犬の散歩

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学習する犬

2022-10-17 18:02:39 | 日記

2022年(令和4年)10月17日(月)

 

 犬は昼、よく眠った。午後、姿が見えないなと思って探すとまた浴室で寝ていた。全く動かない。寝ているのかどうか確かめるのに躊躇された。しばらく寝かせておこうと思ったが、用足しがあるだろうと起こして庭に出した。内心、ホッとした。しかし、これは夜は大変になるかもしれないと気になり始めた。

 と言うわけで犬はあまり食べていないし飲んでいない。あまり喜んで食べない餌を与えるよりソフトなサンドイッチを与えることにした。ハムエッグである。縦に細く裂いて食べやすいようにして与える。犬は嬉しいのか思い切って食いついた。その勢いが私の指まで噛んだ。痛いが、手を引くのは怪我になると考え動かさなかった。それにそんなに痛くはなかったのだ。が、痛いと叫んだら犬は噛んだ手応えがあったのだろう、首を引っ込め目を細めた。頭を叩かれると思ったのだろう。気の毒になるほどの恐れ方だ。この犬の頭を叩いたことはないと思う。例え躾としてでも。この反応は一種の本能なのだろうか。一般的に犬と人との関係から身について遺伝しているのだろう。

 それから何回かに分けてハムエッグを与えた。犬はびっくりする位に慎重になった。学習する犬なのだ。