香港はもはや完全に中国と一体

『中国憲法「香港に適用」、司法相、抑圧強化を示唆』という記事から、香港はもう昔の香港ではなくなったということだ。中国共産党は韓国と全く同じように人との約束を守らない組織ということになる。世界第一の人口保誇る中国もタダの大きな塊にすぎない。共産主義というのは約束事を守らない主義を持ったものなのだ。この組織、本当に世界制覇をするつもりなのか。また、世界の人たちは本当に中国共産党の主義主張を受け入れるつもりなのか。人に嘘をついてまで、人を騙してまで、主義主張を強行する中国共産党は、人類の平和を壊さすつもりなのか。

香港はイギリスとの約束を破ることに対して何にも感じていないのだろうか。イギリスから離れるときに独立した地域として生きていくつもりだったのではないのか。中国政府はイギリスを騙してでも香港を中国国内と同一にしたいのか。もはや、香港は中国の完全な一部になってしまった。香港の価値は殆どなくなっている。今の香港はただの島でしかなくなっている。ビルが林立する唯の小島でしかない。香港の金融都市としての価値はゼロである。また、自由の全くなくなった香港には何の魅力も感じられない。自由な香港に戻らない限り香港はただの香港という都市にすぎなくなってしまった。

今の香港は、監視カメラで囲まれた、治安警察に守られた、自由が全く失われた、墓場のような街になってしまった。香港の衰退はこれからもっと進んで完全な墓場のような街に変身していくだろう。観光客を呼び込むような楽しい街ではなくなってしまった。金融取引が自由に行える金融都市としての機能も失われているだろう。香港に魅力が失われていけば、人口は単なる人の集まりでしかなくなる。その内に、幽霊のようになった高層ビルが多く出てきて、北朝鮮のような暗い都市に変わってしまうだろう。人がいなくなった都市になると、動物たちも自然と姿を消していき、風が吹けば埃が空に舞い上がる都市になってしまうだろう。

香港の未来は暗黒だ、幽霊都市になってしまう香港の姿は、どんな色を塗ればいいのだろうか。１００年後の香港は、嘗て、シルクロードとして栄えた桜蘭と同じ運命になるかもしれない。人が全くいない香港の姿を想像してみると、世界が中国共産党の支配になってしまったら、世界も同じようにならなければいいのだが。共産主義は人類に何をもたらすだろうか。監視カメラに囲まれた、治安警察に囲まれた生活とは一体何なのか。香港の姿が世界を映し出しているように見える。