今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

生活改善①:即席麺の塩分カット

2015年01月24日 | 生活

頭ではわかっていながら実行に移せないのは、そこにすごいハードルが立ちはだかっているためではなく、
「やってみよう」という動機を起こすキッカケ(背中の一押し)が足りないだけのことがある。
そういう類いのことをやってみてよかったと思うことが続いているので、シリーズ化して紹介してみる。
私と同じく、実行する”きっかけ”をつかみ損ねている人は、これを機に実行してみてはいかがか。

ラーメンは好きだが、特につゆの塩分が濃すぎるため、店で食べるラーメンではつゆは残すようにしている。

ところが、自宅で即席麺を作ると、具をたっぷり入れるせいもあり、具と麺とつゆが”三味一体”となっておいしく、ついついつゆも平らげてしまう。
はっきり言って、家で作るラーメンの方が満足感が高いのだ
(器をラーメン用の陶器から、やや浅めの木鉢にしてからこうなった。木鉢で食べるラーメンは最高!)。

ただ、たっぷり入れたいメンマは、味付きでない生メンマを使う(もちろん塩分カットのため)。
生メンマで充分な理由は、つゆの塩味がたっぷり染みているからだ。
つまりそれだけつゆの塩分は濃いー。

つゆをおいしく飲み、しかもその塩分摂取を抑えるという理想的な方法はあるのか。

ある。

つゆの粉末を半分だけ入れるようにすればいい(当然塩分も半減)。

実は、この方法、昔から知っていた。

最初に体験したのは、はるか学生時代の山岳部の合コン。
我が大学は共学なのだが、山岳部は実質的に男子のみだったので、女子大との合コンが可能なわけだ。
女子大ワンゲルとの合コンは、山でテント泊りでやる(男女混合で寝る ただし各人寝袋)。

山の中で昼食の即席麺をでかい鍋にぶちこんで作る時、彼女たちは、つゆの袋を人数の半数分しか入れなかった。
理由をきくと、それで味に問題ないという。
実際に食べてみて、確かに味が薄いということはなく、それなりに納得した。
ただ、その頃は塩分カットなどまったく念頭になかったので、つゆ袋の節約のためと解釈した。
なので、私がこの行動を取り入れるキッカケにはならなかった
(私の対人関係が変化するキッカケにもならなかった…)。

実家で、母が私と2人分のラーメンや焼そばを作る時、同じようにつゆは1人分しか使わない。
それも知っていたが、私でなく母自身の塩分カットのためだと勝手に解釈していた。

直接のきっかけとなったのは、つい先日観たNHKの「ためしてガッテン」。
入れるつゆが半分でもまったく味に変化ないことを山瀬まみをはじめとする出演者たちが大きく頷いていた
(その後、やった行動はご承知の通り)。
それを見てやっと実行する気になった。
芸能人たちの演技力たっぷりの”感心”が必要だったようだ。  

マルちゃん正麺の「カレーうどん」でやってみた。
確かにまったく問題ない。
これなら、何の後ろめたさもなく、堂々とつゆを飲み干せる。
今後は、即席麺の摂取塩分は半減する(正確には麺の塩分はそのままなので2/3)。