福岡発 コリアフリークなBlog

韓国や韓国語に関するオタクの雑学メモ。韓国映画はネタバレあり。 Since 2005/9.14

テコンドーの謎・追記

2008年08月24日 |   〇芸能・スポーツ


판정 불만 태권도 선수, 심판 폭행
判定に不満を抱いたテコンドー選手、審判に暴行
(連合ニュース 8月23日)

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8月23日に開催された北京オリンピック・テコンドー競技で、
判定に激昂した選手が審判に暴行を加えるという前代未聞の
ハプニングが起き、関係者に衝撃を与えている。

関連ニュースで、審判が口を切って血を流している写真も見たが、
このハプニングにはさすがの「ヲタク」も驚いた。

IOCは、このハプニングを単なる選手個人の問題として片付ける
のではなく、この際、テコンドーという種目自体が抱える様々な
「闇」の部分にもメスを入れて行くべきなのではないだろうか。

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と言うのも、「ヲタク」はドーハ・アジア大会の時から、テコンドーと
いう競技について深い疑念を持ち始めた。

北京オリンピックでも全く同じ疑念を抱かざるを得なかったのだが、
ここで再度、その疑念について取り上げてみる。

今回、北京オリンピックのテコンドー競技は体重別に男女全
8種目(男女各4階級)に別れ戦われた。

韓国メディアなどの報道によれば、テコンドー男女8種目中、
韓国人選手がエントリーした種目はなぜか半分の男女4種目
(各2階級)のみ。

前回のドーハ・アジア大会(男女16種目中12種目にエントリー)
でも同じ疑問を抱いたのだが、なぜ、韓国のテコンドー協会は
テコンドー競技の全種目に韓国人選手をエントリーさせないので
あろうか?

韓国の金メダル獲得が有望な「お家芸」であるにも関わらず、実に
不可解な「自主規制」だと言える。

また、「ヲタク」が見る限り、この「自主規制」に疑問を呈する韓国
メディアが例によって1社もないということも、摩訶不思議な話だ。

「ヲタク」は、この問題の背景には、同競技での韓国の極端な
金メダル独占が、皮肉にも同競技の非国際性を露見させることに
つながるというジレンマがあるからだと見ている。

つまり、このエントリー「自主規制」こそが、テコンドーという競技が
「韓国の韓国による韓国のための『国際』競技」であることを隠す
隠れ蓑の役割を担っており、テコンドーが大会種目であり続ける
ための苦肉の自制措置であると見ることも可能なのだ。

「ヲタク」の意地悪な推測を裏づけるかのように、実際、北京
オリンピックの同競技にエントリーした4人の韓国人選手は、
全員が金メダルを獲得した。

韓国人選手がエントリーしていない4種目では、当然、韓国以外の
国の4選手が金メダルを手にし、外国人選手用に意図的に
用意されたとしか見えない「栄光の座」を分かち合った。

「ヲタク」が見るに、「韓国発祥の国際競技」の体裁と面子は、実に
不可解な謎によって保たれている。

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□追記(8月25日)

現在、オリンピック・テコンドー競技には、各国最大4名までとする
出場枠制限(출전 쿼터제)があるとのこと。

読者(知人)からいただいたありがたい指摘を元に、再度、
「ヲタク」が検索を通じ複数の新聞記事で確認した限り、韓国
メディアでは、この出場枠制限をテコンドー「宗主国」(発祥国)
である韓国のメダル独占を防ぐためIOCが設けた規定であると
説明されていた。

つまり、出場枠制限は韓国のテコンドー協会による「自主規制」では
なく、IOCがテコンドーをオリンピック正式種目に採用する際に設けた
「特殊な条件」であったというわけだ。

結局、本文の記述では、心ならずも「ヲタク」の認識不足と不正確な
推測が露呈してしまう形となったが、削除や修正はせず、「ヲタク」の
赤裸々な(?)観察と学習の過程としてそのままの形で掲載しておく。




(終わり)



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