朝6時10分に散歩に出掛ける。既に明るくなっている。小倉からの親戚がリードを持ってくれた。かなり暖かく感じる。
久し振りに丘陵の頂越えのコースを歩く。国道を渡り川沿いに東へ向かう。左折して田んぼの間を歩く。お寺の前を通って進む。この時間、散歩の人はあまりいない。
飛び立ったばかりなのか、手が届くくらいの低く近い所をウが7羽飛んで来た。川に至って、堰の上流にカモが6羽水面をスイスイ泳いでいるのを見た。空に飛ぶあるものがいないことに気が付いた。秋の虫は数が少なくなり音も弱く聞こえるが、まだ、かなりいるのは確かだ。しかし、空を飛ぶトンボの姿が見えなくなっていた。
川沿いに下って行く。5,60cmはあろう細長い魚が一列に並んで泳いでいた。白っぽい色をしている。川魚には見えない。ボラ、カマス、シーバスなどの名前が思い浮かぶが分からない。川魚である小魚はたくさんいた。
駅裏から市の施設の敷地に入った。犬も私も朝食をとって散歩に出たので、空腹には悩まされなかったが、逆に用を足したくなって困った。敷地内の戸外トイレを久し振りに利用する。
犬は昨日の俄雨でできた小さな水溜りに久し振りに腹這いになった。斜め上から見るとアシカかオットセイに見えた。太っている。減量させているつもりだが、実際はなかなか困難のようである。
7時半頃、帰着。やはり自然の中の散歩、いろいろ周囲が見える散歩が楽しい。
昨朝の散歩について
小倉の親戚が散歩に連れて行ってくれた。
7時にこちらが車で出勤の時、散歩を殆ど終えて帰る犬を見る。後で話を聞くと、犬は散歩中、何度も後ろを振り返ったそうだ。10回以上。私が散歩に遅れて後で付いて行くことがあったので、私がいつ来るかいつ来るかと後ろを振り返ったのだろうと思った。独りよがりの思いかもしれないが。
昨夕も家に着いた時に散歩に出掛ける犬を見た。狂喜して私に擦り寄って来た。私はその後、出なけれならなかったので付いて行かなかったが、やはり犬は何度も後ろを振り返ってじっと待っていたそうだ。
22時前に家に帰ったが、門から玄関に至る私の足音が分かるのか吠えなかった。