そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

11月7日(火)爆破予告

2017年11月07日 | 公開

  さてさて、そろそろ社会人向け講座に出かけるかと算段をし始めた矢先、電話が鳴り、担当センターから、大学に爆破予告があったため、本日の講座は休講になりますとの報せを受けた。補講日は後日相談するのだと。いやはや、こんなことは初めてである。しかし、本当に混乱させたければ、数日前に行われた学園祭を狙えばもっと効果的だろうに、誰の仕業ならむ?

  すると荊妻から、娘の新居に物を届けようとしたら、鍵を忘れてしまったとの連絡。では、持って行ってあげましょうと、研究室に赴く。Skypeで、ドイツと研究会をなさっておりましたわ。

  手が離せないふうなので、届け物は私が持って行ってやろうか?と申し出ると、お願いと言われる。20分ほど歩く。途中、スピッツを連れたご婦人がおいでで、おやまあ、スピッツですか? 今どき珍しいとお声を掛ければ、そうです、スピッツです、と言われた。さて、娘夫婦の新居に到着。鍵を開けて、荷物を入れておいた。しかしまあ、すごい名前の信号だな。

 

   新大塚の駅前に出て、蕎麦をたぐる。花番さんは実に気さくな方だったけれども、蕎麦もつゆも、残念なレベルであった。口直しに丸ノ内線で淡路町へ移動し、「まつや」でりんだもぢる。デザートはもちろん、「竹むら」で粟ぜんざいを食する。

  爆破予告のお蔭で、思わぬ遊楽が果たせた。A師匠への御礼の品などを物色した後、帰宅して、ショートステイから戻ってくる老母を迎えた。夕食はできあいのものを中心にでっちあげたが、食うわ食うわ、これはなかなか死にそうもない。

  松江の菩提寺のご住職が遷化されたことを伝える。弔電を打っておいた。12月下旬、娘夫婦と墓参りに行く際に、お参りすることにしよう。