あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

誕生日には花を買って

2020-03-31 01:05:46 | いろいろ
 あれ? 書きかけの記事はどこへ? 今日中に書き上げるつもりだった記事、明日へまたぎそうです。がっくり。
 
 新型コロナ、終息のめどがつきませんね。医療関係者の皆様の奮闘には頭が下がります。どうぞ他の国のように爆発しませんように、早く治療薬やワクチンができますように。
 「風が吹いたら桶屋がもうかる」という話がありますが、それの逆のことが今おきていますね。新型コロナ風邪が吹いて経済状態がどんどん悪くなっていきます。
 別れと出会いのシーズンを前に花の需要が減り、園芸店はもちろん、シーズンに照準を当てて育てていた花卉農家さんが困っているというー
 そんなとき、実家の花屋が、卒業生一人一人に花を一輪プレゼントするというニュースを、新聞で知りました。後で聞くと、7000本のガーベラをお祝いメッセージをつけてラッピングするのが大変だったとか。
 
 そうか・・・・ わたし一人のささやかな出費でも、経済活動になるんだわ。戦っている人への応援の意味を込めて、わたしも花を買おう。
 3月はわたしの誕生月。生まれて初めて自分の誕生祝いに自分で花を買いました。
 
 
 
 バイカラーのラナンキュラス。だけどコロナウィルスみたいに見える? 時期が時期だけに。
 
 
 このフリルいっぱいのドレスみたいな花は昔から好きでしたが、派手な上にも派手に改良されていますね。
 
 そして花の大きさが手のひらくらいあるクレマチス
 
 
 ふだんいろいろ花を買っていますが、今回は派手派手のものばかり。そういう気分でしたので。
 それから、赤のシャクヤク。


 今植えてあるのがピンクなので、こあたり一帯にいろいろなシャクヤクを咲かせようと思います。

 花を買った帰り、ケーキを買いました。これは娘のおごり。
 
 
 ピーカンナッツタルト。
 ピーカンナッツという木の実を知ったのは、孫たちが熱心に見ている「おさるのジョージ」というアニメからです。農場のおばさんが焼いていたピーカンナッツパイ。ピーカンナッツって・・・・田舎のスーパーでは見たこともないナッツでした。そのナッツを使ったタルトを松山の染色教室でごちそうになって、その柔らかな口当たりとさっぱりした味わいに感動しました。ピーカンナッツを使ったお菓子が松山のお店で売っているということにも感激。誕生日には絶対ホールで買おう、と前々から思っていたのです。
 とはいっても、みんなにお裾分けしたらわたしの分はやっぱり一切れ(大きめの)だったですけど。
 
 そして、上の娘から、クレイパックのチケットをプレゼントされて、生まれて初めてリラクゼーションのサロンに行ってきました。
 孫たちのお相手と、レザーの小物作りで少々お疲れだったわたしそんなことはいっさい知らせなかったのに、「肩から指先にかけて(血流が)滞っていますね」と指摘されて、やっぱり分かるんだねえと感心。顔も肩も腕もこの上なくやさしく丁寧に撫でられて、それだけなのにとても気持ちよかったです。しばし瞑想の世界へと入り込んでいたようです。意識はあるけど眠っているようなー
 ちなみに神経痛で通っていた病院の理学療法士さんも、揉むのは良くないといって痛いところを撫でるだけでしたね。 
 
 もう誕生日は心待ちにするどころか、できるならゆっくりゆっくり来て欲しいところですが。無事に迎えることができるというのは幸せなことだと感謝しましょう。
 
 
 
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達成感

2020-03-27 08:36:09 | ガーデニング
 ハウスの中の草取り。うちの方では草引きと言っています。そしてその言葉がぴったりの作業を、トラオとがんばりました。
 
 「ばあちゃん、ビフォー、アフターしたらよかったねえ。」
 
 もちろんその辺はぬかりなく写真を撮っていましたよ。
 
ビフォア
 
 
 アフター
 
 
 途中経過
 
 半分ほど草引きしたところで、この草の山

 
 ハウスの中の4分の1ほどには何も植えてなくて、今は草ぼうぼう。だけどきれいにしないと除草剤を撒くというので、トラオと二人で、2日かけて除草しました。
 
 とはいっても、時間にしたら一日に1時間もかけていません。乾燥したハウスの中では根が張ってないので簡単に抜けるし、一株一株が大きいので、2,3株抜いたらその当たりがあっという間にきれいになるのです。
 
作業が終わった後には草の山が何カ所もできました。
 
 
 
 
 
ハウスの中で
 
 塔のように伸びたブーゲンビリアがますます巨大になって
 

 
 2,3日前、花の重みで倒れてしまいました。
 
 ナガミヒナゲシの花もかわいいけど、これも抜いてしまいました。もうどこにでも生えますから。

 
 トラオが「これも抜いてええん?」と聞いてきます。
 
 
 
 ムラサキカタバミの花。ハウスの中ではことのほか鮮やかに咲きます。だけど地面の中にはたくましい球根が隠されていて、繁殖力が強いのです。義母はよく「あの芋草が・・・・」と困り果てたように言っていました。球根だから除草剤はききめありません。
 
 思わぬ掘り出し物

 
 何年か前にたった1個の芋を、とりあえず埋めておいたのが広がって、こんなに大きいのがとれました。天ぷらにして食べたのですが、甘くておいしいお芋でした。
 
 羽化するにはここがよかったのかなあ。

 
 テントウムシはほとんど蛹と成虫になって、幼虫はみられませんでした。
 最後の10分ほどは、トラオはテントウムシの救出活動に専念しておりました。草を引き抜いた際、テントウムシが振り落とされて土に埋まってしまうので、その前にハイビスカスの木に移動させるのです。

 終わってみれば大仕事をやりきったような達成感。 がんばった結果が見えるというのはいいですね。トラオは大満足でした。じいちゃんからたんまりお小遣いもらえたし。






 
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桜だ!

2020-03-25 01:05:34 | 植物
 松山市の総合公園に行く途中、道から見えたピンク。
 助手席の娘が声を上げました。
 
 何、あれ? あ、さくらだ! 
 
 それは、とても小さな木に咲いていて、ちらっと見ただけでは、草むらに花が咲いているようにしか見えなかったのです。
 
 
去年、太陽光発電の下に植えられているのを、わざわざ車を降りて確認して、いったい何のために?と首をかしげた桜。今年はついに花を咲かせました。
 
 
 濃いピンクの陽光桜ですね。ソメイヨシノより1週間くらい早く咲くのかな。
 
 パネルとその影が織りなすラインがなかなかおもしろい。だけどこれ以上大きくなったら困るでしょうに。噂では、葉っぱを利用してクッキーとかお茶とかに入れるのだと言うのですが、ほんとかな?
 
 
 花もソメイヨシノよりは大ぶりで派手です。外国ではこれくらいの派手なほうが好まれるのだと、諸外国に、平和を願ってたくさん贈られたそうです。
 
 ここから少し行ったところに陽光桜がたくさん植えられているところがあるのですが、そこは
 
 
 満開でした。なぜか木がたくさん切られていて寂しくなっていました。 密植して植えられていたので、間伐したかな? いや、ある箇所だけまとめて切っているので、これも意図がよくわからない・・・このあたりの陽光桜はわけのわからないことだらけです。
 写真を撮っていてふと遠くを見たら、あんな所にも咲いている。
 
 
 
 幹線道路からは見えないところなので、写真を撮るために横道に入って初めて気づきました。あそこも大夫密植しているように見えますが、何のために植えたのか。さすがに行って確かめることはやめました。

 さて、次の日、今度はいつもの桜の丘が赤みを帯びているのを見つけました。

 
 ちょうど文化会館の裏側に出る道に入って撮影。文化会館の桜が
 
 
 あらら、もうかなり咲いてる。松山の道後公園の標本木は23日に一輪だけ開いたそうです。
 
 
 
 テレビのニュースで見ましたが、東京ではもうこれ以上に咲いているようですね。今年は桜前線は東から西へと逆送するみたいです。それにしても、まだ見頃には遠いと思うのに、お花見で歩く人がいっぱいなのにびっくり。 田舎では満開の休日でもあんなに人はいません。
 ここ数日の暖かさで一気に開くでしょうが、わたしは、もともと花の下で宴会などする気はありませんので、いつもどおり人の少ない場所で花をながめて楽しむつもりでいます。







 
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公園の花々

2020-03-23 01:57:33 | 植物
 今年の春は孫たちと過ごす毎日です。
 家の中にばかり籠もっていてはストレスもたまります。一日中家の中で過ごした日は、夕方10分の散歩でも喜ぶ子どもたち。なのでお天気の良い午後は、たいてい遊具のある公園に出かけました。
 
 寒の戻りの風の冷たい日。東予運動公園の遊具広場はがらがら。もっと子どもがいるかと思ったのに。
 
 公園のてっぺんからは海が見えます。
 
 
 
 
 南の方には久々に雪をかけた山々。石鎚山は雲の中でした。
 
 
 遊具広場の周囲にはツバキの木がたくさん植えてあって
 
 きれいな花が落ちていました。
 
 子どもの頃から今も実家にのこっている花と同じツバキ。
 
 この間写真を撮ったのと同じ絞りのタイプ
 
 花心がいくつも集まっている花
 
 
 花の間を歩くだけでも楽しいです。換気の良い場所では感染のリスクは少ないと言います。だけど念のため、おやつタイムの前にはトイレで手を洗わせました。トイレには石けんが置かれていました。
 
 別の日は丹原の運動公園へ。ここは山の斜面に作られた公園ですのでほとんど木ばかり。ヤマモモの花(つぼみ?)がありましたが、写真を撮るのを忘れました。遊具のある山の上はけっこうたくさんの子どもがいて、みんな元気に走り回っていました。まだ3歳にもならないケイタがお兄ちゃんと同じことをしようとするので、追いかけるばあちゃんは、はらはら、へろへろ。トラオが一緒にそばについていてくれて、とても助かりました。トラちゃん、お兄ちゃんになったね。孫の成長を感じた日でした。
 
 またあるときは東温市の運動公園の遊具広場へ
 
 
 遠くからでも目立つ白木蓮。凛と立つ姿が美しい。ここの遊具広場には子どもがいっぱいいました。
 
 松山市総合公園は花いっぱい。
 これだけ花を集めて植えたら豪華ですね。まん中の濃いピンクはシレネだったかしら。

 
 はやローズマリーが咲いていました。

 
 植木祭りが行われていて、賑わっていましたがやはり人出は少ないように思いました。
 
 会場になっている第3駐車場にはリビングストンデージー。大好きな花ですが、わたしはどうしてもこんなふうに豪華に咲かすことができません。

 
そうそう、桜が一輪だけ咲いていました。だけど標本ボクではなさそうです。
 

と、こんなふうにお出かけばかりしているので、夜はぐったり。ネタはいっぱいあるのにUPする気力が・・・・
こんなに動いても体重が減らないのはどうしてだろう?











 
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柚子餅

2020-03-20 21:20:07 | 野菜・果物・料理など
 ようやく残りの柚子を始末しました。今度はぴりぴり感の残らないように丁寧にゆでこぼしを繰り返し(多少風味が薄れるのは仕方ないですが)、きれいな色に煮ることができました。
 実は、柚子マーマレードで作ってみたいものがあったのです。それはー
 柚子餡
 昔、山のほうのお菓子屋さんに「ゆずっこ」という、親指の先くらいのかわいいお団子があって、上につやつやとした柚子の皮のかけらが乗っているのです。デパ地下でも買えたので、時々買っていました。あのお菓子は多分、白あんに柚子を加えたもの。なら、白あんに柚子マーマレードを混ぜてみたらどうかしら。
 
で、先に作ったマーマレードと買ってきた白あんを混ぜてみたらー
 
 あま~い
 
 そりゃそうですよね。白餡自体が甘いのに、砂糖を加えたマーマレードを入れたのですから。なので、今度は、砂糖を入れる前の柚子を混ぜてみました。
 
 これが正解。柚子の香りのするあんこの出来上がり。求肥にこれをつつんで大福にしようかとも思いましたが、ふと思いついて道明寺粉を使うことにしました。
 そう、桜餅ならぬ柚子餅
 どうせなら、色も柚子色にしてみよう。というわけでクチナシの実を半分に切ってお湯に入れ、黄色い液を作りました。
 おお、なかなかいいねえ。桜の葉のようにみかんの葉っぱにくるんだらどうかな。
 
 
 
 みかんも柚子も葉っぱが小さいのでいよかんの葉っぱを採ってきました。
 手入れをしてないので絵描き虫が這っています。

 
           
          ↑ これ
 
 道明寺粉を袋に書いてあるレシピどおりレンジで加熱しました。できあがったときふと思いついて塩を少々混ぜました。というのは、桜餅だと塩漬けの葉っぱの塩分がちょうど餡の甘さと合っているからです。ついでに絞り汁を少々。これはちょっと冒険。酸味が果たしてあんこと合うか? イチゴ大福などは結構酸っぱいイチゴを使っていますけど、わたしあれはあまり好きじゃない。なので、香りを補強する程度に入れてみました。
 
 丸める前です。

 小皿にラップを敷き、道明寺粉を広げます。その上に餡を乗せて、ラップごと包めば
 
 黄色いお餅の出来上がり。道明寺粉が柔らかくてきれいな円になりませんでした。少し覚めてから作ったほうがよかったかな?

 
 なにか物足りないねえ。
 余ったみかんの葉を切ってへたにしてみました。



 お皿が地味なんだけど、今治市の伝統工芸「桜井漆器」のお皿です。切った葉っぱからも柑橘のいい匂いがしました。
 
 これを一人1個ずつ娘たちの家に持っていきました。
 ところが・・・ケイタとヨウコは食べてくれなかったのです。柚子の匂いが苦手?トラオはおいしかったと言っていたのに。ただ、トラオは洋菓子よりも和菓子が好きな渋い子なので、一般的に子どもはどうなのか、わたしには分かりませんけど。
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ばあちゃんの料理教室

2020-03-16 22:54:22 | 野菜・果物・料理など
 朝9時前にトラオが我が家にやってくるようになって2週間。トラオはわたしが予想していた以上によい子で、午前中はゲーム機を封印して勉強とお手伝いと昼ご飯作り。結構時間がたつのが速いです。
 おやつだ、バイト料だと、ばあちゃんの財布から出て行くお金も多いけど。
 
 こんなときこそ学校ではできない、生活に役立つ勉強を。お昼ご飯はトラオと相談して、ほとんどをトラオに作らせています。
 1番のお助け食材はこれ。
 
 これと挽肉とパン粉などでハンバーグネタを作ったら、ハンバーグの他に、肉団子も作れます。肉団子もスープに入れたり、揚げて酢豚風に、ケチャップで味付けてミートボールに・・・と多彩なメニューに。
 
 みじん切りを炒めて挽肉を炒めてご飯を炒めてケチャップで味付けしてー
 オムレツの出来上がり。
 この日はヨウコも参加して、上手に卵で包みました。
 
 
 トラオは?
 
 ご飯を入れすぎて包めず(笑)
 いいのいいの。はやりの映える写真とは真逆の写真ばかり。ほとんどの作業をトラオにやらせているし、味付けはいっさい口出ししません。わたしは口で手順やら注意点をいうだけ。なので、盛りつけやら付け合わせやらに気を配る余裕がないのです。これにサラダでも・・・・と思いはしますが、そんなことしてたら食べるのが1時を過ぎてしまいますから。
 
 味付けはもっぱら目と舌とで。塩加減は給食の味を参考にしたらいいよと言ってあります。薄味ですから。レシピをみて分量通りに作るのもいいですが、自分がおいしいと思う味を、自由につくれるほうが実践的だと思うから。
 
 挽肉もみじん切りも2袋くらい使います。
 
 
 ああ~、肉が飛んだ、にんじんが飛んだ・・・
 いいよ、いいよ。ばあちゃんは鷹揚に構えてはいますが、後が大変。きれいに掃除したと思ったのにまだこんなところに飛び散ってひからびてた。
 
 
 
 たくさん炒めて、残ったものにパック入りのトマトの水煮を入れ、ぐつぐつと煮詰めれば、ミートソースの出来上がり。翌日はスパゲティーミートソースです。
 アルデンテ、一部かたまり
 
 
 ぱらぱらとほぐして入れるのが難しかったみたい。ミートソースも作っておけば用途はいろいろあります。
 
 カレーは2回目なので手順を覚えてきました。トラオはジャガイモ、ウマオはタマネギの皮を剥きます。
 「ばあちゃん、ジャガイモは洗ってからむぐんよね。」
 「そうそう」
 「タマネギもあらうん?」とウマオ
 「いや、濡らすと皮がひっつくからね、そのまま。後であらってね。」
 初めて料理をする子にとってはこんなこともいちいち教えなければわからないのです。若かった頃、とにかく早く食べさせなければと、娘たちにろくにお手伝いもさせませんでした。ゆっくりと子どもとかかわるのは、じつは祖父母の役割ではないか、と思うこのごろです。
 
 「ばあちゃん、ぼくジャガイモの皮むぐの慣れてきた。」
 たしかに。速くなったとは思うけど
 
 
 この惨状には目をつむらなければ。
 このあと、トラオがジャガイモもタマネギも切ってくれました。油が温まったらまず肉を炒めて次に野菜を・・・このときずいぶん力がいるらしく、これだけは疲れて途中でギブアップです。
 
 カレーの材料を煮込むのも、しまい込んだ大鍋をだしてきて大量に。
 
 
 灰汁を取ろうとして気がつきました。なんだか鍋全体が白いねえ。
 
 ああ~ トラちゃん。
 
 なに、なに?
 
 「にんじん忘れた。」
 
 「まだ間に合うよ。」こんどはトラオが慰めてくれます。こうしてできあがったカレーをトラオはお替わりして食べました。
 
 ところで、
 
 カレールーを入れる前に、煮込んだ材料を半分取り分けておきます。これは翌日、シメジを足して肉じゃがに。こうした時短技は現役の頃身につけたもの。
 
 あ、こんにゃくを入れるのを忘れた!
 
 味付けはもちろんトラオ。わたしは決して文句を言うまいと決めていますが、今までのところ、文句をいうどころかすべておいしくできています。母親に言わせるとトラオは味覚が敏感で、化学調味料の味をいやがるんだとか。
 
 
 今日はうどんの出汁を最初から取るというので、勉強の前に昆布を水につけておきました。
 火に鍋をかけて「沸騰前に取りだすんよ。」
 「沸騰前ってどんな感じ?」
 うう・・・・「見てたら分かる」
 昆布が箸でつまめなくて沸騰してしまいました。なのでいったん火を止めて煮干しの削ったのを投入。我が家では普段はかつおを使わず炒り子出汁を使っています。再びわき上がったら
 「はい、すぐ出して。」
 お湯を鍋から移すのは危ないので、網しゃくしですくわせました。それに醤油とみりんとであじつけ。煮立ったら卵を割り入れて、冷凍のほうれん草も入れて、カットわかめも入れて・・・・
 別の鍋で牛肉と椎茸を甘辛く煮ます。
 「砂糖と醤油と同じくらい入れる?」
 「そうだね。」
 なかなか良い味になりました。
 冷凍うどんを茹で、丼鉢に盛って、具材を煮込んだ出汁をかけて、上にかまぼこと2センチくらいの長いネギと肉と椎茸とをトッピングしたら、鍋焼き風うどんの出来上がり。
 卵が一個壊れて出汁の中で行方不明になったけど。醤油が床にこぼれたけど。
 トラオが「ふいとこうか?」
 「えらいえらい、作りもって片付けもできだしたねえ」
 
 せっかくの写真を間違って削除してしまいました。なかなかの出来だったのに。
 
 ま(豆) 
 ご(ごま)
 わ(ワカメ=海草類)
 や(野菜)→ほうれん草
 さ(魚)→かまぼこ
 し(椎茸=きのこ類)
 い
 と言うでしょ?
 残念ながら、豆とゴマとがないけれど代わりに肉と卵。とてもボリュームがあっておいしかったです。だけど、こんなに本格的に出汁を取ることはめったにありません。普段は化学調味料無添加のパック入りの合わせだしを、材料と一緒に煮込みます。最初は正しい出汁の取り方も教えておかなければねえ。
 わたしが作るときなら15分もあればできるうどんを40分かけて作りました。
 今日もトラオは大人一人前を完食です。
 
 
 
 
 
 


 












 
 
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我が家の不思議なツバキ

2020-03-14 11:05:34 | 植物
ツバキ関連の記事をもうひとつ。
 
現在うちにあるツバキは白とピンクの2種類ーと思っていましたが、
 
梅の木の下で、見つけちゃった。
 
 
 植えた記憶がないぞ?
 まだ背丈が50センチくらいの小さな木です。なのに樹勢に似合わない豪華な花。
 
 これが本当に不思議なんです。花は今年初めて咲いたのではないかしら。さすがに梅の木下に咲いてたら気づくでしょう。毎年梅を眺めているのですから。
 こんな狭い、上にも伸びられない場所にわたしが植えるはずはない・・・?? いや植えたか? わたしの記憶もあやしいので。・・・いいえ、絶対に植えていません。いないはず。
 この木のすぐそば、1メートルも離れてない場所に、樹齢45年はたっているであろうピンクのツバキがあっりました。(前回のピンクとは違います)
 そばに何本ものツバキの若木が生えていまして、きっとピンクのツバキの実が飛んだんだろうと思っていたのです。
 
 その古いツバキの木を、夫は何を思ったかばっさりと切ってしまいました。
 
 
 
 わたしの知らない間に。このあたりが我が家の鬼門だからきれいにするんだと言って。
 だれが鬼門だなんて言うたんよ。なんでそんなこと信じんよ。わたしはこのツバキが大のお気に入りだったので、めちゃくちゃ怒りましたが後の祭り。だけどわたしの怒りに恐れをなしたか、意欲を削がれたか、そのあと何も整地しませんので、切ったツバキから新しい枝が伸びてきました。
 
 そして
 
 
 
 赤いツバキをしげしげと眺めていて、地面すれすれにひっそりと咲いている花を発見。
 
 
 もううれしくて。だけどこの赤い花は?
 
 もう一つ、赤い花から1メートルも離れてない、大きな石の隙間から生えているツバキがあるんですが(こんな生え方、絶対勝手に生えてきたものですよね)

 
 なんと、白い花が咲いていました。これも今年初めて発見。前回の白玉ツバキとはタイプの違う花です。
 
 そしてそこから2メートルほど離れた水道の蛇口近くに
 
 
 上にはひさしがあって雨が当たりません。水道も滅多には利用しないのでいつも水不足になっているにちがいないのに、放って置いたら1メートルを超える木に育ってしまいました。こうなると、この木にどんな花が咲くか見てみたい。今までと全く違う花だったらすごいですよね。
 
 きっとツバキの種から生えてきたのだとは思いますが、いったい誰が運んできたの? すぐに思いつくのは野鳥ですが、あの大きな種を運べるのはカラスくらいじゃないかしら。カラスは時々盗んだ卵をくわえて飛んでいたりしますが、ツバキの実をくわえてねえ?
 
 不思議だらけの我が家のツバキ、一挙5種類に増えました。 
 







 
 
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椿についてのあれこれ

2020-03-12 01:28:17 | 植物
 ひさびさに桜三里を超えました。峠にさしかかったところで、屋根よりも背の高い椿が何本かあるのに気づきました。今まで何百回も通っているのに気に留めたことなかったなあ。
 
 
 
 このあたりには昔からのさくらの並木が残っていて、反対側には大きな紫木蓮の木があって、木全体が花で覆われるので、どうしてもそれらの木に注目してしまってたんですね。
 ツバキってこんなにも大きくなるのか。そうだね、足摺岬のも伊豆大島のも大きかったもの。うちの方で庭木として植えられているのが小さいだけだったんだ、と初めて気づいたのでした。
 ツバキの種類には疎いわたしです。
 
 
 
 もう少し早いと落ちたツバキもきれいだったんだけど。
 
 
 花がそのまま落ちるので嫌う人もいるけど、どちらかと言えば好きな人のほうが多いのではないかな? ツバキを生け垣にしている家もあるくらいですから。
 
 ところで、夏とある病院でこんな実を見つけました。
 
 
 ヒメリンゴ? だけど葉っぱはツバキです。
 


 大きくてつやつやしていて、わざわざそばに行って確かめました。ツバキの実でした。だけど、わたしはこんなに立派な実を見たことがなかったので、いったいどんな花が咲くのだろう、冬になったら忘れずに花を見なくちゃ、と思いました。
 
 先日通院日にそれを思い出して見てみましたら



 なんのことはない、ツバキの中ではごく普通の、多分ヤブツバキでした。もっと豪華な花が咲くかと思っていたのに。
 そういえば、どのツバキにもこんなに立派な実がつくんだろうかと気をつけて見ていた時期がありました。そして同じような実を見つけたのですが、あのツバキはどんな花が咲いているのだろう。
 ちょっと見に行こう。
 
 やっぱりヤブツバキのような花が咲いていました。それと、隣に、同じくらいの大きさでピンクのが。
 
 


 花によって実もちがうのかなあ? 確かめてもいませんが。

 我が家のツバキ。傷のない真っ白な花を探すのはなかなかむずかしいのですがー



 昔子どもたちがお世話になったお茶の先生宅にお礼に伺ったら、もう高齢なので庭の植物を整理していると言われ頂いてきたもの。紅白で頂いたのですが、赤は枯れてしまいました。
 
 あまり実をみなかったような・・・・?
 
 それから、
 
 やや小ぶりの花をいっぱいつけます。
 
 葉っぱが小さくて、実はがさがさしています。 葉っぱは虫食いだらけであまりきれいではありません。ツバキってあまり虫が来ないように思うのですが、これって本当にツバキ? あ、花は他のツバキのように首から落ちます。
 
 道ばたの畑の隅に植えられているツバキ
 
 
 
 この木がおもしろくて、赤い花だけが咲く枝もあるのです。
 
 
 写真を撮っていると畑の持ち主のおじさんがやってきました。
「こんにちは、写真撮らせてくださいね。」
 この方とは会っても挨拶する程度の知り合い。
おじさんは、「ほったらかしにしとるけん。」といいながら、「こっちにわびすけもあるんじゃけど」と奥へ案内してくれました。知ってます。いつもこっそり入り込んでましたから。これはないしょ。 
「このしぼりの花はかわいいですね。最初っからこんなに赤としぼりとが一緒に咲いてたんですか?」
「そうそう、めずらしかろ?」わたしが思うに、枝が先祖返りしているのではないかな。年々赤い花が増えているように思います。下の方には白い花が見えてきたし・・・・でもそれは言わないでおこう。
 
 と、ここで話が思わぬ展開に
 「この間松山の晩翠荘でツバキ展があったろ?行ったかね?」
 「いや、松山までは・・・・小松の椿一輪展は行ったことがあるけど・・・。」
 「ほう。わしゃ、小松へは行ったことないんじゃけど、あそこには珍しいのがあるかね?」
 「わたし、ツバキはあんまり知らんので、どれ見ても珍しかったけど。」
 「わはははは・・・」
 そこでやっと、おじさんが見かけによらずツバキ好きだとわかったのです。
 「珍しいのだったら、Mさんとこに「御所車」というツバキがあって、あれがかわいかったんですよ。もう苗が手に入らんて言ってました。」
 「それじゃったら挿し木したらええ。夏に一枝もろて(貰って)挿したらすぐつくけん。」
 ものすごく興味深そうに力を入れて説明してくれました。
 
 こうして、挨拶しかしたことのなかった人と思わぬ長話をしたのでした。
 
 道ばたの花と散歩中の犬とは、コミュニケーションツールとしては最強ですねえ。
   
 
 
 
 
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てんとう虫がいっぱい

2020-03-08 19:17:44 | 生き物
 午前中の早い時間に、勉強より先にトラオとハウスの中の草を抜くことにしました。時間がたつとハウスの中は暑くなってきますから。
 
 天気のよい日のハウスは最高30度以上になります。すでに春を通り越しています。
 かわいい虫発見。
 
 すでにハウスの外でも見かけるようになりましたが、ここにはいっぱい。
 
 さなぎです。

 幼虫も歩いていました。というより、草を引き抜いたときに振り落としてしまったかな?

 
 画面の中央あたりです。成虫のかわいい姿とは似ても似つかぬグロテスクな姿。でも、大事にしてやらなくてはなりません。テントウムシはこれからアブラムシをいっぱい食べてくれるのですから。
 
 パイナップルの葉っぱ。すごいね。
 
 それから片隅に置いてあった防草シート。草を取った後敷きましょうと持ち上げたら
 
 まあ、13個も蛹やら抜け殻やらがくっついていました。
 
 なんでかたまって蛹になるんでしょうね。
 
 
 
 ハウスの中はこれから、ハイビスカスにびっしりアブラムシが発生します。それを知っているかのようにテントウムシもいっぱい。
 夫が除草剤を撒こうかと言いましたがことわりました。除草剤を撒いたらテントウムシまで犠牲になってしまいます。トラオに手伝ってもらってできるだけ手作業で取り除くつもり。テントウムシもトラちゃんもがんばれ。
 
 ハウスの外は一面のホトケノザ

 
 雑草だけどかわいいですね。



 そして、あらまあ、もうしなびてる。



 ツクシは年々出てくるのが早くなっているような気がします。残念ながら食べられそうなのはありませんでした。






 
 
 
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柚子マーマレードを

2020-03-06 01:29:52 | いろいろ
大量の柚子を使ってー
 
果汁がこれだけとれました。
 
 
このまま使うことはありませんが何かと重宝します。
 
刻んだ皮鍋一杯分を炊きました。4回ほど煮汁をゆでこぼし最後に砂糖を。残っていた和三盆があったのでそれも使ってしまいました。
 
 
 
 
 鍋一杯のマーマレードの出来上がり。
 だけど
 
 ちょっと失敗したかな。
 まず、鍋いっぱいに炊きすぎました。たっぷりのお湯で茹でてないので、なんどゆでこぼしても舌にぴりぴり感が
残ります。もったいないなと思うけど柚子の風味が相当なくなるまで水を取り替えなくてはいけなかったですね。
 だけど、パンに塗ってみたらさほど気にはならなかったです。
 砂糖は、白砂糖を買ってなかったのできび砂糖と、和三盆を使いましたが・・・・茶色いマーマレードになってしまいました。白砂糖を使ったらもっと黄色い爽やかな色になったのに。見た目がおいしそうじゃないんです。
 
 
 さらにさらに、砂糖を入れた段階で残した汁気が多すぎてー
 ずっとストーブの上でぐつぐつしてたのですが、いつまでたってもほどよい固さになりません。とうとうしびれを切らして汁気をすくい取りました。(せっかちなもので)
 
 
 これはこれでなかなかおいしい柚子ドリンクになりはしましたが、やっぱりぴりぴりが気になる・・・・
 
 さて、これからがわたし流の柚子の使い方。
 
 昔義母が「ゆねり」と言う物があると教えてくれたのですが、作り方は教えてくれませんでした。なんでもご飯のお供になるらしいのです。多分甘辛く煮るのだろうなと勝手に解釈して、マーマレードに少量の醤油を入れてにこみました。
 これが以外とおいしくて、去年はわたし一人がこっそりと食べてしまったのです。
 
 
 
 今年は-やっぱりぴりぴり感がねえ。おいしいのはおいしいのですけど。
 
 次に、味噌にマーマレードを3対2くらいの割合で入れ、少し煮詰めます。
 
 味噌は地元の農協が製造販売しているはらあわせみそ。
 
 
 4種類の材料を使っているので「しあわせ味噌」とも言います。
 柚子味噌って、本当はもっと手間をかけるのかもしれませんが、わたしはずぼらなので。こうするとマーマレードを基本に3種類の食べ物ができます。
 
 
 
 搾った汁は酸味の調整に使い、酢の物にも使い、だし汁と醤油とあわせたら柚子ポン酢にも。
 
 豚肉を柚子味噌に漬けました。
 
 
 一日おいて焼きました。
 
 
 へへへ・・・焼きすぎた。裏が真っ黒になりました。ステーキ用ではなくて、安い細切れ肉に味噌を絡ませて焼いたほうが、柚子の風味が生きておいしかったです。分厚い肉はどうしても長く火を通すので風味が逃げてしまいます。
 もっと簡単なのは、マーマレードそのものを薄切り肉にまぶして炒めるやりかた。塩で味付けしますが、意外と合うんですよ。柚子って塩味と相性がいいかも。
 肉は、もっぱら豚肉を使っていますが、鶏肉はどうかな?わたし鶏肉を食べないのでわかりませんけど、おいしそうな気がします。牛肉は肉のほうが勝ってしまうような気がしますね。

 ふろふきだいこんにも柚子味噌
 
 もっと香りがほしいときは生の柚子の皮を使います。
 
 生の皮と絞り汁とで、ゆずだいこん。




 長いものピクルスに柚子の皮を入れて和風にしてみましたが、これおいしかったです。

 約半分の柚子を使っていろいろ作りました。残りの半分は知り合いに分けて、あと4分の1くらい残っています。暇をもてあましているトラオに手伝ってもらってまたマーマレードを作ることにします。今度はぴりぴりしないのを作って、孫たちにも食べてもらうつもりです。








 
 
 


 
 
コメント (4)
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