
みなかった展開である。




<追記>

後の学習の結果、ベトナム語の末子音のうち、直前の母音の影響で発音が
変わるのは、「c」(pに変化)と「ng」(mに変化)の2つであることが
わかった。


(終わり)

越韓辞典が強い味方

2023年08月22日 |   〇中・露・越語
何の自慢にもならない話だが、日本語ではともに「シャー」と表記する
しかないロシア文字の「Ш」と「Щ」について、ブログ主が両者の
違いを明確に理解するまでに約5年を要した。(カギは反り舌音か否か
にあった。)

独学者が、時に非常に非効率的な学習を強いられる、一つの例だろう。

実は、この夏から独学を始めたベトナム語でも、早くも独学者の壁に
ぶつかってしまった。今のブログ主には全く理解ができない、実に
不可解な難問だ。

それは、例えば「学」という漢字に由来するベトナム語の発音。この
言葉自体は、「勉強する」という意味を持つ、基本中の基本となる語彙だ。

この「学」という言葉を、ベトナム語の文字表記に則り、原則通りに
発音すれば、「hok」(※便宜的なアルファベット表記。以下同様。)
となる。


△「ゼロから1人でベトナム語」(あさ出版)より

現在、ブログ主が使っているテキストでも、カタカナで「ホック」と
ルビが振ってある。

ところが、である。

ブログ主が、テキスト付属の音声データ(ネイティブの発音)を何度、
再生し聞き返してみても、全く「hok」には聞こえないのだ。

ブログ主の耳に聞こえてくる音は、どう聞いても「hop」。(少しわかり
にくいが、参考までにGoogle 翻訳の音声をリンクしておく。)

ところで、先日、この問題と関連して、ブログ主はおもしろい発見をした。


△便宜的な表記ではあるものの、はっきりと「홉/hop」の文字が見える

韓国のネイバーが提供しているベトナム語辞典では、「学」の発音を、
ハングルではっきりと「홉」(hop)と表記しているではないか。

一般に、韓国語は語末の子音(韓国語では「パッチム」)の発音を厳格に
区別している。

その韓国のベトナム語辞書が(今のところ1冊だけとは言え)、ブログ主の
耳の正しさを証明してくれたことは、実に心強いことである。

ただし、それでも、「学」を始め、いくつかの単語の語末子音の発音が
原則からずれている理由まではわからない。

ネットで関連サイトをいろいろと検索してはいるが、いまだに、その疑問を
解消してくれる明快な説明には出会えていない。

と言うより、文字(特に語末の子音)と実際の発音の間にズレが存在する
ことについて触れたサイトさえ見つけ切れていないのが実情だ。この夏、
ベトナム語の学習を始めて間もないブログ主でさえ、すでにいくつかの
単語で文字と発音がずれている事例にぶつかっているというのに・・。
何とも、もどかしい限りである。

あるいは、この問題には、それぞれにかなり異なる北部(一般的に
ベトナム語と呼ばれている方言)、中部、南部の3方言が公的に並存して
いる、ベトナム語に特有の事情が関わっているのかもしれない。

いずれにしろ、かつてロシア語学習で経験した例のように、いつの日にか、
この不可解な疑問をきれいに解消できる日が来ることを信じて、粘り強く、
かつ陰気にベトナム語の学習を続けて行くしかなさそうだ。


(終わり)

弾けた不動産バブル

2023年08月21日 |  ┣銀幕のチャジャン
드림팰리스  「ドリーム・パレス」 〇〇〇--
(1900)



2023年に公開されたインディーズ系の社会派映画。

主人公の中年女性は夫を労働災害(工場火災)で失い、高校生の1人
息子と暮らしている。彼女と息子は、会社側に火災の原因究明を求め
活動する被害者遺族のグループに属していたが、母親は息子の気持ちを
無視し、会社側と和解し、補償金を受け取る。


△マンション群の名称が「ドリーム・パレス」

そして、そのお金を使い新築のマンションを購入し、新しい生活を
始めたはずだった。ところが、今度は分譲で売れ残ったマンションの
価格が暴落する。入居者たちは自分たちのマンションの価値を守ろうと
グループを結成し、割引価格での販売に反対し、安値でマンションを
購入し、入居しようとする新入居者の引っ越しを、実力で阻止する
バリケード闘争まで始める。


△マンションの入口で新規入居者の引っ越しを妨害

主人公は、成り行きから、全く性格の異なる2つの集団運動にかかわって
行くが、紆余曲折の末、葛藤を抱えたまま、結局は、2つとも活動から
離れて行く。

何が主張したいのか、よくわからない部分もあったが、物語の展開には、
そこそこ引き込まれてしまった。

なお、この映画では、久しぶりに(?)ブログ主こだわりのチャジャン麺
(韓国式ジャージャー麺)を目をすることができた。


△チャジャン麺にはラップではなく、なぜかプラスティックのキャップ

主人公が仲の良い年下の友人とビリヤード場で遊び、途中で出前の
中華を食べるシーンだった。


△主人公はチャジャン麺、友人はチャンポン

どんなジャンルの韓国映画でも、チャジャン麺が登場するだけで、その
映画に親近感ばかりか好感まで持ってしまうようになっている、最近の
ブログ主である。

(終わり)

ある訪問介護士の破滅

2023年08月18日 |  〇映画・映画音楽
비닐하우스 「ビニールハウス」 〇〇〇--
(1899)



2023年に公開されたインディーズ系の犯罪ドラマ。

主人公は訪問介護士の中年女性。彼女は、一刻も早くビニールハウス
暮らしから抜け出し、普通の住宅で1人息子と同居することを夢み、
一日一日をもがくように生きている。


△主人公が暮らすビニールハウス住宅

そんな彼女の切実な願いと懸命な努力にもかかわらず、皮肉で残酷な
運命が彼女を飲み込んでしまい、結局、彼女を破滅させていく。

全く救いのない、切ない映画だった。

(終わり)

今どきの外国語学習

2023年08月16日 |   〇中・露・越語

△ブログ主が購入した最初のベトナム語テキスト

この夏、一念発起、新しくベトナム語の学習を始めたブログ主。


△音声CD以外にも、ネットを通じて音声データがダウンロードできる

せっかくならと、今どきの外国語学習法を存分に活用させてもらう
ことにした。

ネイティブによる発音の音声データを、テキストの説明を参考に、
自宅のパソコンと自分のスマホにダウンロードさせてもらった。


△スマホにもダウンロードした音声データ

自家用車のカーステでは付属のCDを聞き流し。それに加えて、スマホや
パソコンにダウンロードした音声を、随時、再生させながらテキストで
学習。


△ネイティブの音声を何度でも繰り返し聴ける

これなら本当に「ゼロから1人で」、様々な外国語を効果的に独学
できそうだ。

後は、どれだけ強い意志を持って粘り強く孤独な学習を継続して
いけるかにかかっている。

陰気に徹するしかない。

これは、外国語学習に限らず、どんな学習でもいっしょだろう。


(終わり)

カメリアのトイレで

2023年08月16日 |   ┣ニューかめりあ

△日本ではあまり見かけない形態の韓国製トイレットペーパー

2023年7月末、韓国のプサン港から日本の博多港へと向かう国際フェリー、
ニューかめりあ号の船内。

あの夜、スマホの無音カメラでトイレ内を撮影した写真があったことに、
8月も中旬になって気が付いた。


△トイレットペーパーホルダーには「ユハン(柳韓)キムバリー」の社名

かめりあ号のトイレでは、トイレットペーパーやペーパーホルダーは、
韓国製(正確にはホルダーは韓米合弁企業)。


△洗浄便座はイナックス製

洗浄便座は日本のイナックス製。


△トイレ使用法は日本式

そして、肝心のトイレの使用法(トイレットペーパーの処理方法)に
ついては日本式。

実にくだらない観察ではあるが、スマホから写真をただ削除してしまう
のも、もったいない気がしたので、こうして記録しておくことにした。


(終わり)

人生最後の外国語は越語

2023年08月13日 |   〇中・露・越語

△ブログ主の最初のベトナム語テキスト

結局、ベトナム語の最初のテキストは、プサンではなく福岡の地元で
購入することになった。

末っ子(大学4年生)につき合って、地元の大型書店に立ち寄った折りに、
語学テキストのコーナーを覗いてみた。そして、その時、手にした1冊の
本の「プロローグ」の部分に関心を引かれたのだ。


△ベトナム語の漢字語は「漢越語」

ブログ主は何もベトナム語を極めようと考えているわけでもなければ、
かと言ってベトナム旅行を楽しむために簡単なベトナム語の知識を身に
着けたい、などと考えているわけでもない。

ブログ主の中で膨らんできているのは、昨今、自分の住む町や故郷の
農村(ともに福岡県内)においても急増している在日ベトナム人に
対する興味。

それに加えて、ブログ主は以前から、日本や韓国と同じく漢字文化圏に
属しているベトナムの言語について、比較文化論的な観点から関心を
持ってきた。(※関連ブログ記事

この本の「プロローグ」の中で解説されていた「漢越語」なる未知の
用語が、そういうブログ主の興味・関心をピタッと突いてきたのである。


△韓国語や中国語同様、ベトナム語でも漢字の知識が役に立つ

ブログ主は、韓国語のテキストを使ったベトナム語学習へのこだわりを
一旦、引っ込め、漢字と言う日越共通の文化にきちっと目配りをした、
このテキスト(およびCD)を使いベトナム語学習をスタートさせる
ことに決めた。

一般的に漢字が軽視されている韓国の文化的状況の中で、ベトナム語の
初級テキストの中でだけは、例外的にベトナム語と漢字の関りが重視
されているとは考えにくい。韓国語のテキストを通じたベトナム語学習は、
もう少し先の楽しみとして取っておけばよいのだ。

とにもかくにも、ブログ主が目標とするのは、初級レベルのベトナム語の
習得。

ベトナム語は、ほぼ間違いなく、ブログ主が挑戦する人生最後の外国語に
なる。韓国語、そして中国語やロシア語同様、決して先を急ぐことなく、
のんびりと楽しみながら、末永く付き合い続けて行きたいものである。


(終わり)

ミニ韓国冷麺に感動

2023年08月12日 | 【日常の韓国】

△焼肉にうるさいブログ主も認めた、某食べ放題系焼肉チェーン店

盆前の土曜日午後、長女を除くブログ主家族4人は、北九州市内の
某焼肉食べ放題チェーン店を訪れた。

食べ放題系を敬遠するブログ主に対して、今回は末っ子が厳しく注文を
つけてきた。家族で気持ちよく、いっしょに食事したいのなら、食べる
前はもちろん、食べた後も、一切、否定的なコメントをするな、という
のだ。その要求が飲めないのなら、いっしょに行かないと。


△白菜キムチとオイ(キュウリ)キムチ

背後に出費を抑えたい妻の存在があることはわかっていた。ブログ主は、
末っ子と妻に約束し、晴れて家族の食事に参加することができた。


△おこげもしっかり楽しめた石焼ビビンバ

実際、食べてみると、今回の焼肉店のお肉は、食べ放題系の中では最も
ブログ主の口に合っていたようで、(そこそこ)おいしいと感じることが
できた。


△本格的なミニ冷麺には小さな感動さえ覚えた

石焼ビビンバや冷麺などの韓国料理も、ミニタイプながら本格的で、
非常に好感が持てた。

(終わり)