そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

5月26日(木)コスプレ研究会の新歓コンパ

2016年05月26日 | 公開

  卒論ゼミは、来週から教育実習にでかける学生が多く、また、就職活動も山場を迎えるということで、しばらく個別相談という対応にさせてもらうことにした。相談のある学生はアポイントメントをとってくれるよう指示し、一斉のゼミ形式授業はしばし休止とする。

  続く博士課程の研究指導は、日曜の学会発表の下発表をさせてもらう。資料にところどころ、小さな不備があることに気付く。読み原稿も、最後のところが出来ていないが、その前まで22分で、おおむねうまくまとまったと思う。

  14:30過ぎに、やっと昼飯を食う。コーヒーも飲んでひと息つく。すると、A教授から意味深な短歌12首が送られてきた。時は今…の、紹巴の句みたいな内容なんだろうが、5分で返歌を作って返信する。いろいろな動き、思惑が、手に取るように見えて、岡目八目は面白いと言えなくもないな。

  修士演習は、点で話が違うということになった。K先輩の注釈も、結構誤りがある。しかし、大学院の授業なんて、こういう最新の読みが展開してこそ…だろう。諸君は東京大学の院生じゃない、二流大学の大学院生なんだから、こういうふうに突っ込んで、一点突破の全面展開を目指さないとあかんのよと、教訓を垂れる。それは先輩たちから、耳にタコができるくらい言われてきたことなんだけどね。

  続く研究会は、T教授のお弟子さんらしいかちっとした発表を聴く。ちょっと読みにパラダイムが強く作用し過ぎているように思った。T教授といえば、大学院の演習で輪読して来られた成果が刊行され、有り難くも恵送いただいた。ウチとは大違いだ。

  さて、18:00から私が会長を務める大学のサークル、コスプレ研究会の新歓コンパに、遅ればせながら顔を出す。研究会の流れで、院生4名を伴って「かわうち」に着けば、席にはもう一升瓶が用意してあった。コスプレ研には、エイトマン先生もご来駕くださり、いつもの怪気炎をあげておいでだ。店内見渡せば、隅のほうでT教授の研究室の院生さん2人が飲んでいるし、MA教授の文芸ゼミご一行様もおいでだった。なんだ、知り合いばっかだな。A師匠も、かなり遅くなったが、わざわざお越しで、賑やかな宵となったわい。調子にのって我が研究室の5名は、一升瓶2本では足らず、さらに2合徳利まで空けてしまいましたとさ。


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