今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

電磁波の身体的感度の確認

2016年06月09日 | 計測

いわゆる「電磁波過敏症」といわれる人たちは、他の人ではなんでもない電磁波に身体的に反応してしまう。

外的刺激に対する感度の個人差は、アレルギー反応がそうであるように、紫外線(実はこれも電磁波)やアルコール飲料、あるい気象病のような気圧変化においても見られるわけで、ありうることである。

ただ、電磁波という物理的力が(アレルギー反応のように)直接身体に影響しているのか、それとも心理過程を媒介しているのかはきちんと区別しなくてはならない。

これを区別するには、電磁波が発生していてその認識がない場合でも身体が反応するかどうかである。

認識の有無で身体反応が変わるなら、実は心理的暗示(placebo)反応である可能性が高い。

電磁波に対して事前に恐怖心(あるは期待感)もっていると、それだけで暗示反応が起こりやすいのである。

そして純粋に電磁波による身体反応であるといえる場合、より詳細な検討段階に入る。

まず、身体が反応するのは、電場に対してか磁場に対してか、たとえば磁気装置など磁場だけが強い場合はどうか。

電場は身体に対して熱作用しか認められないので、他の反応があるとすればおそらく磁場である。

では反応をもたらす電磁波(磁場)は交流か直流(地磁気)か。

地磁気なら、緯度に相関しているので、地球規模での南北移動(あるいは客観的に磁場が変動している”パワースポット”)によって反応が変化しうる。

交流なら反応をもたらす周波数帯域を絞る必要がある。
家電製品なら取説で周波数帯が確認できる場合がある。 
そうでないなら、低周波用・高周波用など計測帯域が異なる測定器で測り比べる。 
たいていの民生用電磁波測定器(電場と磁場の両方を測る)は 、家電の周波数帯(電子レンジのマイクロ波を含む)を覆っているので、それで何とかなるだろう。

ちなみに私個人は磁気ネックレスの愛用者で、ギリシャ時代から認められている磁場の血行促進効果を堪能している。


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