２０２２年（令和４年）３月２６日（土）
朝の散歩では雨が上がって歩き始めたのだが、最初の角を曲がる前にかなり本格的に降り始めたので引き返した。バスタオルで犬の全身を拭ったが完全に水気を取ることが出来ない。電気ストーブを点けてその前でおやつを与えた。そこにじっとしておればかなり乾くと思われたが、犬に乾いていく感覚があるのかどうか、食べたら離れて気儘に歩いた。納戸に出て廊下から玄関に出て戻ってくる。これをくるくる回っているように思われる。
夕方の散歩では一応コースを歩いたのだが、犬は散歩の喜びを表すことが少なくなった。散歩といえばかつては狂喜していたのに。行かにゃならんなら行こうかと悠々たる態度である。こちらもえらいのでどうしても行かなくてはという気持ちはなくなっている。お互いどうでもいいやとやや投げやりな気持ちは見え見えだった。散歩の実際的な意味なら糞をするかどうかなのだ。昨夜はトイレのため２回、庭に出た。今夜もそれくらいは覚悟しなければならない。最近は私が眠っていても枕元を歩いて私を起こすようにしているようだ。それは嬉しいし、迷惑でもある。
共感の喜びはない。意思は通じずとも一緒に生きていくしかない。なんとか助け合って。
