何とも滑稽な話だ。4兆円以上の札束を抱えた習近平がオバマ大統領の頬を撫でたらアメリカは簡単に降参してしまったのだ。要は、アメリカも金には極めて弱い、という事だ。そういえば、大分前にイギリスも習近平に3兆円の札束で降伏していた。アメリカもイギリスも嘗ての力は全く失われてしまった。中国の金の力で簡単に降伏してしまうのだ。今後、世界は中国が中心に動くことになるのかもしれない。
大中華帝国の始まりだ。アドルフ・ヒトラーが第3帝国を目指して失敗したが、中国は果たして成功するだろうか。今や中国経済が破綻寸前だったが、アメリカが手を差し伸べて救う手だてを考えてくれた。中国には旅客機を造る技術は持ち合わせていない。アメリカはボーイング社に中国へ旅客機を売ることを提案したのだろう。中国は300機の旅客機の購入を決めた。
そして、中国国内にボーイング社の工場の建設も決めた。ボーイングは中国の工場で旅客機の製造を始めることになる。といっても全ての工程を中国でやるわけではない。最終工程のみ中国で行なうことになっている。しかし、ここで中国が様々なことを学ぶことが出来るのだ。今、中国は自国で旅客機を製造しようと試みているが成功していない。矢張り、旅客機の製造のノウハウを持っていないからだ。アメリカが旅客機製造のノウハウを中国にどれだけ公開するのだろうか。最終段階とはいえ、相当の部分を公開しなければならなくなる。ただし、中国に旅客機の部品を製造するノウハウを持っているかどうか。ロケットを打ち上げるほどなのだから少しはノウハウがあるようにも思えるが、さにあらず。殆どが外国の技術を基にして製造しているようだ。大体、精密機械を製造するための旋盤すら作れないのだから。
まあ、中国の事だからアメリカの技術を盗むことをするのではないか。それが本当に出来ればいいのだが、中途半端に盗み出してもチグハグなものしか作れない。自動車のエンジンさえできないのだから、航空機など無理な話。見よう見まねでも同じものは出来ないだろう。幾ら中国が金を出しても技術はそれほど簡単に習得できないことははっきりしている。