そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

5月22日(日)弟子?の研究発表

2016年05月22日 | 公開

  なかむかし文学会の大会2日目。研究指導を担当するA君が発表するし、会場校の専任教員でもあるわけで、最初から真面目に聴くことにした。トラムで会場へ向かえば、途中でU先生が乗って来られた。

  発表者は9名である。A君は午後の部のいわば前座だったが、堂々と発表した。時間も超過せずピッタリで、掲げた資料は丁寧に使い切り、記録などの読みも正確、どんどん質問が出た。受け答えにややモタモタしたところがあったものの、今大会の発表中、ナンバー・ワンだったと思う。日ごろ、他流試合にどんどん行かせている効果が出た。私のような二流大学の二流研究者に師事?していることも、あながち悪いことではないのかもしれない。誰かさんと違って、おいらは自分がアホだという深い自覚があるしな(誰かさんとは、誰でしょう? ふふふふ)。

  統計学的な研究発表に、質問をした。私のよく知っている国語学者****先生の説によれば・・・と、同居人の名前を出したら、会場内に失笑が起こったが、何だったのだろう? 最後のW先輩(奥さんは私の研究室の先輩)の発表も、最後の結論のところ、昔々、高校教師をやっていた時、職員室で隣の隣の席に座っていたOさんが、いつも授業で生徒に話していた内容とそっくりだったので、そのことを申し上げた。ホームグラウンドでもないこの学会で、変な質問をして、鼻白まれたかしらん?

  研究発表としては、とにかくA君のが一番よかった。よかった、よかった。全国学会デビューとしては、上々の首尾であったぞなもし。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿