あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

よりによってこんな日に 5 よいお年を

2021-12-31 09:54:01 | お出かけ

 さて、旅行から1週間後、さらに強力な寒波がやってきました。よりによってこの日、わたしとヨウコ一家は松山市へお出かけしました。はじめっから決まっていたことなので変更はできなかったのです。そして夜

 道後公園に寄って帰ることにしました。

 松山市に住む知人から、是非見て行ってと勧められたのです。寒いのを我慢して歩いて行くとなにやら向こうに色とりどりの光が

 きれい~



 歳明けても飾ってはいるけどだんだん光が弱くなるんだそうです。ならば今日しかチャンスはありません。









 ほたるみたいねえ。

 袋の中にみかんを包む柔らかいネットを入れています。

 
 一つ一つに子どもが描いた顔



  最近は華やかなイルミネーションで飾られた施設もたくさんありますが、こういう素朴な光っていいなあと思います。寒いけれど心がほっとするような気がしました。

 さて、今年もいよいよ最後です。この一年間、柿畑へ来ていただいて本当にありがとうございました。新しくお友だちになれた方も増えてうれしかったです。 自分の脳トレもかねてこれからも小さな喜びや感動を綴っていきたいと思います。来年もよろしくお願いいたします。 

 しかし・・・・

 どうも画像の容量がいっぱいのようで、ここ1,2週間、余分にアップロードしていた画像を削除してしのいできました。おまけにパソコンの調子も悪くて、あれやこれやで更新にめちゃくちゃ時間がかかっていました。さすがにどうにかしなければなりますまい。新しくブログを立ち上げるか、有料ブログに切り替えるか、いずれにして何らかの手を打ちたいと考えています。年明けに少しブログをお休みして、パソコンをいじってみるつもりです。年のせいかこういう作業が億劫なんですよ。がんばってみます。

 それでは皆様、よいお年をお迎えください。

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よりによってこんな日に 4 思いも寄らなかった

2021-12-30 18:59:04 | 旅行
 
 もうすぐお正月。ちょっと焦ってきました。やっとお墓掃除ができて、外回りはまだまだ、家の中はー仏壇と神棚だけは出来ました。他は・・・それに旅行記は年内に終わりたい、なので宇和島旅行は今日で一気におわらせます。長くなりますがおつきあいくださいませ。
 
 わたし、思い違いをしていました。宿は宇和町にあると思っていたのです。宇和町に行ったら、イネ藁で作ったマンモスを見て、翌日開明学校に行って子どもたちに長い廊下をぞうきんがけさせてもいいかな? 苔むしろというカフェにいくのもいいな、といろいろ考えていたのですが、泊まるのは内子町でした。宇和町も内子町も古い街並みの残るすてきな町なのですが、位置的に内子町だと中予に近いのです。まあ、あした古い街並みをぶらぶらするのもいいかな?
 
 泊まるところは、明治時代の蔵を2棟の宿泊施設に改装した、一棟貸しのホテルです。

 
 
 チェックインのとき、一人1枚スクラッチくじをくれまして、三個削ってう、ち、こ と文字が出たら内子の特産品詰め合わせ、2文字だと内子町で使える商品券1000円分、1文字だと絵はがきセットがもらえます。ところが、わたしと子どもたち、ぜ~んぶはずれ。なんだかこれからのことを予言する様に。
 
 
 あまりのくじ運悪さにオーナーさんがぜんぶけずってみせて、ちゃんと「うちこ」の文字があるのを見せてくれたくらいです。結局娘が1000円の商品券を引き当てましたけど。
 
 玄関を入ると二つの入り口があって、2組の客が泊まれます。
 
 
 1階は和室の他トイレ、風呂。 台所以外はすべて普通の家庭の部屋が揃っていました。
 
 
 檜風呂です。
 土間つきの和室から見る庭
 
 階段を上がると


 ケイタは寝るまでに何回この階段を上り下りしたかしら。
 
 2階はベッドルームですが片隅にテーブルがあって
  
 ヨウコは持って来たお絵かき帳やペンをここに並べ、洗面所にはおしゃれセットを置き、リアルお家ごっこを楽しんだらしいです。なるほど、こんな旅の楽しみ方もあったのか・・・今まで旅行と言えば思いっきり見るところを詰め込んで、宿に行ったら食事をして寝るだけー充実と言えばそうだけど欲張って疲れる旅ばかりしてきたものですから、ヨウコの楽しみ方は新鮮でした。もっとも最近ではそういう人が増えているそうですね。
 
 みんなこのホテルに大満足でしばしゆったりしていましたが、さあ、食事をーというときになって大問題がおこりました。このホテル、夕食はついてなくていくつかおすすめの店を紹介してくれたのですが・・・・
 
 食べるところがない!!
 
 どの店もどの店も予約でいっぱいだったのです。最悪コンビニ弁当だねえ、なんて、5軒目くらいに電話した店でようやく食べられることになりました。
 
 そのお店が悪かったというわけではないのですが、大衆食堂みたいなところで、夜はごちそうを食べたいと思っていたものですから、ガッカリ感はありました。内子の町って、ファミレスとかのチェーン店すらないのです。おまけに忘年会のシーズン。おそらく主だった店は飽和状態だったことでしょう。簡単に食べるところくらいある、と思い込んでいたわたしたちが迂闊でした。
 
 そのお店の食事ー
 お子様ランチは、大人のミックスフライ定食にジュースやデザートをつけたような感じ(量が半端ない)
 カツ丼は洗面器みたいな大きな器にど~んとでてくるし、わたしの頼んだえびぷり定食は小エビの天ぷらが山盛り。衣の付け方などが手作り感満載で(冷凍ではなかった)ぬくもりのある料理でしたが、何しろ量がー
 食べかねました。
 
 よく朝の食事は、ホテルの斜め向かいの下芳我邸で。ここ、以前来たことがありました。奥の座敷に通されると
 
 


 
 夕べの消化不良を挽回するような朝ご飯
 




 
 
 床の間の照明も
 天井の照明もすてきです。
 




 
 
 中庭を見ながら、「ここに雪が降っていたらいいのにねえ。」なんて
 


 
 
 豆ざらに一口か二口ずつのお料理でしたが結構お腹いっぱいになりました。地元産の食材(しらす、じゃこてんなど)を使っていて、定番の鮭の塩焼きなどはありません。それがよかった。
 
 
 食事の後はー街歩きはやめようということになりました。みんな初めての町ではなかったし、雪が降ってきたし、とにかく寒かったのです。
 
 




 
 そして内子の農産物直売所「からり」に寄りました。ここでスクラッチで当たった1000円を使いました。なんとこの日は、直売所のレシートを見せると焼き芋1本プレゼント。 ストーブのまわりで焼き芋を分け合いながら「動きたくないなあ」とまったりしました。昨日とはなんたる違い。
 
 からりを出発する頃、道はシャーベット状になっていました。雪さえ降らなければちょっと山へ入った「石畳地区」に行きたかったのですが、安全を第一に考えて、とりあえず帰ることにしました。
 


 
 
 途中大大きな温室をかまえる花屋さんがあって、花好きのわたしのために寄ってくれました。
 
 
 
 ストレリチアオーガスタ。以前はうちにもありました。
 こんなにも大きくなるんですね。しかも花殻が。咲いているところを見たかった。



バナナも収穫はしなかったみたい。


 
 モンステラの花。これも以前はうちで咲いていましたし、ジャボチカバもうちにありますしね。
 




 
 ここは園芸店の温室なので店で売られている物がほとんどでしたが、それでも楽しかったです。
 
 見事なシクラメンの鉢。その向こうで花のオークションをしていたんですよ。興味深かったです。
 





 後ろのブーゲンビリアはうちと同じ種類のようでした。
 
 さて、お昼ご飯はこの近くの花の森ホテルで、と聞いていましたが、焼き芋のせいかあまりお腹もすかず、松前町まで帰っておいしい鯛焼きを食べた後は子どもたちが寝てしまったので、結局どこにも寄らずに帰って来ました。夕べあまり眠れなかったんでしょうかねえ。
 
 こんなに寒くなければもっともっと遊ぶところはあったのに。でも、帰ってゆっくりするのもよかったです。歳をとったせいかしら。
 
 そして、次の週の日曜日はさらに寒かったんですよね。
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よりによってこんな日に 3 天赦園

2021-12-29 21:45:00 | 旅行

 城を出た後は近くの天赦園へ。天赦園は7代藩主伊達宗紀公の隠居所として造園された池泉回遊式庭園です。敷地の三分の一が池だとか

 ここは花菖蒲と白い藤が有名なんです。 毎年必ずニュースになるところ。 今頃行って見所はあるんだろうか、なんでここをえらんだかな? けど、よく知っている割には行ったことのない場所なので、一度どんなところか見てみるのも悪くないな、くらいの気持ちで行きました。ヨウコは早くホテルに行きたくてたまりません。今行ったってチェックインの時間じゃないんよ、入れないんよ、となだめなだめ入場しました。
 
 駐車場の松が、風格があってさすがです。
 
 
 しかし、冬枯れの庭園は、緑と茶色以外、華やかな色がありません。

 
 池の鯉ですら、黒鯉ばかり。
 ただ一つ赤い色

 
 その向こうに見えるのが有名な白玉藤の棚です。この藤は垂れ下がらずに上に向かって咲くのです。この太鼓橋風の棚が白い花でうまったらところはすばらしくきれいなんですが(テレビで見ただけ)



 その頃には人でも多くて、こんなにのんびりとは歩けないでしょう。何もなくて子どもにはつまらないだろうから早々に引き上げるつもりだったわたしたちですが、誰もいない庭園を、ケイタは思いっきり走り回りました。そして意外なことに冬枯れの庭園を楽しんだのです。それは
 
 鯉のえさやり。
 漁から帰って来た漁船のいけすみたい。



 ぱらぱらとえさを撒くと、くるわくるわ、他の鯉を押しのけ、のし上がり、えさを奪い合う姿にヨウコとケイタは夢中になっていました。えさにありつけない鯉を見つけて撒いてやってもとろくさいその鯉は横取りされ、何もいないところに撒いても、どうやって察知するのか、遠くから列をなして押し寄せて来て、そのすさまじいこと。それがおもしろくて大人までも夢中になりました。空でトンビがえさを狙っていましたよ。受付で気をつけるように言われました。

 さあ、ホテルに行こうというヨウコをまたもや説得してきさいや広場にやってきました。




 
 渋々車を降りた子どもたち、今度はお父さんにお菓子の詰め放題をさせてもらって大喜び。けれどロイズのソフトクリームは寒くて食べる気になりませんでした。残念、滅多に手に入らないのに。

 ここでお土産を買って、いよいよ宿に向かいます。
 
 
 
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よりによってこんな日に 2 宇和島城

2021-12-28 09:03:21 | 旅行
 結局、土居真珠さんに昼過ぎまで滞在しました。これからの予定はー
 1 宇和島の鯛飯を食べること
 2 宇和島城に行くこと
 3 天赦園に行くこと
 4 きさいや広場に行くこと、そしてお土産とロイズのソフトクリームを食べること
 
 半日でこれだけ。予定と言うよりノルマに近い・・・・
 
 お昼には「穂積」で宇和島鯛飯を食べました。
 高野長英居住跡の隣にあるこのお店、以前に来たともここで食べた記憶があります。
 愛媛には2種類の鯛飯があって、宇和島鯛飯は漬け汁につけ込んだ鯛の刺身をご飯にのせ、,出汁と生卵をかけて食べるもの。 瀬戸内海側の中予、東予で食べる鯛飯は、ご飯に鯛を炊き込んだものです。どちらもおいしいです。
 宇和島は小さな城下町です。お城はすぐに見つかりました。けど入り口が分かりません。お城のまわりの道をぐるぐると走ってやっとそれらしきものを見つけました。
 あとで地図で確認したところ、桑折氏武家屋敷門でした。反対側にも門があったようです。
 
 
 門をくぐるとすぐ石垣と石段が続いていました。
 
 
 石段を登ったところから道は二つに分かれていて、左へ行くと天守への近道だけど急な坂道、右へ行くと緩やかだけど遠い道。どちらを行く? しばし考えた末に、緩やかな道を登って急な道から帰ろうということになりました。その選択、よかったのでしょうか。
 なぞの綿毛を見つけたのはこのあたり。 
 
 大きな木々の茂る明るい森の中を緩やかな坂道が続いていました。
 
 
 
開けた場所に出たり細い道に入ったり
 
 



 
 
 児童公園横を通って・・・孫たちはブランコで遊びたかったけど、この寒いのにとんでもない。なんとかあきらめさせました。
 
 
 けど、これを見たら遊ばずには入られません。まだ残っていた雪。
 
 
 あの辺りが天守かな? 石積みの印象が、松山城よりワイルドでしたね。素朴な感じです。


 
 けれど見た目よりとおかったです。まだまだ山道。鉄製のはしごはのぼりません。奥へ続く道を行きます。


 
 郷土館の前を通って、また階段。
 


  まだまだ階段。城壁が正面に立ちはだかっていました。
 

 
 そしてやっと天守閣が見えてきました。
 
 
 そこへ行くためにまたまた階段
 
 天守の入り口にも数段階段
 
 たくさん階段を上ったこと。山の上にあるのですから当然ではありますが、松山城のようにロープウェイもリフトもありませんから、自力で上るしかないです。ただ、階段は緩やかで、数十段ずつのジグザグになっていますからさほどしんどくはなかったです。
 
 宇和島城の天守は日本に残る13天守の一つです。他にあったであろう二ノ丸や三の丸の建物はありません。天守だけがぽつんと残っていました。
 せっかくですから中も見学しました。こういうところ、足が冷たいので本当は好きじゃないんだけど。スリッパは危ないので履きたくありません。なぜなら


 
 傾斜が70度はあろうかと思われる急階段。しかも一段が高くて、ケイタの短い足ではボルタリングをしている感覚ではなかったかしら。
 
 1階展示。宇和島藩は仙台の伊達家とゆかりがあります。
 
 
 2階展示。愛媛県出身の墨絵アーティスト 茂本ヒデキチさんの墨絵

 三階からの眺め
 宇和島の町が一望に見渡せました。





 海と山とに囲まれたこぢんまりとした町でした。

 ここまでがんばって上ってきたヨウコとケイタですが、さすがに下りるのが怖くて泣き出してしまいました。それほど階段は急だったのです。階段の上と下とに大人が待機、残る大人がそばに寄り添って、励まし励まし、足の置き方まで指示しながらやっと下りてきました。

 そして山を下りるのも急な道を選んだものですから、気の抜けない下山となりました。
 
 
 
 どこの城でも井戸は大事。



 やれやれ、みんな無事に下りてきました。子どもは坂道を走るのが好きですから、心配しました。
 
 
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よりによってこんな日に 1

2021-12-27 11:10:14 | 旅行
 週末ごとに寒波がやってきて、しかもだんだん強くなるーそんな12月。 この冬最大の寒波が押し寄せると言われた中旬の土曜日に、ヨウコの家族と一泊旅行に出かけました。
 
 よりによってこんな日にねえ。
 「雨が降らないだけ、ましですよ。」とヨウコパパ。そりゃそうだわ、娘と旅行すると必ず1日は雨、ら、わだったもの。家を出るときも寒かったですが、南予まで来ると山にも道にもうっすらと雪がかかっていました。
 
 着いたのは、
 
 
 
 宇和海の入り江
 
 小屋つきのいかだがあっていかだがうかんでいて、なんとなくベトナムのハロン湾ににているなあと思いました。
 
 
 海外旅行なんて、いつ再開できるんでしょうねえ。県内の新型コロナ感染は秋から徐々に減り始め、11月末からは感染者0の日を更新中。 そのタイミングで、愛媛県内限定でみきゃん割という宿泊補助制度がはじまりました。念には念を入れ、他の旅行客とは一緒にならないように、古い蔵を改装したという一棟貸しの宿に泊まり、自家用車で移動して、高速で2時間ほどの宇和島市へささやかな旅行をすることにしたのです。
 
 ここは宇和島市にある「土居真珠」という真珠養殖と販売をしている業者さん。ここでは真珠母貝から真珠を取り出す体験ができます。
 
 車を降りたとたん、海風が寒い寒い。ダウンコートを着込んで案内された作業場へ。暖かい部屋でするんじゃなかったのか・・・。 作業をしてみれば、ここじゃないとだめだったことがわかりましたけど。
 
 入ってすぐのテーブルに
 
 
 右下から左回りに アメリカ産のドブガイ(正式名わからず)ドブガイを細長く切ったもの。さらにサイコロ状に切ったもの。円形に削ったもの。これが真珠の核になります。
 上左 真珠をはぐくむアコヤガイ。とりだした真珠(きれいなものばかりとはかぎりません)貝の中に混じっている真珠以外のきらきらするもの。これは砂などに真珠の色が巻いたものだそうです。右上 本物の真珠
 
 アコヤガイの成長を標本にしてありました。小さな小さな稚貝から育て中央の大きさになったら真珠の核を貝の中に埋め込みます。稚貝を大きく育てる業者さんと、真珠養殖業といっても、真珠を埋め込んで育てる業者さんに分かれているそうです。近年稚貝が大量に死亡し、今年は生存が3割だったとあとから新聞で知りました。


  核は大小様々。ドブガイをすべて使うそうです。母貝の大きさによって入れる核を変えます。核はプラスチックよりも同じ仲間の貝殻が一番いいと言うことです。

 
 核入れの作業はモニターで見せてもらいました。
 
 
 わたしたちが貝の「ひも」と呼んでいる部分。そこが真珠の層を分泌するのだそうです。別の貝からひもをとりだして目立つように赤く染めます。それを1㎝くらいに切り取って、母貝を少し開き、身に埋めます。赤く色がついているひものそばに核を埋めます。
 と書けば簡単なようですが、貝にとっては大手術。埋め込む前の健康管理、埋めた後の体力回復、元気になってからの大きく育てる管理、と人間と変わらない慎重な管理が求められるそうです。
 
 そうやって1年から2年育てた貝からいよいよ真珠を取り出します。
 すでにいかだから引き上げてくれていました。
 
 この下に貝があります。
 
 
 
 貝の殻に着いている藻のような細い紐。アコヤガイはこの紐で岩などにくっついているそうで、これを切ると死んでしまうのだそうです。養殖場では貝同士がこれでくっつきあっているのだとか。

 貝を割って

 
 核を入れた部分をぎゅっと押すと

 
 おお~! きれいな真珠が現れました。

 
 アクセサリーに使える良い品があるとは限りません。この日、倍の貝を割って
 

 四個の真珠を取り出しました。 貝柱はその場で頂きました。 ホタテよりもこりこりとして海の香りがしておいしかったです。

 
 とりだした真珠は微妙に色合いがちがいます。
 
 水洗いした真珠を持ってお店の中へ。ここでやっと暖かい場所にいくことがでしました。
 まずは真珠を磨いてアクセサリーにする台を選びました。そして加工しあがるまで真珠のいろいろな知識を教わりました。
 
 変形した真珠。 昔は捨てていたこれら、の真珠も、今は活用しているそうです。これだけを使ってネックレスを作っていましたが、豪華でした。
 
 
 真珠を作れる貝はいろいろあって、淡水パールのできる貝とか、南洋真珠ができる貝とか。

 
 これは? アワビだそうです。内側がきれいなパール色なのは知っていましたが、外側を削るとこうなるんだそうです。

 
 こうした貝は、真珠を作るだけではなく、螺鈿細工にも使われるそうです。
 
 ここで役に立つ知識を一つ。
 
 プラスチックの模造パールと本物との見分け方。
 
 二つの玉をこすりあわせた時の感触が、つるつるは模造 ざらざらが本物。
 ネックレスをぐるぐる回してみてかんぺきに丸くて傷がないのは模造、ややへこみがあったり大きさがちがったりしているのが本物。本物のネックレスは首にかけたとき中央が一番きれいに見えるように、すこしだけ大きい玉を使っているんだそうです。
 
 加工してからのりが乾くまでかなり待ちました。応対してくれた奥さんのお嬢ちゃんがちょろちょろしていましたが、そのうちカウンターに自分で作ったビーズの指輪を広げ、奥さんが買い物券をくれて子ども3人で宝石屋さんごっこが始まりました。ヨウコと同じ学年のお嬢ちゃん、複式学級だそうで同級生は二人だそうです。ヨウコとよく似た雰囲気で、アクセサリーを作ったりするのが大好きというところも似ていました。ふたりとも内気で、すっかり打ち解けるというところまでは行きませんでしたが、楽しい一時でした。
 
  できあがったアクセサリー



 自分のとりだした真珠に好みのアクセサリーパーツを加えてペンダントにしたもの。
 ヨウコ、青みがかった地味目の真珠。子どもだからピンクと代えようか?と提案しても、これがいいと譲らず、パーツも一目でこれがいい、と。迷いがなかったです。実は一番高かった。
 わたし いちばんおおきくてややクリーム色
 娘   ピンクがかったの
 ケイタ 真っ白で形もかんぺき パパの分をハチのブローチにしてもらいました。
 
 さあ、どれがだれのか分かるかな?
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我が家の蔓事情

2021-12-24 23:54:12 | 植物
 あけびが絡みついたさくらんぼの木。冬の間にアケビをどうにかしようとは思っています。葉がないと蔓もわかりやすいので。しかし・・・
 
 きのうこんなものを見つけてショックを受けました。
 
 
 キカラスウリ。 夏の間にちゃんと退治したと思っていたのに。
 蔓は延々と続いてあんな高い所まで

 
 不覚でした。実が黄色くなるまで気づきませんでした。

 こちらは秋の頃から知っていてあえて残していたビナンカズラ

  
 この実が大好きで、盆栽仕立てで売られていたのを買ってきました。でも盆栽なんてわたしには世話ができませんから地植えにしたのです。ブロック塀でもてくれたら這っていってくれたらいいかと。
 この蔓は、高木をどこまでも上っていくんですね。さくらんぼはさほど高くないのでてっぺんで引き返し、また上って・・・大きな枝に被さっています。しかも成長が早い。自分でわざわざここに植えたものですから、だれにも文句が言えません。
 

 
 そして、以前はコムラサキを覆っていたアオツヅラフジが

 
 2年がかりで退治したのに、今年は隣のバンジローの木に引っ越していました。なかなかしたたかというか、ちゃっかりしているというか・・・・・ これも実がかわいいので始末が悪い。わたしはこれも好きなのです。多分徹底的にやっつけることはできないと思うー
 
 そのバンジローですが、グァバ(の仲間)で南方系の果物の割には寒さにも強いようです。
 
 10月頃の写真
 

 でも、とても強いというわけでもなく、いつかの冬、寒さに負けて枯れかけました。 赤色のグァバは枯れてしまいました。 今は蔓が絡むくらい大きくなったので大丈夫だとは思うけど、今冬は寒いと言うから・・・・ 寒さよけのために蔓で覆っている方がいいのかなあ。でも、その分日当たりが悪いし。悩むところです。
 いずれにせよ、これらの蔓をやっつけるのは多分来年。まあ目立たないところにあるし、葉が落ちた方が蔓を切るのもわかりやすいので。今は人目につくところをきれいにしなくちゃ。
 
 家には赤いカラスウリもあって、これは樫の枝ごと切らないとだめかもしれません。高い所にあってあまりきれいじゃないので写真は散歩道で撮ったのを載せます。



 近年カラスウリが急速に増えて、あまり珍しくなくなってきました。どこにでもあります。それでも冬の赤い実は何となくうれしいので,この畑のオーナーさんもわざと残しているように見受けました。
 そして、11月にもう一つ、白くて小さなスズメウリがあることを見つけました。これはちょっとうれしい。2,3年後には残しておいたことを後悔するにきまってるけど。
 今日、写真を撮ろうと行ってみたらすでに実がありませんでした。その代わり本物のスズメが何羽もとまっていました。
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暖かい日がつづくうちに

2021-12-23 23:50:54 | ガーデニング
 今年こそは早めの大掃除、とは思うものの・・・・
 暖かい家に外回りをきれいにしておかなくては、と、ついつい外へ出てしまいます。
 
 ほぼ雑草だけのエリア。枯れた葉を刈り取るだけでも少しはきれいに見えるのではないだろうか。
 
 
 伸びすぎたワイヤープランツも短く切ってー

 
 さざんかの茎が見えるようになったと思ったら、太い太い蔓も見えてきました。これは多分ノブドウです。上の方を切っても、ここを断ち切らなければまた来年はえてきます。

 
 さざんかのそばに万両があります。
 いつも誰に見られることもなくひっそりと実をつけています。
 


 
 なにかにくっついてきた三つ葉が広がって,通り道にまで生えて来たので,少し引き抜きました。

 
 短いけど、もったいないから食べちゃおうか。



 
 食べてみたらとても固かったので結局捨ててしまいました。根っこを洗うのにずいぶん時間がかかったのに。
 
 ヘクソカズラの蔓がきれいな黄土色に。
 みどりのは普通のツタです。
 
 ツタも刈り、ハツユキカズラも刈り取って、ヘクソカズラは引き抜きました。長いです。
 
 
 タマシダも,植えたときはこぢんまりとまとまって感じがよかったのだけど、今やあちこちに頭を出して広がって、ワイヤープランツも広がって、ハツユキカズラも広がって、ツタも広がって
 
 
 タマシダを根っこごと掘り起こすと、きれいな緑の玉。
 なんでこんなのができるんでしょうねえ。
 
 
 この作業を下のがもう一ヶ月近く前。寒波が来るたびに作業を中断するものだから、まだ片付きません。
そして作業再開したらまたまた発見が
 
 
 植えたはずのない白い花。木の高さは1メートルに満たないくらい。多分今年初めて咲いたのです。
 
 
 ツバキ? さざんか? 一輪の花はすでに落ちていて、それは花ごと落ちていましたから、ツバキかな?
 花が咲くほど大きくなってから出ないと存在に気づかず、気づいたときにはもうどうしようもなくなっています。だって、ほかの木と絡み合うように生えているから、掘り起こして移動させることもできないのです。さて、このあたりには勝手に生えたさざんかが何本もあるのですが、どうしよう・・・・
 
 そうそう、前に見つけたさなぎは無事かな? あちこち気が散ること。 さなぎのために枯れ葉を入れたコンテナを片付けないでいたのですが(これだからいつまでたってもきれいにならない)
 
 なんだかようすがおかしい!
 
 
 透明感があるのです。
 反対側から見ると、
 あらら~

 はっきりと抜け殻になっているのがわかりました。この寒いのに成虫になったのか。結局なんのむしだったかわかりません。
 そして、軒先のクモの巣を払おうとして見つけました。
 
 これは生きたさなぎなのか、死んでいるのか、はたまた抜け殻か。 こんな高い所でさなぎになるのは一体何者なのか。 でも、下の方が二つに分かれているのは羽化した名残なのかな?



 かなり大きなさなぎです。蛾で言えばスズメガ以上の大きさだと思うのですが、そんなのいる? しかもそばにある毛虫の死骸みたいなのは?
 
 結局まだ残しているのです。お正月が来るというのに、なにもかも中途半端なままで。  






 














 
 
 
 
 
 
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初冬の綿毛

2021-12-21 23:49:08 | 植物
   先日お出かけ先の宇和島城で
 
 これ、何の綿毛だろうね?
 


 他にも落ちていたのですが、どこから飛んできたのかが分からなくてー 
 ガガイモのように大きな綿毛でした。でも、ガガイモは種がこんなに長くないのです。形も丸っこいし。
 これは去年のガガイモの綿毛。とても繊細できれいなので瓶に入れて保管していました。
 
 
 今年もそろそろガガイモの鞘ができているのではと、散歩のたびに去年見つけた場所を探してみるのですがいっこうに姿が見えません。見えるのはセイタカアワダチソウの綿毛ばかり。
 

 
 1本1本が雪をかぶったクリスマスツリーのようで



 これはこれでなかなかおもしろいなあと思いながら見ています。けれど、柿もみかんも取り入れが終わってしまった土地に、こんなのばかりが広がっていると、殺伐とした風景に見えてきます。

 
 
 
 もうだいぶ前になりますが、スタンドに立てられたブーケみたいに地面から浮いている草を見つけて車を停めました。

 
 いったいどこから茎が出ている? 茎が見当たりません。 どうも看板の支柱の中を通って出てきたみたいです。花かと思ったのは、綿毛になったセンニンソウでした。この状態で花が咲いていた頃はずいぶんきれいだったでしょうね。
 
  
 センニンソウの綿毛って、このとき初めて見ました。鳥の羽のようで、とてもきれい。
今散歩道では
 
 
 これって本当にセンニンソウ? 季節を間違えたように青々としているんですけど。
 
 
 こんなに茂っていても綿毛は見なかったような気がする・・・・
 
 センニンソウの綿毛のあった近くには、ススキも日の光に透けてきれいでした。

 
 
 考えてみれば綿毛ってタンポポ系の植物だけではないですね。
 
 花を見てないのですが、 これも綿毛。ハリセンボン?





 家の友禅菊も綿毛
 




  運動公園近くの田んぼにあるガマも
 
 
 しぼみかけた綿飴みたいになっています。蒲の穂ってさわると爆発するらしいですが、一度やってみたい・・・・
 
 これらの綿毛さえも飛んで行ってしまうと、あたりはほんとうに枯れ野原。 はあ~ 今の時期、散歩はちょっとおもしろくないのです。    
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道後公園

2021-12-19 23:57:45 | お出かけ
 水曜日の松山市内ウォーキング。伊佐爾波神社の次に行ったのは道後公園です。ここは室町時代の豪族、河野氏の城「湯築城」の跡地で国指定の史跡になっています。
 
 ここへはたびたびきたことがあります。教室で染色作業の合間にここで一歩きしてリフレッシュしていたところです。
 
 
 城跡ですから、外堀も内堀もあるんですよ。外堀の周囲を歩くと目につくのは大きなメタセコイアの木
 
 
 中には湯築城の資料館もありますが、そこはパス。今回はひたすら歩いて、坂道も歩きたいので、山の上(標高70メートルくらい)の展望台まで上って見ました。
 
 入り口を入るときれいに手入れされた内堀があります。
  注 写真は帰り道から撮ったものです。 
 
 
 このあたりは庭園になっているところで、桜を始め種々の木々が植えられています。
 まだ葉の赤いタイワンフウ
 
 
すでに実だけになったアメリカフウ
 
 こうしてみるとタイワンフウが遅くに紅葉することが明らかです。
 
 内堀に沿ってさらに行くと、だんだんと細くなり、両側の茂った木々に光をさえぎられて薄暗い景色になってきます。
 
 
 掘りはこのあたりまで。いったん途切れます。
 
 そばにたっているのが子規記念博物館
 
 
 
 垂れ幕の俳句は季節によって取り替えられています。
 
 まだヘチマがフラ下がっていました。

 
 俳人正岡子規が亡くなったのは9月。辞世の3句はヘチマを詠んだもので、命日は「へちま忌」と呼ばれています。
 
 そこを過ぎるとグランドと遊具のある広場に出て
 さらに行くと
 また内堀が現れます。掘から先は山。掘りの外は上級武士の屋敷があった場所で、今は広場になっています。
 
 
 昔、ここは動物園で、この山は猿山でした。今考えたら信じられないくらい狭い場所に動物を閉じ込めていたんですね。今は移転して広々とした動物園になっています。
 
 広場の外側は土塁です。土塁の上も下も歩けます。市民がよくウォーキングやジョギングをしています。
 
 ぐるっと一回りして、今度は山の方に行くことにしました。
 そこかしこに休憩のための東屋やベンチもあり、体力作りにはちょうどいいです。眺めもいいし。
 
 
 一番高い展望台からは市内が360度見渡せます。今までここまで上ったことはなく、初めて見る景色でした。
 手前の三角形の山が御幸寺山(多分)

 
 大学の授業で聞いたことがありますが、松山に城を築くに当たって加藤嘉明公は、築城の候補地として、天山、御幸寺山、勝山を考えていましたが、幕府にはあえて第1候補の勝山を願いでず、御幸寺山に城を建てたいと願い出たそうです。しかし幕府が諸大名の願い通りに許可をするはずはなく、近くの勝山に建てよとの命が。まんまと思惑通りに勝山に建てることができたのだとか。なぜ勝山の方がよかったかーそれは石手川と重信川の伏流が地下を流れており、城内に豊かな水が得られたからだそうです。それに、こうしてみると狭いです。

 勝山に建てられた城は、別名「勝山城」とも呼ばれ、市内のどこからも見ることができます。 昔、車で姫路に行って道に迷ったことがありました。姫路城は平坦なところにあります。市の中心部にあるはずの城は、ビルに隠れて見えず、自分がどこを走っているのか全く分からなくて困りました。その点松山城がどの方角に見えるかで自分のいる場所がどの辺りか分かるのです。城をさえぎる高層ビルが建ちませんように、とわたしは願っています。



 城の北と東は山が近く、西は海、南は平野が開けています。そんなこともよく分かりました。
 道後温泉の向こうの山の上には住宅が建っています。人気のエリアです。
 
 
 
 
 さあ、下りましょうと歩き出して、今来た道とは反対の方向にも道があることに気づきました。
 歩きやすい遊歩道とはちがって、山の中の道のようなごつごつした狭い道でした。ついつい冒険心が頭をもたげてきて・・・・後悔する羽目に。
 
 木々に合間に下の広場が見えます。昔サルが住んでいた辺りを歩いていくと、木々の間にさっき歩いてきた広場が見えました。
 
 このくらいまではよかったんですけど。そのうちに
 
 
 
 おびただしい数のドングリに足を取られまして
 
 はいていたのが普通のスニーカーでしたのですべることすべること。ストックも持っていませんし、その辺に木の枝も落ちてないし、ほんとうにおそるおそる下りなければなりませんでした。そして突然お社が現れました。
 
 
 きちんと手入れされてはいますが、小さな小さな、ほこらと言っていいくらいの社です。
 
 そしてこの石段から下は、下から上ってくる広々とした階段になっていて、わたしは逆の道を下りてきたのだと気づきました。
 
 このお宮、このあたりで暴れ回った大蛇をお祀りしているといういわれがあるそうです。正式には「岩崎神社」だそうですが。「みいさん」と呼んで大切にしているそうです。
 
 この階段はグランドに続いており、わたしはまた子規記念博物館の横を通って帰りました。
 
 ところで、先週の土曜日にこの子規記念博物館で「子規亭」が開かれまして(昔は道後寄席と言っていた催しです。)今年度第1夜は秋川雅史さんの講演でした。注 公演の間違いではありません。歌手は歌で自分を表現するのが仕事なのに言葉で伝えなければならないとはーと半ば自虐的に話し始めて笑いをとりましたが、もちろん歌も聴かせてもらいました。子どもの頃からどのようにして夢を実現し、さらに新しい夢を描いて今にいたっているかというお話で、歌手だからと謙遜されていましたがなんのなんのお話も楽しかったです。
 締めくくりの言葉がとても印象深かったです。
 
「今が一番若いとき」
 
 お父様のことを例に挙げて、いくつになっても目標をもって実現い努力していきたいと。 
 
 何歳になってもその先に未来はある。いくつになっても夢を持って生きたいとことかなと思いました。過去を振り返れば今は一番年取っているとき、ですけど、先のことを考えると、いつでも今日という日が夢を実現するスタート地点なんだと、わたしなりに解釈しました。なんだか勇気の出る言葉でした。
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いろいろなキーウィ2

2021-12-17 11:25:40 | 野菜・果物・料理など
いろいろなキーウィ2
前回(いろいろなキーウィ)は品種の話でしたが、今回は味
 
産直市に行ったところ思いの外たくさんの種類のキーウィが売られていました。
家にまだわんさかあるというのに、いくつか買ってしまいました。(我ながら困ったもんだ)
 
 
 
 上左 アップル種 上右 東京ゴールド 下左 ゼスプリゴールド下右 ?忘れた! カイザー? 
 
 買ってから追熟しておいたのですが、どうも食べるのが遅すぎたみたい。すでに柔らかくなりすぎているのもありました。
 
 上左 アップル あら~黄色だったの
 上中 東京ゴールド 当然黄色です
 上右 ゼスプリゴールド これも当然黄色です。
 新しい品種は黄色が多いのかしら。
 
 
 下左 細長いの 緑 追熟しすぎ はや腐りかけてる。小さいだけに追熟も早いのかも
 下右 いただき物の多分ヘイワード 昔からある緑
 
 さて、その味は?
 お断りしておきますが、キーウィの味比べって難しいんですよ。まず、追熟のあんばいで酸味が全くちがいます。追熟しすぎたものは、まだ食べられるけど超まずいです。なぜか甘みも酸味も抜けてしまっています。追熟が足りないと酸っぱいし。生産者さんの栽培技術によっても味は違うし、同じ木になっていても、実になってからどれだけ日数が立ったかでもちがう・・・・なのでわたしの味比べはまったく当てになりません。はっきりと言えることだけ書くと
 東京ゴールド 酸味が少なく食べやすい
 アップル   さっぱり 言い換えれば酸味も甘みもほどほど
 ゼスプリゴールド 酸味も甘みも強く濃厚 わたしにはこれが1番おいしい
 細長いの   痛みかけていたのでまずい
 ヘイワード  お馴染み 黄色種に比べると酸味が強い。
 
 じつは、上記の理由で、もらい物のわんさかあるヘイワード種は味が一定せず、おいしいのもあれば超まずいのもあって、ヨウコの家では、たまたま超まずいのだけが食卓に並んだそうなのです。子どもたち、それからいっさいキーウィを食べてくれないんだとか。 キーウィはねえ、先ず端っこを自分で味見してから出さなくちゃあ。わたしはいつもそうしています。 ちなみにゼスプリゴールドはヨウコ宅のいただき物をお裾分けしてもらったのですが、とてもおいしかったです。子どもたち、ただでいいもの食べてるから・・・・ 
 
 ところで、散歩道に並べられているキーウィが新しくなりました。
 


 
 他の果物に比べて、奇形果が多いのでは?
 
 
 


 せみの抜け殻をつけたものまで
 


 先日通ったら、愛媛1号とか2号とかの小さい小さい実を収穫していまして、どうするのかと聞いたらこれも直売所で売るんだとか。なかにおもしろがって買ってくれるんだそうですよ。わたしと似たような人はいるもんです。ちなみに愛媛県で開発されたこのキーウィは病気に弱く広く栽培することにはならなかったそうです。デビューを果たせなかった幻のキーウィなんだそうです。
コメント (2)
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