あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

秋のチョウ

2018-09-30 18:01:55 | 生き物
 またまた台風。前回とほぼ同じコースをたどると言うことで、はや昨日から市の防災情報が警戒を呼びかけていましたが、今日は携帯が何度も鳴っています。前回被災された方の不安はいかばかりでしょう。これ以上被害が大きくなりませんように、祈るばかりです。
 我が家は・・・・地形的には多分大丈夫。ただ、石鎚に守られているとは言え。風雨がいつもより強いのは、台風がそれだけ大きいということでしょう。先日ビニールを貼り替えたばかりのキュウリハウスが無事であればいいのですが・・・

 台風の中で、もう一つ小さな心配事

 先週、トラオの運動会を見に行ったときのこと、わたしたちはプールの前にいたのですが、ある男性が「ここ、つぶさんでください。かわいそうだから」と壁を指さしました。そこにいたのは?

 これを嫌いな人、いきなりですみませ~ん。話の流れ上、トップにもってきちゃったー



 これって、あれですよね。



 の幼虫。
 「うわあ、なんでここにいるんでしょうねえ。」
 「そうじゃろ?悪ガキにつぶされたらいかんけど、先生に言うたら、わざとさわるやつがおるけん。」
 と、話は自分の小学生時代のいたずらに移っていきましたが・・・・(それはそれでおもしろかったんだけど今回は省略)

 もうすぐさなぎになるのかじっとして動きません。校外のみかんの木からやってきたのでしょうが、高い塀を登って運動場を横切るか、フェンスに沿って移動するか、どちらにしても移動すること100メートルくらい? それまでに適当な場所はあったでしょうになぜこんな雨ざらし日ざらしのところで蛹になるかなあ。

 運動会が終わる頃には大夫色が黄色くなっていましたから、あのまま蛹で塀にくっついているはず。こんなに風雨にさらされても大丈夫なのか?と、台風の最中に思い出したわけです。

 秋にチョウガ飛び交うのはこれから卵を産んで蛹で越冬するためですよね。でも、これなんかは絶対冬を越せない。なぜなら、キャベツの葉に卵を産もうとしてるんですもの。幼虫の間に駆除されてしまいます。判断を誤ると生き残れない厳しい自然界です。



 庭のとんでもないところにやってきたゴマダラチョウ




 え~と、
 何に止まっているかは内緒です。できるだけ見えないようにぎりぎりまでトリミングしましたが。え、わかっちゃった? 申し訳ない。でも、うれしくてアップせずにはいられません。

 ブログを始めた頃、我が家に勝手に生えていたエノキで幼虫を見つけました。以来、このあたりにゴマダラチョウが絶対いるはずだとエノキの木を見つけては葉を点検しているのですが、一度も見つけたことがありません。でもどこかに必ずいると、ことしもエノキの葉に目をこらしているわたしです。成虫がいることがわかってうれしいです。もう少ししたら幼虫は地面の枯れ葉の下に潜ってしまいます。見つけるのは今しかありません。がんばろう。・・・・って何のため?

 最後に、うちの土間にいたのですが、これは一文字蝶? ちょっと白い模様が少ないようにも思えるんだけど。



 いずれにせよ、このあたりにいろいろなチョウが飛ぶのはうれしいことです。食性の限られている蝶は、食料とする植物がなくなると生きていられません。いろいろなチョウがいるのは多様な植物が生えている証拠。つまり、豊かな自然があるということですから。

 

  
 
 

 



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彼岸花の群いろいろ

2018-09-26 23:41:11 | 植物
 きのこ探検で道に迷ったとき、突然目に飛び込んできた赤の群れ。

 

 クヌギの木の下に一面彼岸花が咲いているのでした。

 彼岸花が群れ咲いている様子はどう表現したらいいんでしょう。 満開とも花盛りとも違う、あの迫力。







 黒々とした木立と緑の下草と赤い花々とがよく似合います。規模は小さいですが、これだけ見ればまるで観光地のような美しさ。

 あちこち走ってみると、この果樹園地帯には思いの外彼岸花がたくさん咲いていることに気づきました。


 ここはスモモ畑



 これは荒れ地。隣にはきれいに手入れされた柿畑がありました。



 ここはセンダンか何かの大きな木でうっそうとした森のようになっているのですが、そこに白いヤブミョウガがたくさんあって赤と白とが引き立て合っています。彼岸花って日陰にも強いんですね。



 こんな彼岸花に除草剤をかけたところも見かけましたが、どっこい、彼岸花は球根だから根っこを枯らす薬はきかないんですよ。来年もまた生えるでしょう。しかし、うちの近所には徹底的に排除して1本残らず退治したところがあります。どうやったと思います?

 ー春、葉っぱが出たときに、球根を引き抜いて道路に捨てておくー

 すると通りがかった車が全部踏みつぶしていくと言うわけです。道にはつぶれた球根がへばりついています。そしていつの間にか雨に流されてなくなっています。

 田舎だから許されるやり方でしょうけどねえ

 だけど最近は忌み嫌うよりも、あえて残しているというか無頓着というか、年々花が増えて行っているように思います。もうどこを見ても赤 赤 赤

 田んぼの畦。




 最近はコンクリートで固められて花のないところも多いですが、

  

 山裾の棚田に咲く彼岸花。ここは毎年、タイムスリップしたみたいな懐かしい風景が見られます。今年はちょうどよいときに通りがかりました。

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山陰に咲く花 その後

2018-09-22 09:40:22 | 植物
 きのこ探検からそろそろ本道に帰らなければ。
 しかし、

 道に迷いました。

 柿畑の中って、広いし、持ち主が軽トラで作業しに行くために縦横に道が通っているし、碁盤の目のように区画整理されてるわけではないし、田んぼと違って木々や雑草で見通し聞かないし・・・いいわけはいくらでもできますが・・・・
 ただ道がある限りいつかは大きい道に出るだろうと当てずっぽうで走っていたら




 こんな景色ですよ。まるで原生林。放置されたままどれだけ年月を経てるんだろう。さすがにこりゃいかんと引き返すことにしました。ゆっくりと車を回しているとき目についたもの



 何?もしかして桜三里のレストパークで見た花の実?

 そこで、休憩がてらふたたびレストパークへ。同じ実を期待して。ところが、

 きれいさっぱり刈り取られてなにもありません。(写真撮り忘れた)そしてびっくりしたのは、



 手前の方、わかりますか? 山と歩道との境にさつきの生け垣があったのです。草に覆われて気がつかなかったなあ。
 もちろんヤマノイモの姿はありません。ミズヒキソウは?



 ありました。山に咲くのはやはりうちのより鮮やかできれい。
 ウバユリは?



 一株だけ残って実ができていました。

 サルトリイバラ



 手を伸ばすと届くようになっていました。この写真を見せると、弟の顔がきらん
「この葉っぱをとって帰って、だまって置いといたら、必ずかしわもちになっとったのう。」うちの方ではサルトリイバラの葉で包んだお餅をかしわもちと言います。母が大好きで、葉っぱを見つけるととらずにはいれれませんでした。だから黙って置いておいてもいつの間にかかしわもちに変身していたのです。
わたしもとりたいのはやまやまでしたが、さすがに何台も車が停まっているこの場所では採れませんでした。それにこの葉の並び! 一枚でも採ってしまったら調和が崩れるでしょう?

 生け垣の向こうには様々な植物が生えていました。

 エゴ


 実がついています。花が咲いたのを見たことなかったなあ。

 冬イチゴ


 これも実がついていますね。手前のシダの姿も美しい。

 白いハギかなと思ったのですけど、どうも花が違うようです。


 昔の人が野山の植物を模様のモチーフにした気持ち、わかります。雑然と見えても一つ一つは味わい深い、おもしろい物が多いのですもの。

 あれ?あんなところに彼岸花


 生け垣の向こうはけっこう急な斜面で森になっているんですが、なぜあんな所に彼岸花があるのでしょうか。あまり種では繁殖しないと聞いています。鳥が食べてここまで持ち込んだ?とも考えにくい。人が球根を持ってきた?

 この森の木は植林された杉や檜ではなさそう。自然のままのように見えるのに、実はあじさいや椿の木、南天などがあって、ちょっと不思議なエリア。あ、車で一分ほど行ったところにフジバカマらしき群生も。
 いつか、時間をかけて歩いて探検してみたいです。

 
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巨大キノコを追っかけて

2018-09-20 09:04:51 | きのこ

 きゃ~ おおきい
 大きなきのこを見つけるとつい近寄ってみずにはいられないわたしです。

 みかんの木の元でみつけたこれは



 なんと直径二六センチ以上


 うちの最大のフライパンより少し大きい。
 見つけた次の日測りました。すでに色が黒ずんでいます。そういえばこのきのこ、大きくなってから目立つので生え始めがどうなのか見たことないです。で、その辺を見てみましたら、

 ありました。



 あの大きなきのこ同じものとは思えないかわいい姿。これが1日たつと



 こんなふうになるんですよ。このくらいの開き方で終わってしまうきのこもありますが、これはさらに

 

 開いておもしろい模様になって、お互いに思いっきり開こうとするものだから







 お餅を買って持ち帰る途中うっかりトレーを横にしちゃったー状態になっています。多分菌の広がり具合によるんだろうけど



 ネックレスみたいに広がっているのも。おもしろくて見飽きません。

最後には



 土と同化してしまうんですね。

  ちなみに横から見ると


 かさのひだはふつう。細く長めの脚に超短いスカートをはいています。これも他のきのこでもよく見かける姿だけど、名前がわかりません。忘れてた、去年調べてました。「オオシロカサタケ オオシロカラカサタケ」わたしののうみそが「多分毒だから食べちゃだめ」って言ってます。
 ああ、これがしいたけだったら、いや松茸だったら・・・・大もうけですなあ。

 写真を撮らせてもらうときここの畑の持ち主さんとお話ししたら、
「豚の堆肥がすきなんじゃろか。」と言っていました。そうかな? 去年わたしが見たのは朽ちた藁のうえだったような。
 そこで去年見かけた場所へ行ってみました。が、そこには新しい藁が敷き詰められ、遠くにぽつんとひとつ、まだ生えたばかりの小さなきのこがあるだけでした。

 コスモスの写真を探して古い写真を見ていると、こんなきのこの画像がほかにもでてきました。なあんだ、わたし昔からきのこの追っかけをしてたんだ~。多分ブログ初登場は去年ですが。

 別の場所でこんなきのこも



 わかりますか?右端のなかごろ。こんなに遠くでも目立つ巨大きのこ。
 これも去年ブログにアップしたオニフスベ


 

 わたしの手、けっこう大きいんですよ。指を広げた長さ17センチです。そして驚いたことに



 きのこに穴が空いててそこに虫の糞が! へえきのこにも虫がつくんだ~

 のんびりした秋のひととき・・・・のようですが、実は時間がない。どうしても松山へ行かなくてはならないその途中なのでした。



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初収穫

2018-09-18 01:00:22 | 野菜・果物・料理など
 待望のアケビが熟しました。



 ぱっくりと2枚貝のように開いた皮。これが熟した印。

 2個ありました。



 わたしはきれいな紫色を期待していたのですが、どうみても薄汚れた緑。
 わずかに紫っぽいところはありますが。


 以上、9月11日。
 そして4日後



 青い時は見逃していた実がはじけて目立つようになって、思わぬ所にぶら下がっていました。しかも



 コンテナを踏み台にするために置こうとしたとき、2個も落ちているのを見つけました。これぞ完熟。 さらに



 これは落ちてから日がたっていますね。ダンゴムシのごちそうになっていました。
 まだまだほかにも



 小さいですがわかりますか。アケビの花びら。なんで今頃? 咲く時期をまちがえたのでしょうか。

 ところで、収穫したアケビの中で1番きれいだったのが



 何一つ欠けず4個つらなっていました。この1番小さい実と同じくらいの大きさでまだ割れてなかった実。他のと一緒にちぎってしまったのですが、せっかくなので中を見てみましょう。



 ふう~ん、なるほどね。種が数粒大きくなりかけていました。これがしっかり大きくなったら割れるのでしょうね。

 ちょうどうちに来ていたぶじおくんに味見をしてもらいました。ぶじおくんはめんどうだからと種ごとの見込んだらしいです。
 「苦かった」と言っていました。 

 「皮を捨てないでね。」
 「え?どうするんですか?」

 うん、ちょっとね。作る時間がないかもしれないけど、是非試してみたいことがあるの。というわけで、皮は大事に冷蔵庫にしまいました。


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咲き始めた彼岸花

2018-09-17 02:46:59 | 植物
 今年初の目撃は9月13日。ちょっと早いんじゃない? 昨日なんかまだ夏の暑さでしたけど。先週の雨でちょっと気温が下がったからかなあ。

 これは9月14日に近所に咲いていたもの。


 咲き始めは何でもですがみずみずしいですね。




 そして2日後にはあちこちで咲いていました。そこではっと気がついた!

 うちの白い彼岸花は?

 毎日そばを通って生ゴミを捨てに行くんだけど、2,3本のオシロイバナに覆われて一向に見たことがありません。まずい、オシロイバナをどうにかしなくちゃ。

 そこでとりあえず彼岸花を植えたあたりだけでも茎を取り除こうとしたら



 もう咲いていました!

 あぶないあぶない、オシロイバナに引っかけて花をちぎってしまうところでした。花びらを1枚落としてしまいました。

 

 咲いていたのは2本だけです。2,3年前買ったのと頂いたのとで5個の球根を植えたのですが、これは多分頂いた方。買った方はどうしたのかなあ。オシロイバナを取り除いても影も形もありません。
 残念、消滅しちゃったか。
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あらら、どうしよう

2018-09-14 16:06:50 | 植物
 気づいたのは、スマホでコメントをチェックしていたとき。は? ハスノハカズラについてのコメント? 
 あわてて自分のブログを見てみると、6年前の記事が昨日のこととしてアップされているではありませんか。いやいや、これはおかしい。確かにその記事の一部をいじって再投稿したのではありますが・・・

 
 で、どこをいじったというかというと

 ハスノハヅル→ハスノハカズラと訂正しました。

 ことしもこの実が色づき始めましたので。



 緋赤のサンゴを連ねたような



 小さなブドウをくっつけたような


 とてもかわいい実なんです。ハスノハヅルと記憶していましたが、投稿の前にもう一度名前を確認しようと検索したら、出てくるのは6年前の私の記事ひとつだけ。画像もわたしのものだけ。これはどうしたことか、この名前でないのならわたしはどこからこの名前を引っ張り出してきたのか?もう疑問だらけで、数日間暇を見つけてはあれこれ探していたのですが、やっと見つかりました。なんのことはない、

 ハスノハカズラ

 ツルもカズラも漢字で書けば同じなのにぃ・・・・

 6年間も間違った検索ワードが載っていたのですよ。しかもあた子という名前まで。おはずかしい~

 それであわてて古い記事を訂正しました。ああ、そのときうっかり「現在日時をセット」の欄をポチっとしてしまったのですね。なので上書き保存ではなく新規投稿になっちゃった。コメントくださったみーばあさん、ごめんなさい。

 この後始末どうしようかと思いましたが、この訂正記事とともに残すことにしました。季節がもう少し後のことなのでほかの実はまだまだ色づいてはいませんが、秋の話題としては違和感ないと思いますので。

 全体的にはまだ青い実が多いです。


 そして、この蔓草の下にはお茶の木



 もう何年も前から活用してないようです。ハスノハカズラに空を乗っ取られようとしています。


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何の実?

2018-09-13 14:02:42 | 植物
 この葉っぱの蔓草があるのは知っていました。でも、うちの方ではどこにでもあるというわけではありません。私がしっていたのは3カ所。それも比較的近い場所にかたまってしました。



 でも、花も咲かず実もならないので、あまり気に留めなくて・・・・・

 ところが今年、この蔓に実がなっているのを発見したのです。それも一カ所だけ。ほかの場所のはただ葉っぱが青々としているだけです。



 早くも好奇心いっぱいの孫の手が、伸びています。なかなか実をつけにくい植物かもしれません。
 小さな赤いブドウみたいでかわいい~ いったい何の実でしょうね。

 調べてみましたら、おそらくハスノハカズラだと思われます。葉っぱが蓮の葉ににているからだそうです。わたしのお気に入りリストに登録です。

 それから白くて丸くてかわいい実。 



 これはね、名前を知っていました。ブログを始めて初めての秋、UPして名前を教えていただきました。「スズメウリ」と言います。カラスウリよりはうんと小さくて、親指の爪くらいしかありません。スズメウリはうちの近くでは全然見られなくて、あのときはずいぶん遠くで見つけたのですが、
 これがなんでここに?
 今年突然近所に現れたのです。多分鳥が種を運んできたのでしょうね。私は好きなんですけど、この畑の持ち主はどうするのでしょうね。気づかなければこのまま地面に落ちて来年も生えるでしょう。

 これに限らず、今、草の実、木の実も実りの季節です。

 

 金色に輝く実。これはヘクソカズラの実。これをつぶすと、まさにその名にふさわしい臭いと色の汁が出ます。

 

 これはほんの一部。びっしりと実をつけていました。ここは藪になって放置されているところなので、来年は更に増えるでしょうね。

 その近くにはきれいな青い実もありました。



 イシミカワです。花も実もかわいいのですが、茎にはするどいとげがあって、蔓性でどこまでも這い上ります。軍手くらいではかないません。厚いゴム手袋で引きずり下ろさないといけないのでやっかいなのですが、秋に実をつけたときだけ「かわいいなあ」と思ってしまいます。

 食べられるわけではなし、生け花にできるわけでもなし、畑の作物に絡みつくやっかいな草ばかりですけど、こうやって子孫を残そうと一生懸命実っているのをみると、どんな植物でもいじらしいですね。

 


 

 
 
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せめぎあい

2018-09-12 19:38:45 | 植物
ネタがたまってきました。しばらく頑張って更新したいと思います。

 さて、

 今年はクサギの大木が目立ちます。10年位前、実で草木染めをしようとして実を集めるのに苦労した思い出があるのですが、今年、ある場所では、わざわざクサギで垣根を作ったみたいになっています。多分ここを境に土地の持ち主が違うんだろうけど、2,3年前まではこんなんじゃなかったです。



 ここだけじゃなく、うちの畑の横にも大きなクサギが生えていますし。

 花はまばらに咲くんですね。



 派手な印象はないです。でもよく見るとかわいい。



 確かに独特のにおいはありますが、私には不愉快でたまらない匂いではありません。もっと違う名前をつけてあげられなかったものでしょうかねえ。

 で、花のアップをとるために近くに行ってみたら

 おっと


 クサギの中から鮮やかな赤紫の花が。
 くずの花でした。こんなにきれいな花だったんだぁ。いつもほとんど散ってしまった、くたびれた花しか見たことがなかったものですから、ちょっと感動。さすがのくずがクサギに押される。
 でも、放っておいたら数年後にはくずに支配されているような気がします。このあたりでくずの勢いはものすごいですから。今はせめぎあいの真っ最中ってとこかしら。

 ところが

 ほかにもせめぎあいに参加している蔓草がありました。


 何かしら。せめて花でも咲くとわかるんだけど。
 ああ、こうなったらクサギはうんと不利ですね。縦横無尽に木を這い上る蔓草には何としても勝てないでしょうから。どうしても、動けないクサギの味方をしたくなります。
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雑草にまけないぞ魂

2018-09-09 17:49:32 | ガーデニング
 雑草魂ー この夏日本中を湧かせましたね。わたしも何年かぶりに高校野球のニュースに関心を持ちました。
 雑草って、ほめ言葉が多いですね。踏まれても抜かれてもしぶとく復活するそのたくましさを讃えられていますが、現実にはそのたくましさ故に嫌われることが多いです。わたしが花畑として使っている畑もー

 この4ヶ月間、いちど短く刈ったもののもちろん十分ではありませんで夏の終わりにはこの通りです。



 コルセットがはずれ、猛暑も少ししのぎやすくなってやっと雑草退治をはじめました。

 怪我をしたのが春の終わりでしたので、夏の花は全然植えていません。それでもこぼれ種でわずかに花が咲きました。だけど・・・・

 夫が除草剤をかけてしまったのです。田舎では雑草に対して不寛容、ひいては雑草をそのままにしている人間に対して不寛容です。でも、それぞれ事情があるのですから、隣接する田畑に迷惑をかけない限りそれは個人の自由、というのがわたしの考え。決して相容れない考えですね。

 その除草剤攻勢からも逃れて花が咲きました。



 わずかに残った3株。これは種が熟すまで大事に育てて、来年も芽が出るようにします。そして丈の高い雑草の中から



 わかりますか? もう一株、ひょろひょろのセンニチコウの苗が出てきたのです。なんとけなげな。

 雑草を抜いていくと、次々と小さな苗が現れました。



 多分これですね。



 フユシラズです。ほんのちょっと雑草の勢いが弱いと、抜け目なく成長しています。
 
 同じく


 マリーゴールドも、雑草のないところではこのとおり


 春にたくさん生えて喜んでいたほおずきも草に埋もれていましたが、取り除いてみると



 通常の大きさの五分の一くらいしかなさそうですが、


 ちゃんと中身がありました。これもこのまま土の上に置いて、来年発芽してくれるのをまちます。

 雑草魂と雑草に負けないぞ魂

 どちらも尊く見えてきました。それを要、不要と選別するのは人間の勝手だー昔、そんなことをおっしゃっていた校長先生のお顔が浮かびました。全く消息を聞きませんがお元気なのでしょうか。
  


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