【本日は連休初日。予約投稿にて】
茨城県に参拝者が罵声を浴びせ合う「日本三大奇祭」でもある「悪態まつり」なるものがある。白装束で天狗の格好をした13人が16のほこらを回り、お供え物をする際に参拝者同士が「ばかやろう!」「たらたら歩くな」などの罵声を浴びせる。江戸時代にこの地域を治めていた藩の役人が、一般の聴衆の意見を聞くために始められたとも言われ、この日にどんな悪態や悪口を口にしても罪に問われなかったらしい(諸説あり)。
そのニュース映像を観たが、老若男女問わず「電気代が高い」とか罵声を浴びせ掛けるのだが、それが笑いながら叫んでいる姿が何とも苦手な祭りだった。この配慮の時代だからこその無礼講なお祭りなのかも知れないが、これで憂さ晴らしになるのはあまりにも残念でさもしい。