今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

「日本の国宝展」を観る

2014年11月01日 | 東京周辺

11月に入った最初の三連休の東京。

まずは、秋葉にあるパナソニックのサービスセンターに行き、
愛用しているデジカメ(LumixFZ200)の写真にゴミが写り込むので、
CMOSセンサーのクリーニングを依頼した。
レンズ内にもゴミがあると指摘され、こちらも交換すると8千円を超す。
両方にゴミが入っているのにはややショック(カメラはいつもカバーをつけているし、心当りがない)。
幸いレンズ内のゴミは写真には支障がないというので、センサー内のゴミ取りだけお願いした(3240円)。
2時間かかるといわれたものの、1時間ほどで携帯が鳴り、取りに行った。

雨の土曜の昼、時間が中途半端なので、2駅先の上野で降り、
東京国立博物館で開催中の「日本の国宝展」(12/7まで)を観に行く。
すでに混んではいるが、明日・明後日はもっと混むだろう。
今月は東京にはあまり来ないので、観るなら今日だ。

なにしろすべて国宝レベルなのだから、ただ見るだけで眼福というもの。

法隆寺所蔵の「玉虫厨子」に玉虫の翅がどこに使われているのか、
じっと探したりしたが、そんなことしなくていい。
長谷川等伯の大きくてキンキラな屏風絵「松に秋草図」に素直に圧倒され、
井戸や志野の国宝茶碗を見れば、これでお茶を喫んでみたくなった。

もちろん仏像もよかったが、いちばん心に残ったのは、最古の国宝「縄文のビーナス」。
何しろ5000年前という超古代の作品、これぞ日本の美の原点。
後ろから見る逆ハート型のヒップラインがいい。

一通り見終り、ミュージアムショップに足を運ぶ。
絵画展なら絵はがきの2,3枚は買うのだが、仏画や造形品が多かっただけに、その気も起こらず、
また、いつも思うのだが、こういう所で展示品を描いたTシャツとかネクタイとかって、
買って身につけるのだろうか(もっとも、J.ミロの絵ならTシャツとして着たいので2着もっている)。

買いたいものを探して店内を物色していたら、向い側にガチャガチャがあった。
最近のガチャガチャは質がいいので、オトナでも食指が動く。
ただ、もともとくじ運のない私はハズレが出てくる可能性が大。

行ってみたら「国宝土偶」シリーズ。
”国宝”だけあってハズレがないので、俄然やる気が出る。
千円札を両替機で100円玉にくずし、まず最初の300円を入れる(すなわち、3回はやるつもり)。
ハンドルを回して出て来たカプセルを開けると、なんと縄文のビーナス!。
一番欲しかったのが初回に出て来たのでこれで満足して帰る。

今日はなんか順調だな~。