２００９年３月３１日、浜坂教会の石田孝師が突然天に召されました。そのことを受けて、お隣の香住教会の稲垣 馨師をはじめ、但馬地区の皆さんの暖かい慰めと励ましによって、その後の浜坂教会の歩みが支えられ、現在へと続くことができたことを思い起こします。
教会の教師の死、それも在任中の死は、ご遺族の深い悲しみはもちろんのこと、働いていた教会に属する信徒の皆さんにとっても大きな痛み、悲しみでもあります。浜坂教会は、香住教会の稲垣 馨師をはじめ、但馬地区の皆さんのお力添えによって、その痛みから立ち直ることができたことを思い起こします。
この度の香住教会の若い教師である小林拓哉師の突然の死は、私にとっても大きな痛み、悲しみの出来事でした。同時に、かつて浜坂教会の石田師の時に但馬地区の皆さんがどのような思いで石田師の死を受け止められたのか、その後の浜坂教会を支えてくださったのか、その気持ちが少しでも分かったような気がします。そして、今度は浜坂教会があの時のお返しをする番だと思わされています。
豊岡教会の小林 聖師が香住教会の代務を引き受けることになりそうですが、私も礼拝を継続するためのお手伝いなど、できる限りのご協力をしたいと思っています。そうして、香住教会の皆さんの痛み、悲しみがいつかは癒やされ、再び立ち上がる力が与えられるようにお祈りいたします。
