△韓国に生息するアムールヤマネコ
(撮影=韓国鳥類保護協会昌原支部キム・ガミョン氏)
「ヲタク」が初めて知ったことだが、韓国には野生のヤマネコが
生息している。
インターネットで少し調べてみると、朝鮮半島に生息している
ヤマネコは、ベンガルヤマネコの亜種でユーラシア大陸北東部に
広く生息するアムールヤマネコの仲間なのだそうだ。
また、これも初めて知ったことだが、長崎の対馬に生息している
ツシマヤマネコとも基本的に同種にあたるとのことで、当然、
姿形もそっくりだ。
今回、その韓国の野生ヤマネコの姿が、プサン市近郊、昌原市の
注南(チュナム)貯水池で、鳥類保護団体会員のカメラによって
偶然とらえられた。
精悍な面構(つらがま)えでカメラを直視している写真も撮影されて
いるが、まぎれもない「野生の迫力」がレンズ越しに伝わってくる。
△韓国観光公社地図
ちなみに「ヤマネコ」は韓国語で「삵」、または「살쾡이」と呼ばれて
いる。
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■ 멸종위기 야생동물 2급 '삵', 주남저수지 발견
絶滅危惧野生動物2級「ヤマネコ」、注南貯水池で発見
(ニューシス 11月30日)
철새도래지로 유명한 주남저수지에 멸종위기에 처한 삵이
카메라에 잡혀 화제가 되고 있다.주남저수지에는 200여종의
철새들이 찾아오는 우리나라에서 가장 유명한 철새도래지
알려져 있으나 그동안 제대로 된 생태조사가 없었다.
渡り鳥の飛来地として有名な注南(チュナム)貯水池で、絶滅危惧
動物のヤマネコの姿がカメラにとらえられ話題を呼んでいる。
注南貯水池は200種余りの渡り鳥が飛来する韓国で最も有名な
渡り鳥飛来地だが、これまで本格的な生態調査が行われたことは
ない。
(사진=한국조류보호협회 창원지회원 김가영 제공)
写真提供=韓国鳥類保護協会昌原支部キム・ガミョン氏
(終わり)
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