あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

さあ、ゴールデンウィークだ

2019-04-30 21:46:24 | お出かけ
「さあ」って・・・・

 10連休はもう4日目だし、連休より何より平成最後の日だろうが、と言いたいところですよね。
 もともと5月のゴールデンウィークは、どこへいっても混み合って、駐車場探しに苦労するだけだし、季節の変わり目で片付けるものは多いし、庭も畑も草だらけだし、いつも家にこもっていました。
 今では毎日が日曜日。何のことはない毎日の続きの日々ですが、ちょっとだけ期待しているのは孫たちのパパがお休みと言うこと。ちょっとだけばあちゃんの役目も軽減されるかなと。少し時間がとれる間にすべきことをやってしまいましょう。
 まず、晴れた日は、庭と畑の草引き、伸びた植木をできるだけ整えて、蔓草を小さいうちにやっつけてー
 雨の日は換気扇を掃除して、アトリエを整理して、また晴れたら残っている冬物や毛布を洗濯してー
 2日ほどは孫たちと遊びに行ってー

 1日目、合唱団の練習に顔を出して、午後は連休前から取りかかっていた庭の草取り。計画通りです。
 2日目、ちょっとおもしろそうなイベントがあったので孫たちと出かけました。これも計画通り。

 「羊大好き毛刈り大会」
今治市から「出会いふれあいロード」という山の中の道を通って菊間町まで行きました。初めて通った道です。緑がすがすがしい、気持ちよいドライブでした。会場は山の中。



 菊間町には「お供馬」という伝統行事があります。秋祭りに、着飾った馬に乗った少年たちが神社めがけて疾走する勇壮な行事です(見たのは50年くらい前)。今もその伝統は続いていて、この日はお供馬の乗馬体験もできるのです。

 体験を待つ子どもたちの列


 馬はサラブレッドの大きくて立派な馬でした。そのままでは乗れないので軽四トラックの荷台から馬の背に乗っていました。もちろんトラオも乗りました。ちょっとだけびびったようですが。

 それから羊さん

 びふぉー


 あふたー




 途中経過


 おじさん二人がしっかりと脚と頭とを押さえ、バリカンを持った子どもの手を3人目のおじさんが誘導してくれます。羊のおとなしいこと。だけど、びびってどうしてもバリカンが握れず羊を待たせてしまう子やちょっと痛い目に遭わせる子や・・・仕方ないね、初めてだもの。 多分慣れた人が刈る時間の3倍も4倍もの時間を羊は押さえつけられていたのではないでしょうか。ちょっと受難の羊たちでした。でも見ているだけでおもしろかったです。

 刈り取った毛は汚れています。



 これからどうするか説明してあります。


 洗って → 梳かして → 糸にして → 編んで

 足踏みの糸つむぎ機



 子どもでもきれいに糸が作れるんですよね。 おもしろそう。やってみたい。 

 羊毛を使ってバッジ作りもできました。今はやりの羊毛フェルトです。針をちくちく刺して毛を絡めフェルト状にしてオリジナル羊の出来上がり。ヨウコとママが楽しそうに作っていました。 

 別のテントには「お出かけ児童館」の旗。
 ペットボトルのキャップ2個を使った笛作りとか、剣玉やコマ回しの遊びとか、グランドゴルフとか、指導員の人が教えてくれています。
 トラオとウマオはこちらの笛作りに挑戦。

 ケイタはというと、いつの間にか知らない女の子と並んで座って石の机をたたいて遊んでいました。みんなそれぞれに楽しかったね。
 
 トラオとウマオは、帰りに朝倉の運動公園でくたくたになるまで遊んで帰りました。ばあちゃんはどっと疲れました。

 3日目、雨の降ってない午前中に庭の草取りがほぼ終了。午後からは換気扇の掃除でも、と思ってたところに娘から電話が。お父さんの作業が長引いて一緒に行けないから、ばあちゃん、一緒に来て、と。
 
 もう、いきなり言うんだから・・・ 時間ぎりぎりに間に合いました。



 「えひめこどもの城」です。
 ヨウコ「ここにもたおるびじゅつかんがあるよ。」
 わたし「あれは別のお城、子どもの城なんよ。」
 ヨウコ「おしろにぷりんせすがいる?」
 わたし「こどもの城は、こどもみんながプリンセスなんよ。」
 あいにく降り出した雨の中、かさをさしてNHKの人気子ども番組「いないいないばあ」にでてくるわんわんのショーを見ました。
 
 そのあとこれに乗って


 場内をぐるっと半周してお城の玄関へ。広い敷地をゆっくりと見て回りなかなかおもしろかったです。何もありませんが自然だけはたっぷり。
 
 そのあとはお城に入って、蛍の光が流れるまで遊び回りました。閉園時間と言うことが理解できないケイタ、帰らないとだだをこねて困りました。

 というわけで3日目にして早くもわたしの計画は崩れかけ、4日目の今日は、あれ? 何したっけ?
 そうそう、美容院に行って少しだけ女前を上げてきました。けど、それだけ。
 そして平成最後の晩餐は
 
  回転寿司 

 でした。
 
 庶民のささやかなゴールデンウィークです。
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道沿いの八重桜

2019-04-27 23:33:47 | 植物
 前回紹介したベニカナメモチの道、そこからさらに東へ進むと、山裾に緑地帯のように細い広場が続いていて、手前の木々の向こうにピンク色が続いていました。時期的に見てあれ、八重桜じゃないかしら。
 帰り道、どうも幹線道路に平行して狭い道がありそうなので入ってみました。本当に狭い道でしたが、所々に車を停めるくらいのスペースがありました。

 道と広場との境に低いコンクリートの塀があって、広場は一段と低い場所にあり、中へは入れません。

 

 かなり遠くまで八重桜が植えられていました。


 
 このふわふわぽよぽよとした感じ! あわあわと空に浮かんでおいしそう。

 それも何種類か、色の違うのもあります。


 どれも古木とまではいかないけど、けっこう歳はとってるかな?



 なかなかいい雰囲気です。ここなら車は来ないし、転んでも痛くなさそう。小さな子を遊ばせるには最適のようでした。



 いくつかのグループやご夫婦らしき人たちが散策していました。わいわいとお酒で騒ぐ人がいないのもいいですね。だけど、どこからあちらに行ったらいいんだろう。中には塀を乗り越えようとしている強者もいましたけど。

 結局広場の端まで行って、少々の車が停められる場所と広場への入り口とを見つけました。その付近にあった桜。



 黄色でした。鬱金桜? それとも緑系の御衣黄?



 新居浜市に用事があるときはかならずこの道を通ります。なのに、山際の緑地帯がこんなにきれいな場所だったなんて今まで気づきませんでした。

 ぼーっといきてんじゃねえよ!! 
 叱られそうですね。
 
 今年は桜に関していくつもの発見がありました。実はわたし、桜をモチーフにろうけつ染めをしていたんです。なので今までよりほんの少し桜に注意深くなったのかもしれません。
 
 

 ひょうたん池の水に浮かぶ花びらと、大きな幹から新しい枝がでて花を咲かせている様子を描きました。ほんとうは久々に春の県展に出そうと思って染め始めたのですが、相次ぐ孫たちの入院で締め切りに間に合わず、サイズを縮小して別の小さな公募展に出しました。それでも時間がなくて、締め切り最終日に写真も撮らずに持ち込みました。
 これは作品が展示されてから会場に行って写真に撮ったものですが、上からの照明が暖色系だったせいか、かなり色合いが違います。花の色がね、もっと淡くて上品にそめたつもりなんだけど・・・なんだか陽光桜のようなはでな色に見えます。幹に生えた苔や地衣類も背景の色ももっと明るい色なんだけど。革の下には紙粘土で幹と花とを作って詰めていますので、ライトを当てるとより立体的に見えます。ゴールデンウィーク最終日まで展示です。市内のどこかのイベントにお出かけすれば見ることができますよ。
 


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新緑の道を

2019-04-25 23:40:21 | お出かけ
 もう10日も前のことですが、何年かぶりに三浦美術館へ行ってきました。あ、調べたら10年ぶりでした。



 愛媛を代表する現代工芸作家16人の作品展です。毎年お花見シーズンを挟んで行われており、今年の4月4日、5日にはお花見会があって大勢の人で賑わったと聞きました。500円の入館料を払うとお花見弁当がついてくるのです。
 わたしはその日にはとてもとても・・・やっと最終日に滑り込めました。
 松山市の近くには砥部焼という焼き物の産地があり、出品者は陶芸作家さんが多いですが、他にも染色(わたしの師匠の作品も)、ガラス工芸、竹工芸、創作人形、金工、銅版レリーフ、そして木工と、いろいろな分野の工芸作家の作品が展示されています。

 三浦美術館は、三浦工業の本社に併設されているもので、創始者であり芸術家でもあった故三浦保氏の作品や所蔵物が収められています。
 塀に飾られた陶板も三浦氏の作品。



 反対側


 陶板を眺めているのは彫刻の女の子

 2回の下に御影石のオブジェがあって



 トラオとウマオは展示室の中をあっという間に通り抜け
 このオブジェの上で遊んでいました。(裸足になったら上がってもよかったそうです)

 わたしはゆっくりと作品を見て回り、小さなガラスのペンダントを買って、目の保養をしてきました。写真撮影できませんので、展示の様子を説明するのは難しいです。

 こぢんまりとした気持ちのよい美術館です。木々の新しい葉がきれいでした。
 あれは何かな?


 それは


 松の新芽ですね。



 木々の緑が本当に美しい季節になりました。
 実はここへ来るのに、山を二つほど越えるルートでやってきたのですが、長いこと来てなかったので道を間違えました。なんとか国道のバイパスに出ることができたのですが、その道がすばらしくきれいだったのです。4月のこの時期にしか見られない景色だったと思います。だけど、写真がありません。
慣れない道で、撮影スポットを見つけることができませんでした。本当に残念。

 それから2日後、よく似た道の景色を見つけました。こちらは西条市から新居浜市へ向かう海岸沿いの道。



 ベニカナメモチの新芽が燃え立つように赤くて


 似ているけれど印象が全く違います。それは街路樹がクロガネモチで葉の色が暗いからでしょう。
 美術館へ行く道はこぢんまりと刈り込まれたクスノキが植えられていました。クスノキの新芽は、黄色っぽい、部分的にはオレンジ色を帯びた緑だったり、透けるような褐色だったり、ほんの数日だけ複雑な色を見せてくれます。そうそう、ちょうど2枚目の写真の奥の方に見える木の色です。ベニカナメモチの燃えるような赤と、まるで夕日に照らされたような暖かなクスノキの色、迷ったおかげで、滅多に見ることのできない美しい道を通ることができたのです。返す返すも写真を撮らなかったことを後悔しました。

 あの初々しいクスノキが新居浜市でも見られるかな?と思い、一宮神社に寄ってみましたが、クスノキはもう青々と茂り始めていました。

 



 季節はすっかり若葉の季節かと思われましたが・・・続きは次回に
 
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レンジでジャム作り

2019-04-23 19:30:26 | 野菜・果物・料理など
 日曜日、久しぶりのぜ~んぶ自分の時間。
 午前中、1パック198円で買ったイチゴのジャムを作ることにしました。



 以前は今頃になるとジャム用に箱売りされているイチゴを買ってきて、鍋いっぱいガスで作って、たくさんの瓶を煮沸消毒してと、大がかりに作っていたのですが、1パックか2パックをレンジで作ると超簡単。量が多くないのですぐに食べ切れて傷む心配もないし、最近はもっぱらレンジで作っています。

 これで2パック分

 手でへたを取り除き(いちごの栄養素はへたの付け根に一番多いんですって。なので、けちけちと、ぎりぎり緑の部分だけをちぎります)この時点で数粒はわたしのおなかの中(笑)

 砂糖をまぶして(適当)ここでもまた数粒がおなかに消えました。



 少し水分が出てからラップをしてレンジへ

 600ワットでとりあえず4分間、まだ火が通ってないようなのでさらに3分間。
 あくを取ってーあく取りも必要ないかなあと思いつつ、あくだけ舐めてみたらすこーしえぐみがあるような気がしたので、一応取っておきました。



 汁気が多かったので、コップ一杯分すくい取りました。これはこれでとても香りのいいイチゴジュースになります。炭酸で割ると最高だけど、ちびちびと飲んでいたらなくなってしまいました。

 必要以上に味見をして(またまた笑)もうちょっと砂糖を足して、自分の好きな甘さにして再びレンジへ。今からは水分を煮詰めていくのでラップはしません。市販のよりはかなり甘さ控えめです。だからつまみ食いがとまりません。
 自然界では、今からがいちごのシーズンですがハウス栽培はもう終盤です。小さいイチゴはけっこう酸味もあるので、レモン汁を足す必要はありません。

 レンジはガスのようにそばについてなくてもできるのが利点。だけどレンジだって焦げるときは焦げます。なので途中様子を見ながら3,4分ずつ加熱。最後にじれったくなって800ワットにしたら一気に水分がとびました。



 もう少し水分が多いとヨーグルトソースにもなるんだけどジャムにはちょうどいい固さ。人工的なイチゴの匂いをつけたジャムと、火を通したイチゴの匂いって全く違うと思います。砂糖とイチゴ以外何も入ってないジャム。一応熱湯をかけた瓶に入れて孫たちのところへ。「高級ジャム」といって喜んでくれます。多分すぐ食べてしまうのでかびる心配はないでしょう。
 
 ジャム作りと同時進行で、冬物の手洗いを。

 薄手のダウンジャケットと、セーターと、ストールと10枚くらいね。

 おしゃれ着洗い用洗剤ではなくドライ用洗剤を使っています。洗面ボールに溶かして1分つけ置き、そのあと押し洗い、1分脱水をして手洗いですすぎを2回。最後にまた脱水を1回して干します。



 ありゃ、上の黒い色は汚れた水ではなくセーターの色です。念のため

 洗面所で洗っていると台所でレンジがピーピーと呼んでくれるし、洗面所では洗濯機がピーピーと呼んでくれます。そのたびに洗面所と台所を行ったり来たり。距離にして12メートルくらい。ちょっとだけ歩数も稼げて一石二鳥とおまけの三鳥でなんだかずいぶん効率よくできたつもりになりましたが、10往復しても120メートルなのよねえ。効率は、はて? 
 
 午後からは庭の草と格闘しました。
 夕方、草を捨てに行く途中で空を見ると



 あんまりうれしい空じゃなかったです。四角い雲なんて初めて見ました。



 
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黒い花

2019-04-21 10:24:58 | 植物
 いつの間にかアケビの花が咲いていました。それもいっぱい。



 
 通草の花を見るといつも思い出すのが、学生時代に読んだ斎藤茂吉の歌

 寂しさに堪えて分け入る山陰に黒々と通草の花散る(連作「死にたまふ母」のなかの一首)

 実家の柿の木にもアケビの蔓が巻き付いていて、実はならないけど花は見たことがあります。花に似つかわしくない「黒々と」という表現も、母を亡くした悲しみと相まってストンと胸に落ちて忘れられない歌です。

 茂吉の見たのはこの薄紫の花でしょうか。それとも



 ここに混じって咲いている黒い花でしょうか。同じアケビなのですが葉も実の大きさも違います。
 
 白くて小さい花が多分雄花です。


 今年は去年にもましてたくさん実をつけそうです。

 我が家にはもう一つ黒い花が咲く木があります。



 つぼみは緑なんです。花開くと黒くなります。が、
 どれもこれもうつむいて上手く撮れません。



 で、ちょっと上を向いてもらおうと枝を少しひねったら、

 あっ

  
 
 落ちちゃった。もったいない、1番大きな花だったのに。

 これは一昨年、トラオが「剪定」と称してめちゃめちゃに切ってしまったポポーの木。 去年待望の芽がでて、まさかこんなに早く復活するとは。想定外の喜びでした。この中の一つでも実が留まってくれるともっとうれしいんだけど。

 地味~な花ばかりなので後はおまけの写真です。

 ポポーとけんかしそうな距離にあるロウバイは実がいっぱい。ポポーにもこんなに実がつくといいなあ。



 黒と正反対、純白の花
 コデマリ





 八重咲き



 地味と反対、華やかな

 花カイドウ



 スマホではマクロのよい写真が撮れません。そのうちによい写真をお見せできると思います。ついにパソコン買いましたので。ただ、普段使わない脳みそを使わないとセットアップできないのでー

 おっくうなんです。
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毎日がお花見ーさくらいろいろ

2019-04-18 09:46:08 | 植物
 予期せぬ侵入者でアップしそびれた記事。もう旬をすぎてしまったけど、今年のお花見の総まとめとして記事にしますね。長くなりますがお許しを。

 花が咲いてから気温の低い日が続いたせいか、今年は長くお花見が楽しめました。今も桜三里ではきれいに咲いているのがあります。だけど平地では葉桜になっています。そして花の終わりとともにわたしの東奔西走の日々も終わりました~やっと。

 昨年の春は孫や父の相次ぐ入院でお花見どころではなく、移動中の花の景色を見るだけだったのですが、今年は父の看護がなくなった分時間がとれるだろうと、久しぶりにろうけつ染めの額を作りかけていました。ところがまたしても孫たちが交互に入院、元気なほうの子どもを代わる代わる家で預かることになりまして、染色どころではなくなりました。だけどいったん蝋をおいた革を放置はできず、制作を強行したわけです。なので今年も車中花見。 
 車での移動の最中満開の桜にほんのちょっと車を停め、あるいは少し回り道をして写真を撮る、そのひとときが疲れを癒やす時間となりました。

 桜三里。2,3年前に無残にも枝を切られた木々に花が咲きました。



 新聞の投稿欄に「桜ばかり特別扱いするな」とのご意見が載っていました。通行の邪魔になる街路樹の枝は切られるのに桜を残すのはけしからん、枝を避けるように走るトラックがセンターラインぎりぎりに寄ってくるのでひやひやするんだそうです。そういう見方もあるんだなあと。わかりはしますが共感はできません。
 ここの桜も大型トラックの邪魔になるので切られたのでしょうが、切る必要のない高さの枝まで切られているような気がします。ばっさり、すっきりとね。
 さくらには誰しも、思い出と愛着のある特定の木が存在するように思うのですね。わたしにとって年に何十回となく往復するこの道の桜は特別。なき父母が春にここを通る度に感嘆した景色が強制的に変えられた無念は今も残っています。

 ことしはその桜三里で、雲がわき上がるように咲く白い桜を見つけました。何十年も通っていて初めて気がついた!



 相当離れた場所から移しています。かなりの巨木ではないでしょうか。
 桜三里には「源太桜」という地元の人が大切にしている桜があります。一度見たいと思いながらいつも行けない幻の桜。


 
 エドヒガン桜-多分白い花ですね。


 源太桜も満開の時にはきっと山の中で雲のように咲くのでしょうね。

 初めて気がついたと言えば
 木が生長して存在感を増してきた中山川のほとりの公園



 向こうに咲いているのがどうもソメイヨシノとは違う感じなんです。まだソメイヨシノが5分咲きくらいの時から満開でした。それで車を降りてしみじみと見てみました。

 

 花びらがやや内向きで、手まりのように花数が多くて、ピンクがソメイヨシノより濃いめ。いったいなんの桜なんだろう。まさか陽春と言うことはないですよね。こんなにたくさん。

 もう一つ今年初めて知ったこと

 この時期忽然と現れるピンクの山。


 ここの桜がソメイヨシノではなくて、少し早く咲く種類なんですって。遠目にはちっともわかりませんけど。 ここも木が小さいうちは目立たなかったのですが、最近では注目する人も多くなってきているそうです。歩いてそばに行く時間がありませんので、車からうつしました。なかなかすごいでしょう?

 さらにさらに初めての



 クラレの工場に植えられた桜です。シーズンには一般開放されます。が、いつも開放が終わってから知るので中に入ったことがありません。
 ことしも終了後。なので外からのみ。きれいですね。
 グランドの方にも大きな桜がありました。



 2本でこの存在感。

 場所が違いますがこちらも2本のさくら



 毎年麦畑の緑に映えてきれいです。しかもこの木、向かいのコンビニから見ると1本に見えます。わたしは長いことこれが1本だと思っていたんですよ。

 ではさいごに穴場のさくら


 多分、地元の人と、この道を通って砥部街道へでる人しか知られてないのではないかな? 愛媛では知られた乳製品メーカー「らくれん」工場裏の道です。 わたしが回り道をしてここへ来たときも、花を見る人は誰もいませんでした。 車も通っていません。かわりに数人の自転車競技の選手らしき人が猛スピードで走っていきました。 何か怒鳴っていきました。わたしがじゃまだったのか? 自転車にはスピード違反というものはないんかい? 花を見て腹を立てるのもなんだけど、ちょっとむかっとしました。
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迷惑な侵入者

2019-04-16 09:37:27 | 生き物
夕べのこと、それも11時過ぎてから、ブログを更新しようとアトリエ作業場)(物置)に入りました。それより前から何か物音がしているのに気づいていたんだけど。

 パソコンの前に座ったとたんなにやらがさがさと・・・ それも天井近くで。
 あらまあ、ネズミでも走ったかしらと思いました。我が家は上っ面はリフォームしていますが本体は築50年近いポンコツ家(あ、耐震補強はしています)なので、しかも周囲は草だらけなので、困りものが侵入してくるのは日常茶飯事。わたしは少々のことには驚きませんが。

 で、音のした方を見上げるとバタバタと移動。ああ、鳥か。
 何のことはない、ふつうのスズメでした。2,3日前、ツバメの夫婦が裏口から入ってきたときはさすがにやばいと思いましたが、すずめだとちょっとがっかり。かつてはウグイスが入ってきたこともあります。どうも鳥に好まれる家らしいです。



 ばたばたと飛び回ってじっとしてくれないのですが、やっと姿を捉えました。
 そこはまだいいの。この部屋には大量の革がストックしてあって、そこにフンでも放られたら・・・・なんとかしてこの部屋から出さなければ。
 そこで、ドアを開けて隣の玄関ギャラリーにしているホールの電気を全部つけました。案の定スズメはそちらに移動しまして、またまた天井近くを飛び回ることになりました。うらの戸を開けてやったんですけどね、人が立っているものですからドアのところにさえ下りてこないのです。



 ああっ そこはやめてぇ~
 スエードの革を張ってあるので、汚れたらきれいにしようがありません。

 うん、そこなら許す



 ただちょっと低く飛んだらわかることなのにねえ。夜風の気配を感じないの?
 外が真っ暗なので出る気にならないのか?
 
 一晩中明けていたらそのうち出て行くのでしょうが、最近このあたりでどろぼうが横行しているということでわざわざ駐在さんが訪ねてくるくらいですからそれは物騒です。一晩中閉じ込めておいたらどうなんだろう。胃の小さいスズメは飢え死にしてしまうかもしれません。死なないまでも相当弱ってしまうかも。

 もう、本当に迷惑なスズメだこと。いったいいつ入ってきたのでしょうか。

 時刻は夜中の12時過ぎ。そこではたと思いつきました。裏の戸を閉めて反対側の玄関の戸を全開し、軒下の灯りをつけました。それからいったん電灯を全部消して戸口に通じる小さな灯りだけをつけました。案の定スズメはそちらに移動してきました。



 あとは外の灯りに引かれて出て行ってくれるのを待つだけ。しかし、やはり天井近くから離れず、外の灯りを眺めているだけです。
 よし、こうなったら・・・・
 わたしは長い棒を持ってきてそっと天井をつつきました。天井が壊れない程度にね。上で音がすれば下へ逃げるだろうとー
 何回かそれを試みてちょっと下をむいたとたんに、ひゅっと風を切る音がしました。見るとすずめはいなくなっていました。

 やれやれ、
 時刻はもう1時を過ぎています。

 ねむい
 書こうと思っていた記事が書けませんでした。
 
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毎日がお花見ー庭の花々

2019-04-09 23:36:54 | ガーデニング
 先週はほぼ毎日お花見状態でしたが、桜ばかりも飽きるので気分を変えて我が家の花を。

 もう草ばっかりでせめて花の咲いたところだけでもきれいにしてから写真をーと泥縄で部分的に草取りをしました。それでも草ばっかり。どうぞこれには目をつぶってください。

 

 パンジーやビオラは秋から咲いていましたのでそろそろ終わりです。

 スイセン



 植えっぱなしですが年々増えています。




 ところが、昔たくさんあった八重咲きの黄色い花が見当たりません。消滅してしまったのかな? 
 あまりにたくさんあったので球根を掘り出して粗末に扱ったのですが、それがたまたま八重咲きのばかりだったのかも?

 いろいろな種類のスイセンを咲かせたくて意図的に増やしてきたのもあります。

 
 ところがこういうのに限ってなかなか増えないばかりか、2年目にはなくなっていたりするのですね。
 しつこく2,3年続けて植えてやっと今年きれいに咲きました。



 
 ピンクのラッパズイセン、たしか3球くらい植えたはずですが、たった一つ。



 なぜかチューリップの中に咲いているので葉が枯れたら植え替えるつもりですが、増えていってくれるでしょうか。

 わたしの大好きな、そして育てるのが苦手なリビングストンデージー



 ほんとはこれの何倍も大きな株になって花を咲かせるはずでした。ところが花の間が隙間だらけ。つまり株が小さいの。それでも以前、広い海の中のイソギンチャクみたいな花を咲かせたときよりましかな?
 リビングストンデージーを見るといつもフォスターの「金髪のジェニー」を思い出します。
 ♪ 春の日の 花と輝く 麗しき姿の・・・
 日の光に輝いています。そして微妙な色合いがまた素敵なんです。



 一株の中にもいろいろな色があるでしょう?

 雪の中で咲き続けたぽんぽんデージーは


 いっぱい花をつけて賑やかになってきました。だけど相変わらず小さくまとまっています。なのでこの花の所も隙間だらけ。

 草取りをしていると通りがかりの人が何人も
「きれいに咲かせていますねえ」と言ってくれたけど、これは花が自分で「きれいに咲いている」んです。ほんとうはもっとお世話をしなければいけないのに。そして草の中から早くもコスモスが伸びようとしています。ああ、季節は待ってくれません。
 

 
 




 

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毎日がお花見- 名湯 名木

2019-04-05 22:01:35 | お出かけ
 日曜日は本谷温泉に出かけました。道後温泉、鈍川温泉と並ぶ伊予の三名湯の一つ、古くからある温泉です。近くに公園があって、以前秋に行ったとき紅葉がとてもきれいだったところです。だけど桜は期待していませんでした。ところが



 あれ、以外と桜が多いじゃない? しかもけっこう咲いているし・・・

 駐車場から公園までかなりきつい階段を上らなければなりませんでした。最近神経痛が悪化しているので登りたくはなかったけど、トラオたちが行っているので仕方ないね。ゆっくり用心しいしい上ってみると、
 
 まあ、


 桜の景色もこんなにきれいだったとはね。


 桜の木もけっこうあるし



 予想外のお花見となりました。ただ風が強くて寒い、寒い。
前に来たとき修理中で遊べなかった滑り台がきれいになっていました。



 日曜日だけど人は少なく、子どもの遊ぶ姿は見られませんでしたが、ここに子どもがいたら絵になりますね。ここ、お花見の穴場かもしれません。

 寒かったので早々に車に乗り込み、ついでに実報寺に行ってみることにしました。

 実報寺もこのあたりでは古刹と聞いています。そこに「一木桜」というのがあります。ソメイヨシノより少し早く咲くので見に行ったときはいつも花が終わりかけていたのですが、今年はもしかしたら咲いているところを見られるかもしれません。



 花の見頃には間に合いました。



 小林一茶がこの桜を見て「遠山に 見しは是也 花一木」の句を詠んでいるそうです。 それで「一木桜(ひときざくら)」と呼ばれているそうなのですが、



 だいぶ前に見た印象よりずいぶんと小さい。



 もう樹勢が弱っているのかしら。だってもう140歳くらい? ちがうちがう、暗算ができてない。小林一茶が訪れたのが1795年 224年前。そしてその頃にもうこの木があったのだから240歳はこえているんではないでしょうか。
 
 境内に残っているもう1本の木も、「手当の甲斐もなく」といった感じで



 「がんばれ」としか言いようがありません。

 

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毎日がお花見ー二つの公園

2019-04-03 19:27:13 | お出かけ
 土曜日の道後公園。



 松山市1番の桜名所です。駐車場が空いているかなと心配しながら行きましたが、大丈夫でした。全体的にはまだ5分咲きといったところでしょうか。人は多いものの混雑と言うほどではありませんでした。



 ここは湯築城という城があった跡地で、こんもりした山を囲んで土塁や掘りがあり、資料館も建っています。その片隅に子供用の遊び場があって、わたしのお目当てはそこ。ヨウコとケイタをここで遊ばせるつもりなんです。
駐車場から子規記念館横の道を通っていくと右手にうっそうとした茂みと小さな池があって、ツバキの花がきれいでした。



 遊び場の近くにあった桜


「かいじゅうみたい。」ヨウコが喜んでいました。
 桜保護のため道後公園はバーベキュー禁止になったそうです。煙は桜にとってよくないんですって。古木がこうして何とか生きているのをみるとそれでよかったんだと思います。

 小さな子でも遊べるこの公園でたっぷり2時間近く遊ばせて親に引き渡し、わたしはすぐさま次の場所に移動。

 お城の北側をぐるっと西に回って、唯一車の入れる西堀端の橋を渡って、たった40台しか停めることのできない(しかも市民会館利用者かどうかチェックされます)市民会館駐車場へ滑り込みました。あと、2,3台しか入れなかったー 市民会館のある城山公園は、西と南をお堀で囲まれています。広い公園内にあるのは市民会館と美術館とNHK松山支局のみ。駐車場があるのは市民会館だけです。

 その西堀端の橋を渡るとき、夕日に照らされた桜がとてもきれいだったので、大急ぎで車を降りて写真を撮りに行きました。

 

 都会的な風景がわたしには新鮮



 西堀端をこんな風に歩いて景色を見ることが今までなかったので。




 桜越しに松山城の天守閣を撮ってみましたが、夕方だったので(腕も悪い)だめですね。後からかなり明るく加工しました。城山の木々は若々しい緑で覆われています。



 大きな夕日が沈んでいきました。



 さてわたしがここに来たわけは・・・



 これ、終演の時にロビーに貼り出されていた、アンコールの曲紹介なんですが、これを見て

ああ!

と気がついた人はわたしと同類かな? ドラクエについて書いていたら1日分スペースをつぶしそうなので書きません。

 ロールプレイングゲーム草創期のファミコンの画面を使って次回の公演のPRをするというアイディア。大勢の人が群がってスマホをかざしていました。
 娘たちの話によると昼の部はけっこう年配の人がいたそうですが、追加公演の夜の部は空席もあって、ほとんどが若い人や親子連ればかり。たった一人グレーの頭の男性を見かけましたが、年齢的にはまだ若そう。gグレーヘアのバアさんはわたし一人でした。


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