透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

初音ミク

2011-09-29 | A あれこれ



 今月(9月)26日付朝刊(信濃毎日新聞)に変わる「リアル」の在り方 バーチャル歌手生んだ「ボーカロイド」という見出しの記事が載っていました。ヤマハが開発した「ボーカロイド」、通称「ボカロ」に関する内容の記事です。

この記事によると、「ボカロ」という歌声合成技術によって、入力した歌詞とメロディーの通りに歌わせることができるそうで、この技術を用いたバーチャルな歌手が歌を歌うんだとか。アキバ系情報には全く疎いので「初音ミク」とか「あきこロイドちゃん」というバーチャル歌手の名前をこの記事で初めて知りました。

すごくかわいい女の子が歌を歌う映像が話題になって、あの女の子は誰?となったことがありましたが、実在しないバーチャルな女の子だった・・・、ということが確かありました(曖昧な記憶ですが)。

映画「ジュラシック・パーク」を観て、バーチャルな恐竜が映画の中ではリアルな俳優と全く同じ存在感なことに驚きましたが、AKB48のメンバーにバーチャルな女の子を加えるなんてことも映像技術的には可能なんですね。そのうちバーチャル歌手がテレビの歌番組に出演して司会者のインタビューに答えるなんてことになるかもしれません。

この新聞記事に載っている初音ミクやあきこロイドちゃんはアニメキャラですが、すごく歌の上手いリアルな、いやバーチャルな美人歌手だってつくることができるわけで、そんな歌手が出演したらすごく人気が出たりして・・・。

変わる「リアル」の在り方という見出しの通り、確かに「リアル」の概念が変わりつつあるのかもしれません。