そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

6月26日(水)S司書の来訪

2013年06月26日 | 公開

 私は海外の大学では、紐育のC大学舎路のUW、長春のT大学で講義をした経験がある程度なのだが、ワン・クォーターまるまるを教えさせてもらった舎路で大変お世話になったS司書が研修のため来日され、帰国前にウチの大学の図書館等を見たいとリクエストがあったので、ご案内する。

 あいにくの雨の中、逍遥博物館前で待ち合わせ、同館前館長のT教授から90分話をうかがう。その後図書館へ移動、特資のF課長からまた90分話を聞いて、収蔵庫の中も見せていただいた。書棚は典籍や軸物ばかりかと思いきや、帙に「・・・花入」と外題があったので、こっそり開けてみたら、なんと竹の花入だった。茶道具をどうするんだ! まあ、なにしろ鎧兜まで収蔵している図書館だからな。

 夕食は大学と繋がっているホテル内の日本料理店へご案内し、台地の上にある隣の大学に勤務する同居人を呼び寄せ、お寿司のお膳にした。ゆっくりと歓談ができてよかった。九段下のホテルにご宿泊のよしにて、締めとしてお茶を飲みに「Cafe GOTO」へ行き、チーズケーキを1人前賽の目に切ってもらって、3人でシェアした。なおも残った2切れを、S司書はテイクアウトされたのだった。

 帰宅すると岸野承さんからお手紙が届いていた。さっそくお返事をしたためた。


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