福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

慰安婦サイトの苦悩

2007年03月18日 |   〇日韓関係

慰安婦問題に取り組む市民団体のホームページにまで売春斡旋の
ピンク広告が舞い込んでいるという。

「ヲタク」は、機械による無差別の投稿である可能性が高いと見て
いるが、もし、サイトの性格を知った上でなされている人の手に
よるものだとするなら、何とも寒々しい話だ。

今日、車の中で聞いたKBSラジオでもこの問題が取り上げられて
いた。

番組を進行していた女性が、「こんなことでは外国(日本)に
文句を言えるような状況ではないですね」などと、笑い(苦笑し)
ながらコメントしていた。

実は、「ヲタク」は、女性のその笑い(苦笑)に少なからず驚いた。

--- 慰安婦問題に関連する内容を、そんなに軽いノリで扱って
いいのか!?

現在、韓国メディアでは慰安婦問題がかなりの頻度で取り上げ
られているが、2005年、独島(竹島)問題をきっかけに反日感情が
沸騰した時の状況とは明らかに違う。

韓国メディアを観察する限り、比較にならないくらい冷静な
雰囲気だ。

・・・・・・・・・・・・・・・

■ 위안부 할머니 두번 울린 음란광고
慰安婦被害者を二度泣かせるピンク広告
(毎日経済新聞 3月16日)



'섹스파트너를 구하는 가장 빠른 길!'
「セックスフレンドを見つける一番の近道」

'야동' 사이트에서나 볼 수 있는 음란 문구지만 뜻밖에도
한국정신대연구소 홈페이지에 있는 광고문이다.
まるでアダルトサイト上で見かけるようなこうした卑猥な広告が、
意外なことに「韓国挺身隊(※)研究所」のホームページ上で
行われている。

(※)理解に苦しむところだが、韓国では「挺身隊」と「従軍慰安婦」が
同義語として使用されている。

한국정신대연구소와 한국정신대문제대책협의회(정대협),
전쟁과 여성 인권박물관, 정신대할머니와 함께하는 시민
모임 등 일본군 위안부 문제 관련 주요 단체가 게시판에
올라오는 이 같은 낯뜨거운 광고글 때문에 골머리를
앓고 있다.
「韓国挺身隊研究所」や「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)、
「戦争と女性の人権博物館」、「挺身隊被害者と共に歩む市民の
会」など、従軍慰安婦問題に取り組む主要団体が、ホームページの
掲示板に書き込まれるこうした卑猥な広告に頭を痛めている。

정대협은 하루 평균 게시되는 성인광고만도 50~60건에
이른다. '나이는 21세고요. 키는 162㎝의 날씬한 몸…'
'한번 만날 때마다 용돈처럼 주셔도 괜찮아요' '대학생이
고요, 서울분 원합니다' 등 한눈에 보기에도 민망하기
짝이 없는 내용이다.
挺対協の場合、掲示板に書き込まれる成人広告が1日平均で
約50~60件にも達する。「21歳です。身長は162cmで細身の
方です」、「一回会うたびにお小遣いのように渡してくれても
いいです」、「女子大生です。ソウル在住の方を希望します」など、
一目で内容のわかる広告で、とても正視できたものではない。

정대협 측은 발견 즉시 삭제하고는 있지만 같은 내용을
복사한 후 계속 붙여서 게시하는 음란성 '도배' 광고로
몇 페이지를 채울 때도 부지기수다.
挺対協側は見つけ次第、すぐに削除するようにしているが、同じ
内容をコピーし連続投稿する場合もあり、卑猥な広告が掲示板を
数ページにわたって占領することもしょっちゅうあると言う。

정대협을 포함한 이들 단체는 글을 작성한 사람에게 항의
이메일도 보내고, 공지를 올려 "정신대 할머니들의
아픔을 생각해서라도 이러면 안 된다"고 훈계도 봤지만
도무지 속수무책이다.
挺対協を含め各団体では、卑猥な広告を投稿したネットユーザー
あてに抗議メッセージを送ったり、サイト上に注意文を掲載し
「挺身隊のおばあさんたちの悲しみを少しは考えて、こうした
投稿はやめてください」と訴えているが、全く効果は現れて
いないとのこと。

특히 지난 5일 아베 신조 일본 총리 망언 이후 성인광고
게시건 수는 더욱 늘었다. 일본군 위안부 문제에 국민적
관심이 쏠리며 관련 사이트 접속 수가 증가하면서 이런
현상은 더욱 기승을 부렸다. 보다 많은 사람이 광고글을
클릭하도록 유도하려는 속셈이다.
特に、3月5日、日本の安倍晋三首相の「妄言」以降、卑猥な
広告の投稿数が急増した。慰安婦問題に国民の関心が集まり
関連サイトへのアクセス数が増える一方、掲示板上では卑猥な
広告が乱舞した。より多くの人に広告をクリックさせようと
ねらってのことだ。

위안부 피해 할머니 인권단체 정대협의 강주혜 사무처장은
"한평생을 고통에서 헤어나지 못하고 있는 할머니들을
생각하면 있을 수 없는 일"이라며 "앞으로는 사이버
수사대에 신고하고 강경 대응할 것"이라고 말했다.
慰安婦被害者問題に取り組む人権団体である挺対協のカン・
チュヘ事務局長は「一生涯にわたって苦痛から解放されず暮らして
いる被害者たちのことを思えば、全く考えられないことだ。
今後は、サイバー警察隊に通報するなど強い姿勢で対応する
つもりだ」と語った。

(終わり)



 ← 応援のクリックをお願いします。


この記事についてブログを書く
« 対馬奪還国民運動 | トップ | ハングル専用批判 »
最新の画像もっと見る

 〇日韓関係」カテゴリの最新記事