犬の散歩

見たこと、聞いたこと、感じたこと、思ったこと

庭のキンモクセイの木

2022-10-16 17:54:26 | 日記

2022年(令和4年)10月16日(日)

 

 犬が室内を歩く時、時々、犬が壁にさばるようになった。体がえらいのだろう。何かに寄りかかって体の位置を安定させるのだろう。それだけ足腰が弱っているのだろう。さばるとは。小学生の頃、学校でさばるなとはよく聞いた言葉だった。その頃だったろうもっとよく聞いたサボるなではない。何時も否定の「な」が付いていた。さばるとは何か。昔、相撲の決まり手に鯖折りというのがあった。全身を2つ折りにして相手を倒す技だったと思う。今もやっているのか。殆ど唯一のスポーツ観戦、勿論TVでだが、最近、見たことがないし聞いたこともない。危険だということで禁止されたのだろうか。

 サボるは歴史的な地理的な重要なタームだったはずだが、今では殆ど聞かれなくなった。さばるなは子供の態度として大人から見ると偉っそうに見えたのだろうからへこましてやる言葉だったのだ。

 当時、さばっていた子供は一丁前だったのだろう。大人に対して。自分としては。背伸びかもしれないが。私は人に対してそういう態度を取った思い出はない。そんな精一杯のギリギリの態度を良しとしなかったのだ。

 さばるをネットで調べると岡山県など中国地方のつかまる、触るの方言らしい。それが私が聞いていた言葉への影響は分からない。

 

 庭のキンモクセイの木に黄色の花が付いてきた。ほのかに香る。例年に比べて葉は5分の一もない。それでも咲いて香る。庭木に対して自然に生き残るものは幸いだとの信念の私は数々の木々を枯らしてきた。沈丁花、ボケ、紅葉、ミカン、他に何かあったか、頭が惚けているので思い出せないが樹木の生命を奪ってきた。