串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

仙仁温泉「岩の湯」-1

2008年09月04日 | 宿-甲信越

名古屋発9:00の「しなの5号」で長野に向かいます。

この旅は、姉妹旅。
東京からは妹夫婦が車で来て、列車で向かう
姉と私を篠ノ井駅で拾ってもらうという段取りでした。

この日のしなの5号は、8両編成。
うち2両ほどは、修学旅行生で車両貸切状態。

日曜日、結構、混んでいて、松本あたりからは満員状態。
喫煙車は、普通車の指定席に1両だけ連結で
「指定席も満席だから、そこへ行っても吸いにくい。」と、車掌が・・・。
篠ノ井までは3時間あまり・・・。
これが限界でしょうか。

名古屋からの中央線で一番の見せ場、木曾八景の一つでもある
「寝覚めの床」。

車内放送で案内はあるのですが、さほど徐行もせず
一瞬のうちに通り過ぎて行きます。

長野に向かって左側に見えるので、座席も左側に
座り、カメラを構えていました。

善光寺平を流れる千曲川

中央線での、もう一つの見せ場は、姨捨駅を過ぎたあたり、
はるか下に広がるこの雄大な眺めで、これは、
「日本三大車窓からの眺め」の一つに選ばれているようです。

あとの二つは・・・?

一つは、肥薩線の矢岳駅から真先駅あたりからの眺めらしい。
これは見た事があるのですが、その時は、まだ「日本三大車窓
からの眺め」とは言っていなかったような・・・?

はるかかなたに霧島連山が浮かび上がったような記憶があります。

もう、一つは、分かりません。
五能線・・・?

篠ノ井駅でおちあい、松代へ向かいます。
松代での目的は二つ。

一つは、竹風堂で「栗おこわ」の昼食。
もう一つは、JAの店での野菜&果物を買う事でした。

二つの予定をこなし、いよいよ「岩の湯」に到着。
前回泊まったのは、「日本秘湯を守る会」のご招待で
2006年の2月でした。

あれから2年半。
泊まった後、すぐ改装工事に入られ、貸切風呂が増えたり、
一番古い本館が改装され、中クラスの部屋に変わったらしい。

その変貌ぶりを見るのも楽しみにして門をくぐる。

ロビーでチェックインの手続きをしながら、
抹茶と手作り和菓子を頂く・・・。

何度も来ているので、風呂や詳しい説明はパス。

通された部屋は、旧本館で今は、仙郷亭の中の「梅の間」。

8畳+6畳+6畳ほどのリビング、ベランダ、シャワーブース、
トイレにミニキッチンという豪華な部屋。

衣装ケースには、男女別、大きさを示した紙がおかれ
それぞ2枚づつの浴衣が用意されている。

冷蔵庫は2つあり、一方には冷えた柿茶。
もう一方は、ビールやドリンクが・・・。
ここは何だろう・・・?と、開けた戸棚には電子レンジ。
これ、以前はなかった。

使う事があるのだろうか?
あるとすれば、部屋に置かれた、茹でとうもろこしを
温めるぐらいしか思い当たらない。



リビングには、豪華な応接セットが置かれ
寝る時以外は、ここで過ごした。

床材の白木がなんか安っぽいのです。
もう少し、シックな色合いのものを使えば・・・と、
思ったのですが、年数を経ると、いい味が出てくるのかしら?

以前はなかったシャワーブース。
上からだけでなく、両サイドからも湯が出るようですが、
結局、一度も使いませんでした。

この部屋で私のお気に入りの場所は、このベランダ。

私以外は、非喫煙者。
部屋で吸うのは、はばかられます。

外部から見えないようにとの配慮でしょうか、
高い目隠し塀のお陰で、このベランダは暗いです。

置かれた椅子に座ると木々の緑がうまく見えます。
よく計算された椅子が置かれているものだと感心しました。

部屋編はこれで終わり、明日は温泉編です。





 

 


この記事についてブログを書く
« ゲリラ豪雨 | トップ | 仙仁温泉「岩の湯」-2 »

宿-甲信越」カテゴリの最新記事