そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

1月21日(土)国語教育の発表をする

2017年01月21日 | 公開

  学内E学部の、国語教育関係の例会で発表することになっている。配布物は早くに事務局に送っておいたので、身の回りのものを持って会場へ。代表のM教授が開会挨拶で俵万智に触れられたので、マクラを急遽変更して、私も俵万智の話から始めた。おそらく高等学校で初めて俵万智の短歌を教えたのは、私であると思っている。ひょんなことから、卒論も読むことになったしな。

  発表は2本で、最初私がトリになっていたのを、事務局に強硬?に申し入れて、前座にしていただいた。トリのO先生は歌人で、県立高校の校長先生だが、学生時代、蕎麦屋の2階で私のアジ演説を聴いたことがあるよしにて、冷汗一斗とは、このことだった。

  会場には、私が第八代校長を務めていたH学院の、第三代校長を務められたE名誉教授、それにT名誉教授もお出ましになっていて、ご挨拶を申し上げた。T先生には知り合いが先生のお弟子だったというお話を申し上げると、ああ、よく知っているよと言われた。いやはや、狭い世界である。

  終了後、あさつき大学のNさんと飲む。本日お誕生日のよしだが、プレゼントを用意できず、お祝いの歌を一首お贈りし、あとは奢らせていただいた。大学近くで日本酒を飲み、神楽坂に移動、中華バーと、アナログレコード・バーをはしごした。

  荊妻は明日、日帰りで大阪へ文楽を観においでのよし。