パワースポットはなぜパワースポットなのか。
どうやら「パワースポット」なる地は、勝手に名乗ればいいらしい。
こんないい加減でいいなら、各自、パワーがありそうな小物を家に置いて、
わが家を「パワースポット」と命名すれば、それで済むではないか。
いやしくも「パワースポット」と公称するなら、パワースポットのパワーとやらを客観的に計測し、
そこの何らかのパワー(力)の量が尋常でないことを定量的に示すことが必要である。
「計測マン」の私は、計測好きがこうじてパワースポットを計測しはじめ、
その地に何がしかの物理的パワー(力)が異常値を示すか否かを調べるようになった。
すなわち、いつの間にか「計測マン」が特殊化して「パワースポット鑑定士」になってしまった。
私が計測する基本項目は、その地の放射線、地磁気、静電位、そして”霊気”である。
その計測にもとづいて私が認定するパワースポットは、「真性」と「暫定」との二段階になる。
私が真性パワースポットを認定するのは、霊気以外の物理的パワーが異常に高い場合で、
実際その地では特異な生体反応が発生しうる。
これまでの計測では以下が該当。
●玉川温泉地帯(秋田県)
最高度の強酸の温泉、ホルミシス効果レベルの放射線を出す北投石の地盤、硫化水素ガスに囲まれた熱い岩盤。
それぞれの計測値が異常に高く、ガンの治療効果の噂が拡がって、全国からガン患者が長期逗留にきている。
正真正銘、日本最強のパワースポット。岩盤に気安く接すると文字通り火傷する。
●将門首塚(東京都)
地磁気が首塚に近づくほど低くなる(それ以上の接近をためらった)。
首塚の中央に強烈な反磁性体が潜んでいるようだ。
●茶臼山高原(愛知・長野)
「計測マン」とパワースポットが結びつき、また「鑑定士」として新聞デビューの場にもなった。
正しくは山上の構造物が磁気異常を示す。ここの「カエル館」の磁気異常空間では、生体反応も起こっている。
茶臼山の山体を構成する(含鉄)玄武岩が原因と思われる。
私が暫定パワースポットと認定するのは、物理的パワーは確認されないが、
霊的反応(霊気の探知器による)が+側に顕著だった所。
霊的反応は再現性が保証されず、またパワーの物理的実体が確定できなないため、パワーの実在の認定に難がある。
ただ霊的反応は計測によらずとも、訪れた人が実感できる場所であるようで、
世間的にもパワースポットと認められている場合がある(ただし逆は真ではない)。
●投入堂(鳥取県):山上の断崖にある国宝建築。堂を前にして頭が真っ白になり、物理的パワーを計測し忘れた。
●那智滝(和歌山県):西日本最大の瀑布。滝自体がご神体。神道的な神は実在するのだ。
●来宮神社大楠(静岡県):見るからに霊気を発していそうな異様な巨樹。計測したら期待通りだった。
●日光東照宮(栃木県):東照大権現(家康公)の神威は健在だった。
物理的パワーも霊的反応も計測されなかった場合、世間でいかに「パワースポット」だと騒がれていようと、
私は「パワースポット」とは認定しない。
認定する根拠が無いからだ(プラシーボ効果は人の内的パワーなので、”その地が発するパワー”ではない)。
以上の立場により、「パワースポット鑑定士」として、今後も自称他称の「パワースポット」を鑑定してまわり、真性、暫定パワースポットに出会ったら、このブログで紹介していく。
ブログカテゴリーの「計測」に過去の計測地が載っている。
賃貸物件を見て回るために買った方位磁石を持って、今日実家に行って気が付いたのですが、裏庭の一部でN極とS極が逆転します。そのポイントの周囲1〜2メートルでは15度くらいのずれがあります。周囲には原因となるような物は無いと思います。
どういう原因が考えられるでしょうか。
古代のパワースポット? などと思いました。
周辺は神話の舞台にもなっています。
今は何の変哲も無い地面です。
もちろん、私の基準では”磁力”という物理的パワーの特異なスポット(地点)の可能性もあります。