奉重根とイチロー博文

３月９日、東京ドームで開催されたWBCアジアラウンド１、２位
決定戦で、韓国チームは日本チームを相手に１-０の劇的な
勝利を収めた。

アジアラウンドの１度目の対決で日本チームに７回コールド負け
という屈辱的な惨敗を喫していた韓国チームなだけに、この
第２戦は、それこそ韓国野球のプライドをかけた大事な一戦だった
はずだ。

多くの韓国民が見守る中、そうした大事な一戦に先発登板し、
見事な好投を見せたのが「奉重根」（ポン・ジュングン）投手だった。

韓国メディアの報道によれば、現在、韓国のネット上では、
イチローのバットを封じ込めた「奉重根」（ポン・ジュングン）投手を、
「安重根」（アン・ジュングン）にひっかけたパロディー画像が
大きな人気を呼んでいるという。

言うまでもなく、「安重根」とは日本の伊藤博文を狙撃し暗殺した
抗日運動家である。


△イチローを封じ込めた奉重根「義士」
（日刊スポーツ）

ネット上でのこうした「奉重根（ポン・ジュングン）義士」人気に
あやかろうと、奉投手の所属球団であるLGツインズは、何と
「３・９東京義挙」記念Tシャツまで発売する予定だという。


△奉重根Tシャツ（京郷新聞）

ただ、さすがにLG球団が発売する記念Tシャツでは、肖像権の
問題もあり、イチローの画像部分は黒く塗りつぶされている。

「たかがスポーツ、されどスポーツ」と言ったところか。

日韓関係と過去の歴史は、やはり、切っても切れない関係に
あるようだ。

このパロディに少しばかり笑わせてもらったお礼に（？）、関連
報道の一部を翻訳練習してみた。



△「オイッ！そこの中年ッ！」
「今夜のオマエは、何か様子が変だ」
「オレが非武装地帯の巣にもどっていた間に
何かがあったな・・・。オイッ！今日、何があったか正直に言ってみろッ！」
「え？夕方、スーパーの屋上駐車場を逆立ちして歩いてみました、だと？」
「なに？初めての経験だったのでちょっとドキドキしてしまいました、だと？」
「このヤロウ・・・。トンチンカンなことばかり言いやがって・・・
いつか痛い目に合わせてやるからなッ。おぼえとけッ！」

・・・・・・・・・・・・

■<WBC> 봉중근 "이치로 김뺀 항의는 연기였다"
<WBC> 奉重根、「イチローの気をそいだ抗議は演技だった」
（連合ニュース　３月１１日）

・'봉중근 의사 이치로 히로부미 저격(?)'
・奉重根（ポン・ジュングン）義士、イチロー博文狙撃（？）

지난 9일 WBC A조 예선 한국과 일본의 경기에서 눈부신
호투로 조 1위로 한국을 2라운드에 진출시킨 선발 봉중근과
이치로의 대결을 안중근 의사의 조선총독 이토 히로부미
저격으로 풍자한 '이치로 히로부미 저격(?)'이란 촌평이
네티즌 사이에서 화제다.
３月９日に行われたWBC１次ラウンドA組の韓国-日本戦で
見事な好投を見せ、韓国の１次ラウンド１位通過に大きな役割を
果たした先発投手の奉重根とイチローの対決を、安重根義士の
初代韓国統監・伊藤博文暗殺事件にひっかけた「イチロー博文
狙撃（？）」なるパロディ画像がネット上で話題を呼んでいる。

이런 네티즌들의 관심은 인터넷 사이트 디씨인사이드(dcinside)
야구 갤러리에서 안중근 의사의 위인전 표지를 봉중근으로
합성한 사진(오른쪽 사진)이 게시되면서 시작됐는데, 이를
네티즌들이 다른 사이트들로 옮겨 가면서 9일 한일전은
봉중근 의사에 의한 '3.9의거'로까지 추앙받고 있는 상태다.
話題のパロディ画像は、安重根義士の伝記本の表紙を奉重根
投手と合成した画像（上記写真右）だ。まず、インターネットサイト
「ディー・シー・インサイド（DCINSIDE）」の野球ギャラリーに
投稿され、その後、瞬く間にネット上に広まった。一部のネット
ユーザーらは、９日の韓日戦をポン・ジュングン義士による
「３・９義挙」とまで持ち上げている。

-画像説明部分のみ翻訳練習。本文省略-

（終わり）


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