あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

自力で解決 慶州ーホテルにて

2008-07-30 23:40:35 | 旅行

 韓国旅行のつづきです。


 ホテルに帰ったわたしたちは、食事までの30分の間、ホテルの周りを散策しました。


 外から見たコンコルドホテル。 なかなかきれいな建物です。 韓国の木槿印5つ(5つつ星)がついているんですよ。



 コンコルドホテルは、晋門湖のそばに立っています。 この辺り一帯リゾート地として整備されているようで、湖には白鳥型の遊覧船が浮かんでいました。 近くにはゴルフ場や、遊園地、公園、野外劇場などの施設があるそうです。


 湖の周りは遊歩道になっていて家族連れなどがゆったりと歩いていました。



 わたしたちがとまったのは、テラスつきのレイクビューの部屋です。 とてもすてきなながめ。



 これが建った当時は、最高級のホテルだったのでしょうが、入ってみるとやや古びた感は否めません。 部屋の鍵をあけるのもちょっとこつがありました。 (案内してくれたホテルボーイが力を込めてノブを引っ張りながら鍵を回すのをしっかり目撃 
 テラスに出るドアもちょっと建て付けが・・・・。 網戸をはずさないように用心、用心。
 でも、前におしゃれなデザイナーズホテルに泊まったことがあるのですが、やたらとデザインに凝って使い勝手は悪いし、欧米人仕様の設備はどれも背が高くて、背伸びをするようにして顔を洗ったんですよ。 それに比べれば、少々古くてもこのホテルはいごこちよくて○。


 食事のあと、ぶじこが誘いに来たので二人で散歩しました。 夫はビールをたらふく飲んでもう夜中の目、妹のほうは張り切って歩いたせいか疲れ切ってダウンというわけです。


 夕暮れの湖もとてもきれい。



 のんびりと歩いて、コンビニで買い物をして、帰っていたら花火が上がっていました。
 
 さて、困ったのはそれから。
 部屋に帰ると、夫がエアコンが効かなくて暑い、なんとかしてくれと言うんですね。 スイッチをあれこれさわっていたら、ぶじこがやってきて、ノックしてもチャイムをならしても応答がない、部屋に入れんと言います。 あとから出かけたんだろうか(夜一人で外出などとんでもない) それとも寝込んでるんだろうか。 部屋から電話したのですが、応答無し。 そもそも電話のかけ方があってるのかどうかもわかりません。 英語の説明書もないのですから。
 


 やむなく二人はフロントに降りていきました。 妹のほうは、フロントから電話したらすぐに出て解決。 エアコンのほうは、日本語のわかるホテルマンが一生懸命説明してくれてなんとかわかりました。 要するにサイドテーブルに部屋の電気類の制御スイッチがあるらしいのです。
 部屋に帰ってさっそく言われたとおりにサイドテーブルのスイッチを入れて、エアコンのスイッチを入れて・・・・・ やっぱり冷風がくる様子がありません。
 とうとう部屋まで来てもらいました。 彼はいろいろ試したあげくどうやら技術者に電話している様子。 そして彼と入れ替わりに作業服を着たおじさんがやってきました。 そして韓国語でなにやら言うのですがわたしにはさっぱり。 片言の英語で壊れているのか聞いてみたのですが、彼は英語がさっぱりなようでー 


 ふと気がつくと冷風がきているではありませんか。  
 


 わけわからん~ 
 


 ともかく部屋はすずしくなって、めでたしめでたしでした。


 よく考えてみれば、韓国語と日本語がわかる人 (=ガイド) が同じホテルに泊まってた~ 
 でも、わたしたちはその人のことはすっかり忘れていたのでした。


 ついでにもうひとつ


 ベッドでガイドブックを克明に読みあさりました。 そしてわかったこと。
 雁鴨池で見た野外ステージの準備は、やはり土曜日の公演のためでした。 そして、ここ晋門湖観光団地の野外ステージでは水曜日を除く毎日、無料で民族舞踊が見られるのだそうです!

 く、くやしい~  ぶじことあんなにぶらぶらしてたのに~


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気の向くままに慶州ー雁鴨池から大陵苑へ

2008-07-29 17:41:37 | 旅行

 博物館の前は、ルドベキアと黄花コスモスの咲き乱れる美しい道。 ここをお目当てのハス畑へ向かって歩きます。



 ハス畑が見えてきました。 なにやら向こうの方を沢山の人が歩いています。 わたしたちも行ってみましょう。


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 たどり着いたところは駐車場になっていて、こんな絵地図が。 こ、これは・・・・・



 広い池と、建物跡。 先ほど博物館で見た雁鴨池と宮殿跡ではありませんか。 こんな近くにあったなんて、またまたラッキー。


 宮殿の一部を復元した建物にはいると、池を渡る風が涼しく、生き返るようでした。



 絵地図で言うとL字型の手前のはしにある建物の中から、L字型の先にある建物の写真を写しています。 昔は向こうの建物まで廊下といくつかの建物でつないでいたんですね。 わたしは何となく宇治の平等院を思い浮かべました。 平安貴族たちの住まいで、池に船を浮かべたりして遊んだという寝殿造りに似ている・・・・・。 もっとも寝殿造りはL字型ではなく左右対称ですが。  


 宮殿跡で作業が始まりました。 どうやら仮設舞台を建てるようです。 そういえば野外の舞台で無料で韓国舞踊が見られるとか。 それがここなんだろうか。 でもこの作業塩梅では、今日ではなさそうです。残念。 ここですぐガイドブックで確認しておけば良かった。 実はあとで、「残念」どころではなくなるんですね。



 雁鴨池を出た反対側に小高い丘があって細い道から人が降りてきました。 あっちに何かあるかもしれない、行ってみよう、 というわけでえっちらおっちら登ってみました。 


 丘の上は、周りを木に囲まれた何にもない空き地でした。


 木々の間から黄花コスモスのじゅうたんが広がっているのが見えます。 この辺り一帯は、はすや黄花コスモスの畑で彩られているのです。



 しばらく行くとこんなものが。 石氷庫と書かれていますね。 するとここは・・・・・



 地図で確認したところ、ここが半月城の跡地だったのです。 またまたすばらしい。 石氷庫は昔氷を保存したところです。 修学旅行らしい小学生が大勢休んでいました。


 半月城址は、三日月型の地形になっています。 端まで来ると下り道になりました。 そこをぶらぶらと歩いていくとー



 木陰のベンチで昼寝する人が何人か。 古風な塀と建物があったので写真をとりました。 あとで調べましたらここが鶏林というところでした。 林の中に金の櫃がおかれにわとりが鳴いていたと。 その櫃の中には赤ん坊がいて、この赤ん坊が慶州の始祖になったと。 へへへ・・・全部ガイドブックと写真集からの受け売りです。


 下に降りると正面に見えてきたのは瞻星台(せんせいだい)ですね。 石積みで柔らかな曲線を描いているのがすごいです。 しかもこの石は旧暦の1年間と同じ数の石でできているそうです。 随所に暦に関係のある数字が取り入れられているようで、一節には東洋最古の天文台とも言われています。 ちなみに瞻と言う字は見るという意味です。 
ー勉強になるなあ



 道の左手は小高い丘がたくさん。 これ、全部古墳です。 わたしたちは大陵苑まで来てしまったのです。 この古墳群の埋蔵品は博物館に展示されていました。 内部を見ることができるのは天馬塚のみ。でもこれは明日行く予定なのでこの辺で散策を切り上げホテルに帰ることにしました。



 当てずっぽうに歩いたにもかかわらず、わたしたちは6つもの遺跡を見ることができたのでした。 


 今回急な旅行でしたし、手続きも娘任せ、お気楽にやってきた結果事前研究が足りませんでしたね。 反省。 
 というのは、タクシーを拾った大陵苑の駐車場ちかくには、名物の皇南パンや、へジャンクク(味噌煮込みかな?)のお店などが建ち並んでいたのに、見過ごして帰ってしまったのです。 皇南パン、食べてみたかった~。 ーつづくー


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好き勝手に慶州ー慶州国立博物館

2008-07-28 21:59:26 | 旅行

 韓国旅行1日目の続きです。

 わたしたちが決心したこととは・・・・・・

 「ガイドを当てにせず自分たちの行きたいところへ勝手に行く


 そうと決まればできるだけ早く慶州に行きたい。 わたしたちは食事のあとすぐ慶州に向けて出発してもらうことにしました。 本当は食事ー免税店、民芸展でお買い物ー慶州 のはず。 でもなぜか午前中に全部終わったんですよね。 なんで? やっぱり国際市場で時間をはしょったとしか思えませんが、もう細かいことは言いません。


 慶州へは高速道路を走って2時間足らず。


 慶州の料金所はこんな建物で、古都に来た!という感じがします。 



 慶州(キョンジュ)は紀元前から1000年ものあいだ都として栄えた都市。 百済、高句麗を征して新羅王朝となった時代の歴史や文化が息づく町です。(もっと歴史を勉強してから来れば良かった ) 世界遺産が3つもあり、明日はこのうちの2つを訪れる予定。 奈良と姉妹都市だそうで、たしかに京都よりも古い歴史をもつ奈良のほうがぴったりという町でした。
 歴史の町の慶州は工場を建てないそうで、のどかな田園風景が続きます。 そして延々と10キロ以上もつづく桜並木。 花の季節はさぞかし美しいでしょう。 道路も整備され、雑草やゴミも見あたらない清潔な町でした。


 車は、中心部を抜け晋門湖のほとりにあるホテルに着きました。 時刻は2時過ぎ。 6時に食事に案内してくれるまで自由です。 


  4時間近くある


 部屋を確認したらさっそく行動開始。 フロントでタクシーを呼んでもらいました。 娘たちが英語で話したのでホテル側が配慮してくれたのでしょうか、英語の話せる運転手さんが来てくれました。
 愉快な運転手さんで、夫を実年齢より15歳も年寄りに見ていたようで、本当の年齢を教えたら大汗かいていました。 道々、いろいろな説明もしてくれました。
 行き先は慶州国立博物館。 ホテルに行くまでに近くを通った所です。 タクシー代にして8000ウォンちょっと(日本円で800円くらいかな?)の距離でした。


 博物館が近づいたところで目に飛び込んできたのは



 広大なハス畑です。 その後ろは桜並木です。 運転手さんによれば、博物館の向こう、5分ほど歩いていくともっと広いハス畑があると言います。 よし、博物館のあとはそれを見に行こう。


 博物館の入り口です。 夏休みのせいか親子連れや子どもの集団が目につきました。 女の人が立っているところがチケット売り場だと思います。 さあ、チケット、チケット・・・・



 突然、女の人に呼び止められました。 日本語で
「お客様、今日は建国記念(たしかそんなことを言ったと思う)なので無料です。 これで1グループ入れます。」
そういってチケットを1枚くれたのです。

 ラッキー!!


 門を入ってまっすぐ向こうに見えるのは聖徳大王神鐘。 あまりの大きさに何度も鋳造に失敗し、最後に人柱として女の子を煮えたぎる銅の中に投げ込んで完成したのだとか。 そして完成した鐘をついたところ「エミレ(おかあさん)と音がしたので、「エミレの鐘」と言われるようになったそうです。 ただし、これは史実かどうかはわかりません。でも、どこの国でもこういう話がたくさんありますね。 魂を込めて作ったということでしょう。



 メインになる考古館。 ここには古い時代の古墳の埋蔵物などが展示されています。 



 土師器など、歴史で出てきたような・・・・・ 日本は百済から技師を招いて国造りをしたんだっけ。 やっぱり歴史をおさらいしてくるんだった。


 考古館の隣にある建物では特別展示が行われていました。 やっぱりラッキー。 金冠の本物を見られるのです。



 金冠は、鹿の角のように枝分かれした金の板に、翡翠の曲玉をたくさん取り付けて、とても豪華でした。 左の方に写真が飾られています。 でも、重そう。


 仏教美術をまとめた美術館。 屋根の形がきれいですね。 ここには仏像などが展示されていました。 外の石の塔なども貴重な展示物です。 



 雁鴨池(アナプチ)で出土した遺物を展示している雁鴨池館。 アナプチというのは新羅時代に建てられた宮殿の庭だそうです。



 大急ぎですべての建物を見て回りました。 朝鮮半島と日本とはこんなに古くからつながりがあったのだと感慨深いものがありました。   ーつづくー


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ちょっとそこまで○○

2008-07-28 01:18:28 | 旅行

 一夜明けて見えたのは、 海際まで立ち並ぶ高層ビル群。 ここはどこでしょう。



 船の舳先にまわると、おもしろい形の岩が4つ



 竜頭山公園にそびえる高い塔。



 塔の展望台から下を眺めると・・・・・



 大都会ですね。 


 反対側にまわると港が見えました。 わたしたちが乗ってきた船が停泊しています。 建物に書かれた文字はハングル文字。


 そう、ここは韓国の港町「釜山」です。



 わたしたち家族4人は、下関から出るフェリー「はまゆう」に乗って韓国に来たのでした。
 なぜ、船でなのか。 それは・・・・


 夫が飛行機が嫌いだからです。 そのため今まで海外旅行をしたことがなかったのですが船ならばと、出かける気になりました。 ちょっと興奮してる?


 わたしにとっても船での海外旅行は初めて。 でも豪華客船の旅とはいきません。 なにしろお安い。 船室は2等の雑魚寝。 わたしたちの部屋には、外に2人の日本人がいるだけでした。 80歳を越えた男性は剣道の先生で1ヶ月に2回、韓国に剣道を教えに行っているのだそうです。 つれの女性はわたしくらいの年齢で、通訳でついていくのだそうです。 


 船の中は修学旅行帰りの中学生くらいの子どもたちが大勢乗っていました。 また、別の部屋は韓国人乗客で満員です。 船の便を利用する人は予想以上に多いようでした。


 夕方6時乗船、7時出発。 手続きも、まずすべての荷物をまとめて検査して、出国審査をすればすぐ乗船です。 飛行機にくらべてなんと簡単なこと。 「ちょっとそこまで」というキャッチフレーズがなるほどと思えます。


 愛媛県の東予ー神戸・大阪を結ぶオレンジフェリーよりも大きな船は、波の荒い玄界灘をさして揺れることもなく乗り切りって朝になりました。 本当は午前3時には釜山沖に着いて停泊してたんだそうです。 韓国は思ったよりもずっと近い国でした。


 夕べのキムチの匂いがただよう船内を、頭全体におおきなカーラーを巻いたおばちゃんが行き来します。 なんだか韓国の庶民の街の雰囲気が・・・・・(韓国の庶民てどんなのかまだ知らないけど) 


 船を下りるときも、荷物全部をまとめて検査し、税関を通るだけ。 簡単。


 韓国人ガイドが出迎えてくれました。 そして竜頭山公園へ行った後、国際市場へやってきました。 ここはないものがないと言われるほど何でも揃う場所なんだそうです。 


 看板も商品も色があふれています。



 店で見かけたくつした。 これは日本のおばさまたち目当てに作ったんでしょうかね。 ん? 男物か? ぶじこは韓国の人気DJの似顔絵を描いた靴下を気に入って大量に買っていました。



 靴下の横には韓国のお札10000ウォンをプリントしたパンツも。 お札にはえらい人の顔が印刷していますね。 なんだかおそれおおいような・・・・・



 鍋専門店です。 2階までぎっしりとならんだ鍋、鍋、鍋ー。 鍋だけでこの品揃え。 すごい。



 狭い路地は小さなお店がひしめいています。 左の路地も、右の路地も行ってみたい・・・・・でも、迷ってしまいそうです。 とっても興味があったのですが、10分ほど歩いただけで車に戻ってしまいました。 
 なんだかあっけない。


 さて、つぎは食事です。 昼はビビンバの予定。 昼間っから恐縮ですが、韓国ビールをいただきました。 さっぱりして飲みやすい感じがしました。



 追加のお料理を勧められましたが、ビビンバだけで十分おなかがいっぱいになりました。


 旅行コースにはいっていた釜山での観光はこれでおしまい。 ガイドさんが時間があるからエステでもと、すすめてきましたがわたしたち全く興味なし、「チャガルチ市場に行きたい。」と言ってみましたが、「コースに組まれてないから」とやんわりことわられてしまいました。 
 ああ、そう。
 エステだってコースに入ってないのに、それはいいのか?
 


 超格安ツアーの悲しさ、 車にはわたしたち家族だけなのでかなり自由になりそうなものを、どうやら規定通りにしか動くつもりがないらしいです。 それならばと、わたしたちは密かにある決心をしました。 ーつづくー


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すいか初収穫

2008-07-23 01:34:41 | くらし

 母が再度入院しています。 といっても今回は、前の手術の後始末のようなもの、とても元気です。 そして畑の作物をしきりに心配しています。


 きゅうりを取らんとすぐ大きくなるけん・・・・・はいはい、すでにバットのようになっています。
 とうろくまめが固なってしまう・・・・・残念、時既に遅し。 固くてさやは食べられませんでした。
 とうきび(トウモロコシ)はどうなったろか・・・・ちょうど良かったです。びっしり実の詰んだトウモロコシをいただきました。 おいしかったです。
 スイカが二つしかできとらんのよ。 あれほど実がなっとったのに。 もうそろそろ採ってええと思うんじゃけど・・・・はい、見てきます。 


 というわけで山の畑に行きました。

 一瞬、絶句、  ですね。 夏草のすごいこと。 向こうの奥の方にスイカはあるんですがー



 草をかきわけ行くのがいやになっちゃう。 まむしでもいたらどうしよう。

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 おお、大きい!
 草を分けつつ、つるを踏まないようにまたぎながらやっと見つけました。



 まず、写真を撮りましょうと腰を下ろしたらー なにかおしりにこつんとあたりました。 見るともう1個、同じくらいの大きさのスイカがありました。 あとは母の言うように何も見あたりません。 小さい実がたくさんついてたはずなのに、 すべて落ちてしまったのでしょうか。

 でも、かわいい花がいくつか咲いていましたから、またできるかもしれません。 


 


  二つのうち、たたいて軽い音のするほうをとって帰りました。

  どんな野菜でも果物でも初めての収穫は浮き浮きするものですが、スイカはまた格別。 娘たちがまだ小さかった頃、ようやく野球ボールぐらいになったスイカを
 「ばあちゃん、スイカがなっとった。」 と、それはそれはうれしそうに持って帰ったそうです。 その気持ちわかりますねぇ。
 
 さっそく割ってみました。 ちょっとだけパリッとひび割れる音がしましたがなんだか皮が固いような気がする・・・・・・


 やっぱり~。 少しとるのが早かったようです。 皮が厚く、種はまだ白い柔らかい種でした。



 残念!
 でも、食べてみると案外甘くておいしかったです。(のどが渇いていたせいか?)  しっかり熟すまでおいておいたらどんなにおいしかったことか。 もう一つ残しておいてよかったです。 母が退院する頃にはおいしくなってるでしょう。


/P>

 さて、明日から4,5日ブログをお休みします。
 「ちょっとそこまで○○」というツアーでお出かけしてきます。 ぶじこがすでに行き先をバラしておりますが・・・・・
この○○がわかる方、すごいですね。 お土産ブログお楽しみに。 では行ってきます。 


/P>

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ちょっと派手、いやかなり派手なバッグ

2008-07-21 17:48:10 | レザークラフト

 花唐草のバッグ。 思いっきりカラフルに染めてみました。 お世話になった方に差し上げるんですけど、ちょっと派手かな? いや、かなり派手かもしれない。 
 


 派手な色を地味にする方法はいくつかあって、この上からグレーや茶色系の染料を一塗りしてもいいし、靴墨に似たアンティックカラーや、ペンキを塗りこんでも渋い色調にできます。 そうしようか、と相談したら、「革なんてそのうち自然にくすんで地味になるんだからはじめは鮮やかなのを楽しんだらどう?」と、教室兼お店のT子さんのご意見。 はあ、ごもっともと、そのまま仕立ててしまいました。
 革はそのままでも使い込むほどに飴色になって深みのある色調になってきます。 そうなるまでせいぜい愛用していただいたら本望です。


 ところで、今回の作品は、市販のバッグのパーツを使っています。 デザインは先生図案集からいただいたし、わたしにしてはかなりの手抜き。 でも、既に出来上がっている本体にクラフトした革を貼ってかがるだけなのでとっても簡単です。 


 レザークラフトを楽しむ人には二種類あって、とにかく多作、こうした半製品を使ってどんどん作る人と、徹底して手作りにこだわる人とがあるみたいです。 
 わたしは、どちらかというと後者のほう。 でも財布などは既製のパーツを使います。 本格的な機械があれば別ですけれど、手作りでは細かい複雑な部分は手間がかかるだけでそのわりにきれいにできないし、その辺は適宜使い分けています。


 このバッグは、ファスナー部分がどこからでも開くようになっています。 これって便利かもしれませんね。



 付属品で手紐もついていたのですが、金具がこのもようには合わないような気がして別の金具にしました。 もともとついていたのはこんなの。 雰囲気が変わってきますね。 それにせっかくの花が隠れてしまうんです。 これはこれでまた別の機会に利用することにします。



  手紐が決まっているとデザインが限られてきます。 わたしとしては、手紐はいらないからその分お値段が安い方がいいなあ、と思うんですけど。 どうでしょうか。


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のうぜんかずらとゴミ収集

2008-07-20 23:49:59 | 植物

 連日猛暑です。 この暑さをものともとせずのうぜんかずらが咲いています。 まるで、この暑さを取り込んでエネルギーに変えているかのような元気さ。 
 梅雨のさなかに咲き始めたときは、どんよりとした景色に活を入れるような明るさがありましたが、こう暑いとオレンジの花がよけいに暑苦しく感じるのですが・・・・・ わたしだけかしら。



最近塀からはみ出すようにノウゼンカズラが咲いているおうちが増えました。


  


 先日、所用で松山市郊外の住宅街を車で通ったことがありました。 家の密集したその地区にもノウゼンカズラがあちこちに咲いていました。



 ふと気づいたのですが、 その日はゴミ収集の日らしく、2,3軒おきにゴミ袋が固めておいてありました。 このあたりじゃゴミステーションがなくて、家の戸口に置いたのでいいのかなあ。 それって便利よねぇ。 うちのほうでは、ゴミを集めるところまで1キロ近く離れているので、ゴミは車で運びます。 お年寄りなどは一輪車にゴミ袋を積んで運んでいっています。 近くに捨てることができたらどんなにか助かることでしょう。 そんなことを考えながら走っていると、向こうからゴミ収集車がやってきました。
 なぜかノロノロ運転です。 どうしてスピードを出さない? よく見ると驚いたことに 


 
 人が走ってる!
 


 ゴミ収集の人が二人、自動車の脇を走っているのです。 そして、2,3軒おきに集められたゴミ袋を車の中に放り込んでいます。 
 ゴミステーションが地区に散らばっているうちのほうでは、もちろん作業員は車に乗って移動します。 でも、こんなにあちこちにゴミをおいてあったら、作業員はいちいち車に乗り降りして集めるよりも、車から降りて走った方が効率が良いということですね。 それにしても、収集車のほうはもう少しゆっくり走ってあげたらどうだろうか。ゆっくりしたのでは間に合わないのでしょうか。   この暑さの中で熱中症にならなければいいけど。
 生活の便利さの陰にはこうして黙々と働く人の苦労があったんだなと、気づかされました。 そしてこの暑さの中で走る姿に頭の下がる思いがしました。 


 近頃、楽をして儲けるとか、人をだましてでも儲けるとか、正直者がバカを見る事件が多すぎます。 たとえばどこかの投資家の欲のために原油は高騰し、地道に働く人たちが影響をうけて苦しんでいます。 迷惑ブログなるものを開設して年に何百万円を稼ぐ人も増えているそうです。 額に汗してというよりも全身汗まみれで働き、社会の仕組みを底辺で支えている人たちの存在を忘れてはならないと思いました。


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愛しのえり(-)

2008-07-20 00:23:57 | ペット

 1月に母が手術してから退院した今も実家に入り浸っています。 飼っている2匹の猫もすっかりなつきました。


 なな。 10歳以上のおばあさん猫。 でもこのおとろえぬ容姿と色香、気性の激しさ。 姐御ですねえ。



 じいちゃんの座るソファーの背もたれがななの指定席。 甘えん坊のななは、いつでも家族といっしょです。



 それに比べてえりは・・・・・


 ウッドデッキの上でお昼寝。 ななが部屋にいると中に入って寝ようとはしません。
 えりのおなか、なんだかへんでしょう?



 お腹の半分から足にかけてはげているのです。



 心配になった母とわたしは、動物病院へ連れて行きました。 すると、先生は、ストレスから来るはげだと言うんです。 たとえば、飼い主の愛情が一方に偏っていたりーない、ない。 それはありません。 思い当たるとすれば・・・・


 ななのいじめかしら?


 ななは、あとからやってきたえりの存在が気に入らないらしく、たまに人間のいないところでえりをいじめるのです。 


 そこでできるだけえりが寝ている部屋にななを入らせず、えさを食べるときはそばについて安心して食べられるようにしたところ、少しずつ毛がはえてきました。 今ではすっかり元通りです。 



 ところで、このえりちゃん、いつもこのポーズなんですよ。 こんなに無防備で大丈夫かい? 


 1月頃は警戒して、わたしの横をすり抜けるようにして逃げて行ったえりちゃんです。 でもとても賢い子で、 何かして欲しいことがあるとごろんと横になります。 わたしが「何? えりちゃん?」と話しかけるとおもむろに起きあがって、目的の所に小走りで行きます。 えさが欲しいときはえさ入れにほっぺをすりすり。 外へだして欲しいときにはドアノブを背伸びしてさわろうとします。 母が居ない間、わたしのことをじいちゃんよりも頼りにしてよい存在だと判断したらしいです。 まだまだ、親しくそばへ来るというわけではありませんが、用事があるとわたしの所に来るようになりました。


 その信頼を決定的なものにしたのは獣医さんに連れて行ったときのこと。 えりはよっぽどこわかったのかじっとわたしに抱かれたままでした。 診察の時もわたしのおなかに顔を埋めて動きませんでした。
 それからです。 えりが自らわたしにすり寄ってきたり、わたしがバッグなどをつくっている部屋でのんびりと眠るようになったのは。


 初めは人慣れしない愛想の悪い猫だと思っていたえりですが、いったん信頼した人には無防備で甘えん坊、賢くて繊細、かわいい猫でした。 


 えり(-) my love


/P>

 


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木槿(むくげ)の花

2008-07-18 21:50:35 | 植物

大学時代、鑑賞文を書けとだされた課題がー


IMG height=321 src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/55/d5fbd7a7b0ec08af3541f60a1702edd9.jpg" width=465>


 「道のべの木槿は馬に喰われけり」 芭蕉
 意味は、道ばたのむくげは馬に喰われてしまったことよ


 それがどうした!


 わたしは、はたと考えてしまいました。 だいたい芭蕉の俳句は簡単すぎて難しすぎます!

 木槿の花だけは知っていました。 実家の前のおうちの杉垣のそばにあったのです。 でもわたしはあまり好きではありませんでした。 近似種の芙蓉に比べてもなんだか地味な花で、舗装されてない道のほこりをかぶって、1日しか持たない花がしおれたのばかりが目について・・・・


 ある日の学校からの帰り、木槿の横を通りかかったときふと線香の匂いがしました。 わたしは線香の匂いもきらい。 線香の匂いのする仏様のお下がりなど絶対食べない子でした。 そして家に返ったわたしは伯父の急死を知らされたのでした。 

 芭蕉の時代は、今と違って世の中全体に色が少なかったはずです。 人々の着物も建物も道具も。 今はいろいろな園芸種が出回って、きれいな花がたくさんありますが、野の花々も今よりはずっと地味だったはずです。 そんな中で夏の暑さに負けず咲いている木槿は、当時としては華やかで、旅の疲れを癒してくれるものだったのでしょう。 せっかく「ああ、きれいだ」と眺めていたのに、それを馬に食べられちゃったんですね。 馬にとっては花より団子 馬の耳に念仏 豚に真珠・・・・・ これはわたしの勝手な解釈。 


 わたしの記憶にある木槿はー
 これが一番近いかな? 畑の真ん中で盛大に枝を広げていました。 でも、もっと花も小さく、色もくすんでいたような気がします。


IMG style="WIDTH: 462px; HEIGHT: 347px" height=385 src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/d5/822a27409e976442bc0378d972e1a366.jpg" width=506>


 わたしは原種の素朴な花が好きなのですが、木槿だけはちょっと華やかに改良された園芸種がいいかな。


 もし植えるとしたら


 白に赤



 八重咲き


IMG style="WIDTH: 463px; HEIGHT: 337px" height=374 src="http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/0a/83db3b72c3740256294f93e77428dc80.jpg" width=511>


 これ、これがいいなあ。 


 


 純白の木槿です。 涼やかで華やかで、ハイビスカスに似ていますね。
 


 年をとって、いつの間にか木槿も好きな花になっていました。 


/P>

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珍しいトンボ

2008-07-18 01:23:08 | 生き物

 「めずらしいトンボがおるよ。」 ぶじこが呼んでいます。

 外へ出てみると、ハグロトンボが飛んでいました。  このトンボは、この間も畑で見ました。 水と言えば雨水をためたタンクしかない柿畑のどこでハグロトンボはうまれたのでしょうか。 

     

 子どもの頃、田園地帯にある実家の近所にはどの家にも水路を引き込んだ堀があって、そこで洗い物などをしていたのです。 もちろん最後には井戸水できれいに洗いますが。 その堀にはよくハグロトンボがとんでいました。 堀はなくなりましたが、水路の張り巡らされた実家付近ではいまでもハグロトンボを見ることがあります。 そして、このトンボを見ると、まだまだ自然は守られていると、ほっとするのです。

 「なんだ~、そんなに珍しいんじゃないのかあ~。」とぶじこはがっかりしていましたが、ぶじこにとっては珍しいトンボに違いありません。 ぶじこが子どもの頃、川には農薬のために魚もろくにいませんでした。 わたしが見なれた生き物を、子どもたちは見ないで育ってきたのです。  

 わたしにとって珍しいトンボといえば

 草引きをしていて見つけました。 羽のもように特徴があります。 「ミヤマアカネ」でしょうか。 トンボの名前はどうもわかりません。 もようのない羽のアカトンボならよく見かけるのですが、これは初めて見ました。

 そしてきのう、浄瑠璃寺のハスを見に行って見つけた珍しいトンボ。

 逆立ちしてハスの葉にとまっています。 羽が普通のトンボより大きめで、トンボにしては不器用にひらひらと飛んでいました。 チョウトンボの仲間でしょうか。 青味を帯びた黒い羽がとてもきれいでした。

 普通のアカトンボもたくさんいましたが、なかなかとまってくれなくて・・・・。 汗をかきかきおいかけていましたら、またまた珍しいトンボ。

 イトトンボです。 子どもの頃、堀のまわりでもたまにしか見られなかった小さな小さなトンボです。

 体はマッチ棒よりも細く、飛んでいるときは羽が見えません。 まるで針金が空中に浮かんでいるようにしか見えません。 

 よく見るとハスの茎には、ヤゴの抜け殻がたくさんついていました。

 

 田んぼ1枚ほどのちいさな蓮池ですが、ここはたくさんの命をはぐくむ場所でもあったようです。 

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日記@BlogRanking

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