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愛染まつり  愛染堂  天王寺

2012-07-01 | 街角の話し
6/30から7/2に「愛染祭り」が行われている。



愛染まつり(あいぜんまつり)は、大阪府大阪市天王寺区に位置する和宗総本山四天王寺の別院・愛染堂勝鬘院、通称「愛染さん」で催される祭り


天神祭、住吉祭に並ぶ大阪三大夏祭りの一つ。仏教寺院が主催する夏祭り。
天神祭に比べると大阪でも知名度はかなり低い。

どれも、愛染さん、天神さん、住吉さんと愛称で呼ばれることが多い。
「大阪の夏祭りは愛染さんで始まって住吉さんで終る」といわれることから、
「あい(=愛)すみ(=住)ません」という言葉の語源となったという説(笑)がある。

天王寺七坂を散歩している時に参拝したことがある。ここ

愛のおまじない

愛染まつりにおまいりして、その行き帰りの途中で雨に降られることを愛染パラパラといい、愛染パラパラに降られた、その二人は結ばれるという言い伝えがあるそうです。

まさに今日は、そんな中参拝してきました。帰りは雨がパラパラでした。

昨日は、名物の宝恵かごの日でしたが、雨だったので私は参拝を断念しました。
あべのキューズモールからここまで練り歩いたようです。



境内にありました。このカゴだったのですね。

雨のせいでたくさんある屋台も閑散としていました。夕方には、にぎやかになりそうです。



後の楽しみは、この3日だけ公開される秘仏です。



愛染堂本尊の愛染明王



愛染明王は、もともとは煩悩〈愛欲や欲望、執着〉を悟りに変えて、菩提心(悟りの境地)にまで導いてくれる力を持つ仏様です。梵名は「ラーガ・ラージャ」といい、全身はギラギラと燃えたぎるような赤色で、三目六臂(三つの目と六本の腕)をそなえ持ち、まるで私たちの不甲斐無さを叱りつけているかのような忿怒の形相をされています。 …が、それも実は衆生済度の為、諸々の悪者を追い返す為であり、根は優しく、愛敬(あいきょう)開運を授けてくださるご利益があります。


多宝塔(重要文化財)も開放されています。雨が降ってるので皆、手前で待機してます。



多宝塔の本尊 大日大勝金剛尊
後背が光り輝いています

大阪市内に残る、桃山時代の唯一の遺構であり、国の重要文化財に指定されている多宝塔の内部に、微笑を浮かべて、ひっそりと白色の蓮華座の上に座っているのは、十二臂(12本の腕)をそなえ持つ、世にも珍しい大日如来さまです。

この大日大勝金剛尊は、多宝塔と同じく、豊臣秀吉が戦勝祈願のために贅を尽くして造像させたといわれ、勝利開運の守り本尊として、衆生の苦悩を除き、煩悩を打ち砕き、福禄を授けてくださることから、愛染明王とともに古くから広く信仰されています。
内部の壁画、柱絵は、1597年(慶長二年)、豊臣秀吉が戦勝祈願の為に多宝塔を再建した際、一緒に奉納された歴史あるもの。




「愛染かつらの木」
樹齢数百年といわれる巨大な桂の木に、ノウゼンカズラのツルが巻き付き、桂とカズラが一体となったその姿は、まるで仲の良い男女が寄り添っているように見えることから、カップルの縁を取り持ってくれる「恋愛成就・夫婦和合の霊木」として何百年もの間、この地で親しまれています。

毎年、夏になると木の幹に絡みついたカズラの葉っぱが生い茂り、オレンジ色の花も優雅に咲き誇る。



腰痛封じの石

密かなパワースポットとして人気の腰痛封じの石です。この石に座ると痛みが治癒されると伝えられています。

背筋を伸ばし、お尻を引いてこの石に深く座ります。背もたれの突起に背骨のツボを当てながら呼吸をすれば腰痛封じに効果があるとされています。

見どころ一杯の、お寺でした。

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