そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

8月5日(金)無庵で飲み過ぎ

2011年08月05日 | 公開

 イベントの手伝いで立川へ行く。13:00くらいに到着すればよいことになっていたから、もちろん「無庵」の暖簾をくぐった。一番客。例によってスピーカー前に席を占める。BGMはビル・エヴァンス。す、素敵すぎる! 「白菊」があまりにうまかったので、昼から2合飲んじゃったのが失敗だった。蕎麦は挽きぐるみを頼んだが、甘みがあって実に美味しかった。

 酒を覚まさないとヤバいと思い、イベント会場まで炎天下を歩いて汗だくとなる。ペンギンにご挨拶して控室へ。A師匠は延着された。私の出番は15:00からだが、同じ建物の同フロアで同時刻から開始される学会連携の会議にも、実はW文学会代表として出席しなければならなかったのだが、かかる仕儀にて会議前にご挨拶に行く。なお、なかつよ文学会のF氏(私の故指導教授のご子息)に、兼任をお願いしておいた。

 イベントは、A師匠が助手を2人お連れになり、小学生相手のコスプレプレイに始まって、今年はなかなか反応がよかった。妙にまとわりついてくる眼鏡の男児や、笑い上戸の女児がいて、いささか異様?だったけれども…。というわけで予定時間ピッタリに終了。

 館長室でビールをいただき、立川駅近くの「玉河」でご接待を受ける。T教授とは後鳥羽院御自歌合についてお話する。これこれの所が不思議なんですけど…と申し上げると、そこが一番問題なんだよとおっしゃった。私の問題意識も、まんざらでは無し。秋学期は研究会で、御自歌合を精読しようかなあ。Y先生から、なぜかガマン専任先生のお噂話も飛び出してまいりました。さて、遅れてお店においでになったT先生は、沢田研二、近藤正臣と並び往時京都の三大美男子と称されたそうだが、本当かいな? I館長のご相伴で、もっぱら熱燗をいただいた。

 帰りの電車はU先生とご一緒だった。居眠りしていて、着きましたよと言われホームに降りたら、ひとつ前の駅だった。u と i の違い違いだからなあ。ぶつぶつ…。


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