”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

初めまして、黒瓜

2022-08-30 10:02:29 | 野菜

ここからは、この夏に出逢った貴重なお野菜を紹介させていただきます。

  

まず、最初は愛知県三河地方で多く栽培されている黒瓜です。

1個755gもありました。

子どもの頃によく食べていた白瓜(きゅうりがちょっと丸みをおびたような薄緑色の瓜)を

想像していたら、まるで冬瓜のよう。

驚きました!!(@_@。

  

 

カットしてみると、

メロンのような甘い香りがします。

  

 

黒瓜は、漬瓜として栽培されていますが、水分が多く、果肉は軟らか。

だから、即席漬けには向きますが、長期保存はできないとのこと。

  

そこで、愛知県の方が紹介しているレシピを参考にして、こんなお料理に挑戦しました。

 

   

●黒瓜とオクラの塩麹和え

塩麹のおかげで、黒瓜の甘みが際立ちます。

  

  

●黒瓜のナムル

黒瓜は塩揉みして水気をしぼり、きゅうり、にんじん、メンマとナムルにしました。

ごま油との相性もバッチリ!!

  

  

●黒瓜とツナのとろとろ煮

冬瓜でよく作るお料理を黒瓜に替えてみました。

私は冬瓜も大好きですが、冬瓜が苦手という人は意外と多い。

これは、冬瓜よりもクセがないので食べやすいと思います。

  

どのお料理も、瓜特有のとろみとシャキシャキ感が楽しめます。

   

 

私は、愛知県のお隣の静岡県に住んでいますが、

黒瓜が店頭に並ぶことはありません。

海の幸も農産物も豊かな愛知県で、なぜ今も黒瓜が作り続けられているのか?

黒瓜について調べていると、東三河の人が

「黒瓜を食べるのが夏の楽しみ!」

「母の作る黒瓜の漬物は思い出の味。」

とお書きになっているものが目立ちました。

  

やはり、おいしさの要素に「思い出」って大切。

東三河の人にとっては、なくてはならない夏の味、

そんなふうに気づかせてくれた黒瓜との出会いに感謝です。

 

コメント (2)
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