名古屋発9:00の「しなの5号」で長野に向かいます。
この旅は、姉妹旅。
東京からは妹夫婦が車で来て、列車で向かう
姉と私を篠ノ井駅で拾ってもらうという段取りでした。
この日のしなの5号は、8両編成。
うち2両ほどは、修学旅行生で車両貸切状態。
日曜日、結構、混んでいて、松本あたりからは満員状態。
喫煙車は、普通車の指定席に1両だけ連結で
「指定席も満席だから、そこへ行っても吸いにくい。」と、車掌が・・・。
篠ノ井までは3時間あまり・・・。
これが限界でしょうか。
名古屋からの中央線で一番の見せ場、木曾八景の一つでもある
「寝覚めの床」。
車内放送で案内はあるのですが、さほど徐行もせず
一瞬のうちに通り過ぎて行きます。
長野に向かって左側に見えるので、座席も左側に
座り、カメラを構えていました。
善光寺平を流れる千曲川
中央線での、もう一つの見せ場は、姨捨駅を過ぎたあたり、
はるか下に広がるこの雄大な眺めで、これは、
「日本三大車窓からの眺め」の一つに選ばれているようです。
あとの二つは・・・?
一つは、肥薩線の矢岳駅から真先駅あたりからの眺めらしい。
これは見た事があるのですが、その時は、まだ「日本三大車窓
からの眺め」とは言っていなかったような・・・?
はるかかなたに霧島連山が浮かび上がったような記憶があります。
もう、一つは、分かりません。
五能線・・・?
篠ノ井駅でおちあい、松代へ向かいます。
松代での目的は二つ。
一つは、竹風堂で「栗おこわ」の昼食。
もう一つは、JAの店での野菜&果物を買う事でした。
二つの予定をこなし、いよいよ「岩の湯」に到着。
前回泊まったのは、「日本秘湯を守る会」のご招待で
2006年の2月でした。
あれから2年半。
泊まった後、すぐ改装工事に入られ、貸切風呂が増えたり、
一番古い本館が改装され、中クラスの部屋に変わったらしい。
その変貌ぶりを見るのも楽しみにして門をくぐる。
ロビーでチェックインの手続きをしながら、
抹茶と手作り和菓子を頂く・・・。
何度も来ているので、風呂や詳しい説明はパス。
通された部屋は、旧本館で今は、仙郷亭の中の「梅の間」。
8畳+6畳+6畳ほどのリビング、ベランダ、シャワーブース、
トイレにミニキッチンという豪華な部屋。
衣装ケースには、男女別、大きさを示した紙がおかれ
それぞ2枚づつの浴衣が用意されている。
冷蔵庫は2つあり、一方には冷えた柿茶。
もう一方は、ビールやドリンクが・・・。
ここは何だろう・・・?と、開けた戸棚には電子レンジ。
これ、以前はなかった。
使う事があるのだろうか?
あるとすれば、部屋に置かれた、茹でとうもろこしを
温めるぐらいしか思い当たらない。
リビングには、豪華な応接セットが置かれ
寝る時以外は、ここで過ごした。
床材の白木がなんか安っぽいのです。
もう少し、シックな色合いのものを使えば・・・と、
思ったのですが、年数を経ると、いい味が出てくるのかしら?
以前はなかったシャワーブース。
上からだけでなく、両サイドからも湯が出るようですが、
結局、一度も使いませんでした。
この部屋で私のお気に入りの場所は、このベランダ。
私以外は、非喫煙者。
部屋で吸うのは、はばかられます。
外部から見えないようにとの配慮でしょうか、
高い目隠し塀のお陰で、このベランダは暗いです。
置かれた椅子に座ると木々の緑がうまく見えます。
よく計算された椅子が置かれているものだと感心しました。
部屋編はこれで終わり、明日は温泉編です。