福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

水晶洞と海の間

2024年01月02日 |  ┣草梁の周辺


2023年冬のプサン訪問でも、水晶洞と海の間に林立する高層マンション群の
写真を撮った。



まさに、海と町とを隔てる巨大な「壁」である。

次回のプサン訪問では、最近、草梁洞に出現した、こうした高層ビルの
1棟に足を踏み入れる計画である。


(終わり)

23年暮れの水晶洞

2024年01月02日 |  ┣草梁の周辺


2023年冬のプサン訪問でも、草梁洞の東隣、水晶洞に足を運んだ。



高台にはランドマークのようにそびえ立つ高層マンション団地と、その
右手(南側)に佐川洞の釜山倭城跡地(チュンサン公園)が見える。



水晶洞については、これまで、草梁洞側の傾斜地を中心に何度か散策した
ことがあるが、まだまだ足を踏み入れていない地区が多い。


△草梁168階段にも似た水晶洞の急階段

今回、初めて写真に収めてきた名前も知らない急階段もしかり、だ。

さっそく、次回のプサン訪問時にでも、この階段を下ってみたいと
考えている。新しい発見があるかもしれない・・。


(終わり)

アンチャン追想

2024年01月01日 |  ┣草梁の周辺


2023年冬のプサン訪問では、プサン市東区凡一洞のアンチャンマウルを
初めて訪ねた。



過去、このアンチャン・マウルで長らく奉仕活動を行ったカトリックの
修道女、マザー・ルミネの記念館を見学することが目的だった。



結局、現状、記念館は空っぽで見学するような資料や写真は全くなかった。



それでも、このマウルをいろいろと散策できたことは収穫だった。



廃屋の目立つ、寂しいマウルだった。



今後、この街がどういう風に変化していくのか?



ブログ主が韓国経験の基点にしている草梁洞とは同じプサン市の東区に
あるマウルで、一時期、妻の次兄家族が凡一洞に住んでいたこともある。



このマウルについて、関心だけは持ち続けて行きたいものだ。


(終わり)

初めて気づいた修道院

2023年12月31日 |  ┣草梁の周辺


プサンの草梁洞にカトリック教会があることはよく知っていたブログ主
ではあるが、西隣のヨンジュ洞の高台にカトリック系の女性修道院がある
ことは、2023年冬のプサン訪問で初めて知った。



韓国語による名称は「삼위일체 수녀원(三位一体 修女院)」。

2023年冬のプサン訪問でも、1度、ある場所で修道女の姿を見かけた記憶が
ある。プサンで修道女の姿を見かけることは、決して珍しいことではない。


(終わり)

23年のヨンジュ洞散策

2023年12月31日 |  ┣草梁の周辺

△「歴史のジオラマ展望台」からの眺め

2023年冬のプサン訪問では、久しぶりにチョリャン(草梁)洞の西隣、
ヨンジュ(瀛州)洞を歩いた。


△ヨンジュ洞の住宅街

ヨンジュ洞の傾斜部で新しく試験運行を始めた傾斜型エレベーターに
乗ることが目的だった。


△写真中央付近にエレベーターが小さく見える

ブログ主は草梁洞の高台(山腹道路)から、ヨンジュ洞に足を踏み入れた。


△エレベーターは長く続く階段最上部の一部区間

そして、まず「歴史のジオラマ展望台」に立ち寄り、自分が目指す地点、
つまり傾斜型エレベーターの頂上を肉眼で確認した。

ソウルから来た高校生ペア(カップル?)がドローンを使い空撮している
現場を目撃した、あの場所だ。


△「ヨンジュ・ハヌルヌン(空の目)展望台」

その後、山腹道路を歩く途中、今度は「ヨンジュ・ハヌルヌン展望台」に
立ち寄り、しばし休憩。


△写真左端中央付近の展望台に高校生の人影が微かに写り込んでいる

プサン港の眺望を楽しみながら、「歴史のジオラマ展望台」の高校生
たちの点のような姿を微笑ましい気持ちで確認したりもした。

(終わり)

名前だけの記念館

2023年12月26日 |  ┣草梁の周辺

△プサン市東区凡一洞アンチャンマウル

2023年冬のプサン訪問では、市内バスとコミュニティバスを乗り継ぎ、
初めて東区凡一洞のアンチャンマウルを訪れた。


△プサン市東区凡一洞アンチャンマウル

マザー・ルミネ記念館を見学するためだ。

マザー・ルミネとは、過去長らく、マウルに暮らしながら児童教育に献身
したドイツ出身のカトリック修道女のこと。

ところが、いざマウルを訪ねてみると、記念館がなかなか見つからない。
下調べはしていたが、思っていた以上にマウルが広かった。


△アンチャンマウルを完全に下りきった街

結局、記念館を見つけきれないまま、気がつけば、いつの間にか完全に
マウルを下ってしまっていた。

途方に暮れたブログ主は、タクシーに助けを求めることにし、マウルの
下の街でタクシーを拾い、再び、マウルへ上った。

その年配のタクシーの運転手も記念館のことを知らなかったが、近くで
聞けばわかるだろう、とマウルまで上って行ってくれた。


△運転手が道端に車を止め、通行人に尋ねてくれたのだが・・

ところが、運転手が2度もタクシーを止め、住民に尋ねてくれたが、知る
人がいなかった。



ついには車で上れるところまで上って、タクシーをUターンさせ、3度目の
停車だ。

そこで、記念館を見つけたのはブログ主だった。事前の下調べで確認
していた建物の画像がイメージとして残っていたのだ。

建物には、小さいながらもはっきりと「루미네 수녀 기념관」の文字。
間違いない。



運転手さんは、基本料金(4800ウォン)だけくれ、と言ってくれたが、
5000ウォン札を渡し、御つりはもらわなかった。

これには、1万ウォン札を渡した方がよかったかもしれないと、ちょっと
後悔している。


△道を挟んで記念館の向かい側には豚カルビの店

ただし、肝心の記念館には驚かされた。というより、完全に肩透かしを
くらってしまった。


△タクシーの窓から撮ったアンチャンマウルの路地

「記念館」とは単なる建物の名称に過ぎず、窓からのぞくと、建物の中は
空っぽで、出入り口のドアもカギがかけられたままだった。

つまり、現状、見学するような展示物など全くなかったのである。

とりあえず今回は、そうしたことを実際にこの目で確認できただけでも、
訪れた意味はあったと考えたいところだ。


(終わり)

建替え前のアパート

2023年12月25日 |  ┣草梁の周辺

△映画にでも出て来そうな古いアパート

2023年冬のプサン訪問で、中区のヨンジュ洞を歩いていた時のこと。


△建て替えに向けた手続きが進んでいる

映画のロケ地にでもなりそうな、独特の風情を醸し出している、古い
アパートを目にした。



横断幕を読む限り、周辺一帯の古いアパート群が、全て建替え(再建築)に
なるようだ。


(終わり)

プサンで見たドローン

2023年12月24日 |  ┣草梁の周辺

△高校生2人組によるドローン空撮を見物

2023年冬のプサン訪問では、草梁洞のお隣、ヨンジュ洞の高台で珍しい
高校生の2人組に出会った。


△ヨンジュ洞の撮影に飛び立ったドローン

聞くと、ソウルの高校で写真や映像の勉強をしているという男女の
カップルだった。


△すぐにドローンを見失う

ドローンや撮影機材の一切は、学校から貸し出されたもので、目下、
個人的に映像データの収集をしている最中だとのことだった。


△ドローンを探すが見つからない

恋人同士なのかどうか、余計なことが気になってしかたがなかったが、
その件については、さすがに質問は控えた。


△ドローン発見!写真上部に小さな点がある。それがドローン。

2人には、ぜひ、韓国の映画(映像?)産業を支える人材に育って行って
ほしいものだと思いながら、その場を後にした。

(終わり)

再びの釜山倭城

2023年08月04日 |  ┣草梁の周辺

△釜山倭城跡

2023年夏のプサン訪問では、東区佐川洞の釜山倭城跡を再訪問した。


△チュンサン公園展望台

現在は、チュンサン(甑山)公園と呼ばれている公園内の所々に、
文禄・慶長の役毛利輝元が築いたとされる城の石垣が残されている。


△釜山港大橋と影島が見える

ただ、ブログ主がここを訪れた目的は歴史探訪にあったわけではなく、
ここから見えるプサン湾の眺望にあった。


△かすむ影島

特に水晶洞や草梁洞の湾岸エリアの景観が見たかった。


△釜山港国際ターミナルとプサン駅が写った画像

残念ながら、この日もプサン湾を覆う空気は、良好とまでは言えない
状態で、見える景色も、ぼんやりかすんでいた。

それでも、釜山港国際ターミナルやプサン駅は確認できたので、公園を
訪れたかいはあった。


(終わり)

老朽アパートに萌え

2023年08月04日 |  ┣草梁の周辺


2023年夏のプサン訪問では、佐川洞の釜山倭城跡(チュンサン公園)を
再訪した。



その折、公園に隣接した敷地に建っている、古いアパート団地に関心を
引かれた。



映画のロケ地になってもおかしくない、実に趣(おもむき)のある
たたずまいをしている。



ただ、すでに空き家らしき部屋もポツポツ目に付く。



いつ建て替えになってもおかしくない状態にはあるようだ。



さすがに、廊下の中にまで足を踏み入れる蛮勇(?)はなかったが、
周辺を回りながら数枚の写真を撮らせてもらった。



感謝の意味を込め、アパートの住人たちの健康と幸福を祈らせてもらった。


(終わり)

釜山で無音カメラ

2020年01月01日 |  ┣草梁の周辺


△水晶洞の山腹道路を走るバスの中で

2019年冬のプサン訪問でも、かなりのシーンで
スマホの無音カメラを使った。


△水晶洞(バスの車窓から)

目にする光景や景色をさりげなく切り取るには、
スマホの無音カメラが、実に便利だ。


△水晶洞(バスの車窓から)

まわりの人に警戒感や不快感を与えずにすむ。



(終わり)


19冬と釜山の気候

2020年01月01日 |  ┣草梁の周辺

2019年12月末、「ヲタク」が訪れたプサンは、そんなに
寒くはなかった。

しかし、「ヲタク」の住む福岡とは明らかに気候が
違っていることは、体感していた。



その証拠に、少し高台にある中央公園の歩道では、
路面がしっかり凍結していた。


(終わり)


佐川洞の巨大マンション

2019年12月31日 |  ┣草梁の周辺

2019年冬のプサン訪問では、東区佐川洞の高台に
そびえ立つ高層マンションの威容も写真に収めた。



まるでお城である。

それにしても、プサンの高層マンション建築ラッシュは
すさまじい。


(終わり)


19冬、釜山らしい釜山

2019年12月31日 |  ┣草梁の周辺

2019年冬のプサン訪問でも、非常に多くの写真を
撮った。



その中で、もっとも釜山らしい写真を選ぶとしたら、
「ヲタク」はこの2枚を選ぶ。


△遠景に釜山タワーが小さく見える

2枚とも中区ヨンジュ(瀛州)洞の高台から眺めた
景色だ。

これまでも、同じような写真を紹介しているが、
何度でも紹介したくなるのが、このヨンジュ洞の
高台からの眺めだ。


(終わり)


水晶洞の発展と暴力

2019年12月30日 |  ┣草梁の周辺

2019年冬のプサン訪問では、いろいろと考え
させられる光景を目にした。


△草梁洞から水晶洞の高層マンション群を望む

これまでも、草梁洞から見て北隣の水晶洞に、
次々と高層マンションが建設されていたのは
知っていた。

ある意味、それは都市の発展である。


△海が見えなくなった水晶洞

しかし、久しぶりに水晶洞の山腹道路を歩いて見て、
「ヲタク」の印象は大きく変わった。


△街と海を隔てる「巨大な壁」のような高層マンション群

水晶洞の高台からも港が見えなくなるくらいに
林立した高層マンション群の威容は、壮観と言えば
壮観である。

大資本(財閥)の力を、あらためて見せつけられる
思いがした。

一方で、歴史ある港町の景観や眺望を、これほど
までに劇的に変えてしまったマンション建設は、
街に加えられた、ある種の暴力と言ってもよい
のではないだろうか?


△釜山港国際ターミナル(海側)から水晶洞方面を望む

少し極端な考え方かもしれないが、壁のような高層
マンション群を見て、真っ先に「ヲタク」の脳裏に
浮かんできた言葉が、この「暴力」だった。

「ヲタク」の妻の実家のある草梁洞も、やがては
水晶洞のように「発展」してしまうのであろうか?


(終わり)