融通無碍 翼を休めてみませんか

新温泉町浜坂にある日本キリスト教団浜坂教会の
牧師日記

明日は礼拝です

2020年12月26日 | 礼拝のご案内

 明日12月27日(日)は、本年最後の礼拝、歳晩礼拝です。午前9時からの教会学校については、コロナのこともあり引き続きお休みしています。10時30分から礼拝が始まります。メッセージの題は「目を上げて」、賛美歌は「きよしこの夜」、「今こそ声あげ」です。礼拝中は、窓を空けて換気をしていますので、寒さ対策をされてお越しください。状況によっては中止しますが、礼拝後に会堂清掃、お茶の一時があります。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 日本でも新型コロナの変異種が見つかり、更に状況が悪化傾向にあります。変異種は感染力が強いとのことで、今後とも予断の許さない状況です。菅首相は、国民に自粛を呼びかけているのに、自分は大人数でステーキ宴会に参加したり、その他にも宴会好きな自民党議員がコンパニオンを呼んでドンチャン騒ぎとか、言っていることとやっていることがかけ離れています。そんなことでは国民の手本にならないという理屈さえ分からないようです。「もっと真面目にやって欲しい」という国民の声に耳を傾ける気もない人たちによって政権が運営されています。空恐ろしい限りです。

 


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「声を上げて」

2020年12月26日 | 聖書のお話

「声を上げて」 ルカによる福音書 2章1~20節

 宗教というものは、政治と関わりを持ち、結びついているところがあります。キリスト教も例外ではなく、2千年もの歴史の中で時の政治と深く結びついて来ました。イエスさんの誕生もまた、「住民登録」というローマ帝国による政治の真っ只中で起こり、そのために家畜小屋で生まれることになりました。聖書は、イエスさんの誕生の次第を通して、時の政治の矛盾や問題を浮き彫りにしています。イエスさんの誕生物語は、社会で弱く小さくさせられていた羊飼いたちに希望を与え、その希望を言葉にし、声を上げて人々へと語り伝える羊飼いたちの姿を伝えているように思います。

 現代もまた、コロナ渦にあって弱い立場の人たちが困窮しきっている状況があります。コロナ渦は政治の矛盾や問題を浮き彫りにし、社会の最も弱い立場の人たちが誰であるかも浮き彫りにしました。私たちは、そのような状況の中でクリスマスを迎えています。この時代、クリスマスが弱くさせられている立場の人たちへの希望と生きる力になり、弱くさせられている人たちがクリスマスを喜び祝うことができるのかどうかは、イエスさんを信じる者たちが、どのような声を上げるかにかかっているのではないかと思います。

 


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明日は礼拝です

2020年12月19日 | 聖書のお話

 明日12月20日(日)は、第4アドヴェントでクリスマス礼拝として守ります。午前9時からの教会学校については、コロナのこともあり引き続きお休みしています。10時30分から礼拝が始まります。メッセージの題は「声を上げて」、賛美歌は「主を待ち望むアドヴェント」、「今こそ声あげ」です。礼拝中は、窓を空けて換気をしていますので、寒さ対策をされてお越しください。礼拝後は、例年のようなクリスマス愛餐会は行わず、簡単なお茶の一時で早めに終わります。大人数の場合は行いません。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 コロナ渦も予断の許さない状況ですので、予定通り24日クリスマスイヴ礼拝も教会員のみ、とは言っても夜ということもあり、高齢の方々には出席を控えていただき、実質牧師家族で行うことにしています。狭い浜坂で、できるだけ感染のリスクを少なくするための苦渋の判断です。一日も早く、このコロナ渦が収まりますようにと願っています。

 今年はコロナの状況で礼拝を自宅礼拝に切り替えたことが度々ありました。地区や教区で大勢が集まってのプログラムが軒並み中止となって、大変残念です。皮肉なことに、集まれなくなって、互いの存在をより意識することになったりと、普段、当たり前のように集まっていたのが、実は尊いものだったと教えられたりもしています。

 礼拝もまた、自宅で行うということは、受け身的ではなくてより積極的に神さまに向き合おうとしなければならないことであり、それぞれの信仰生活が問われる経験になったことと思います。全てを消極的に捉えていると、何もやれなかったという残念な気持ちにしかなれませんが、積極的に捉えてみると、一見すると何もできなかったように見えても、例年よりもずっと頑張っていることに気がつきます。

 


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「小事に仕える」

2020年12月18日 | 聖書のお話

「小事に仕える」 ルカによる福音書 1章26~38節

 「大きいことは良いことだ」と言われています。夢も大きければ大きいほど良いとされています。人間は、とかく大きな地位や大きな名誉を追い求めてしまうところがあります。しかし、大きいことを求めるあまりに、小さいことを軽視してしまうなら、結局のところ大きなことを成し遂げることなどできないように思われます。大きいことを成し遂げるには、小さいことに忠実でなければなりません。小事に忠実になれないのに、大事に忠実になれる筈がないからです。

 マリアのところにやって来た天使は、「聖霊があなたに降り、いと高き方の力があなたを包む。だから、生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。」と言いました。天使は、マリアの身に起ころうとしていることが、人間の思考を遙かに越えた大きな出来事であることを伝えています。天使の言葉を聞いたマリアは、「わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身になりますように。」と言いました。マリアは、大きなことに心を奪われるのではなく、まず自分が神さまの僕であるという「小事」に忠実であろうとする姿勢を示しました。

 


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明日は礼拝です

2020年12月12日 | 礼拝のご案内

 明日12月13日(日)は、第3アドヴェント礼拝です。午前9時からの教会学校については、コロナのこともあり引き続きお休みしています。10時30分から礼拝が始まります。メッセージの題は「小事に仕える」、賛美歌は「主を待ち望むアドヴェント」、「キリストは明日おいでになる」です。礼拝中は、窓を空けて換気をしていますので、寒さ対策をされてお越しください。礼拝後は、お茶の一時がありますが、大人数の場合は行いません。ご興味のある方は、どなたでもご出席ください。

 菅首相は、Gotoインパール作戦を進めるために、コロナ対策をわざとしていないように見受けられます。これは、犯罪と等しく、医療崩壊を誘発し、死者まで出しているのですから、もはや逮捕されるべきではないかと思います。安倍政権の時から、犯罪を犯しても逮捕もされない、起訴もされない、公文書も都合が悪ければ廃棄したとか、まともな神経を持っている人は自殺するしかない状況が続いており、そんな政府を支持している人がいることに驚きますが、孫や子の代のことなどどうでも良いと考えている人が多くなっているのだとしたら、非常に残念です。

 来週は、クリスマス前の寒波来週との予報ですので、どうか健康に留意し、新型コロナに罹らないようにご自愛ください。

 


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