融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

キリスト教の面白いところ

2016年09月28日 | 浜大根伝道

 浜坂教会は、たいへん規模の小さな地方教会の一つです。それで、様々な形で兵庫県内や他県にある教会からの祈りとご支援を受けています。私も含め、教会員一同、たいへん感謝しています。

 それで、浜坂伝道の拠点である会堂を維持するために、修繕費のために積立をしているのですが、それを「浜大根伝道献金」と名付けています。形式としては、一口700円の募金のお願いをして、募金に応じてくださった方に、浜坂特産「浜大根おろしドレッシング」をお届けしています。そうして、会堂維持・修繕のための費用が積立られ、また、浜坂の町おこしのために、少しでも役に立てたらと願っています。

 それにしても、キリスト教は面白いところがあります。一般的に、規模の大きな教会に献金のお願いに行ったりするのですが、快く応じてくださるところが多いのですが、断られるところも多いです。そして、規模が小さく、たいへん厳しい運営をしていそうな教会にも、お付き合いとか、活動の紹介などを兼ねて、断られるのを織り込み済みで献金のお願いに行ったりすることもあるのですが、不思議なことに快く応じてくださることが多いのです。

 こちらと同じように財政的に厳しいと思われるのに、喜んで献金に応じてくださる姿を見ると、二重の意味で励まされたりします。また、そういった「繋がり」が深められることが、貴重な財産となるものだと実感しています。

 世の中は、自分のところが苦しいのに、人のことまで構っていられない、そんな論理があると思います。けれども、キリスト教の面白いところは、自分のところが苦しいのに、むしろ苦しいからこそ人の苦しみが分かり、寄り添おうとするところにあるのではないかと思います。それは、イエスさんがそうだったからだと思います。もちろん、献金とはいえトレードとして行っていますし、同じ兵庫にある教会の仲間だからという意識が前提なのかもしれません。いずれにしても、面白いと思います。

 

 


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「浜大根伝道」始めました!

2015年01月29日 | 浜大根伝道

 浜坂町を流れる岸田川の岸辺には、浜大根がたくさん生えます。浜大根は、アブラナ科の一年生植物で、ダイコンが野生化したものとされ、全国各地の海岸の砂地に生えています。春には、淡い紅紫色のスミレのような可愛い花をつけます。ダイコンという名がついていますが、根っこは太くならず、固くて食用にならないとされています。けれども、毎年種がこぼれ、たくましく育ち、やがて土へと帰り、土地を豊かにしてくれます。

 浜大根を見ていると、地方の小規模教会のことを思い起こします。それは、御言葉を宣べ伝えるために、地方で頑張っている小規模教会や伝道所が、伝道の困難や、財政的な困難といったものを抱えつつ、それぞれの地域で根っこを張って、花を咲かせ、御言葉の種を蒔き続けている日常と重なっているからです。

 浜坂教会では、浜大根のように浜坂に根を張って、御言葉の種を蒔き続けるようでありたいと願い、「浜大根伝道」という言葉を掲げ、イエスさまの愛の教えによって、人々の心が豊かにされ、地域も豊かになれるようにとの思いで活動したいと考えました。また、町おこしは教会おこしでもあるという考えをもって、浜坂の特産品をご紹介したり、色々な情報を発信したいと思っています。

 

 


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