『Welcomeのぶ・ろ・ぐ』A recluse in Manila

隠遁オヤジは今日もまた桜散る散る日本と陽はまた昇るマニラにて世の無常を嘆きつつ、後は野となれ山となれ。

男に傘はいらないフィリピン

2013年10月30日 | Philippines(生活全般、その他不動産等)
特にどうということはありません。
タイトル通りです。
どうも変だとは思ってたんですがね。いや、傘ですよ。雨降りにさす傘。

雨が降っていても、あまり傘を差している人がいません。雨の日、女性の多くは傘をさしているのですが、どうも男性は傘をさす人が少ないのでは??これは気のせいかな、と思っていました。

先日(といっても今月の半ばですが)、マカティに行った際に急な雨に降られて大わらわ。
アラバンを出る時に雨が降りそうな気配がしたので、傘を持って行こうか悩んだのですが、結局持たずに出たのが裏目に出てしまったのです。
ヘルパーのジョセリン(日本の会社に10年勤務したので日本語はスラスラ話せます)に、コンビニに傘は置いてあるか聞いたら、嬉しいじゃないですか、ちゃんとありました。HSBCのある貿易センタービルのちょうどFigaro の前です。
折りたたみ式のおもちゃみたいな傘ですが、ないよりはいいでしょうってんで早速買って115ペソ。ビルの外に出ると雨足はさらに強くなり、大雨でした。

さあ、ここからタクシーを捉まえるのに四苦八苦。
客を乗せたタクシーばかりが無情にも二人の前を通り過ぎていきます。

「なんで傘をささないのかな?こんな雨降りなのに。」
雨に打たれて走り行く若い男を見ながら言うと、
「フィリピンの男は傘をささないですよ。」とジョセリン。
「えっ!なんで?」
「雨降りでも傘をささないのがカッコイイと思ってるの。フィリピンの男は。」
「じゃぁ、雨も降らないのに傘を持って歩くわたしゃ何なんじゃい?」

アラバンに帰ってきて、しげしげとながめていると、「おおSege,Sege(シゲ、シゲ=わかった、わかったの意)」
雨にぬれながら歩いているものあり、走り行くものあり、粋だねぇ、などとはこれっぽっちも思いませんが、「雨降りに 傘をささぬが フィリピーノ」をとくと眺めた一日でした。







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