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◆私の心が衰え果てるとき……

2017年09月22日 16時01分09秒 | 聖書
どうか、私の及びがたいほど高い岩の上に、私を導いてください。(詩篇六一・二)
私たちはたいてい、心が衰え果てた経験をもつ。それは、あらしのために転覆して沈んだ舟のようである。もし主が私たちの深い堕落の底をかきまわし、どろや汚物が立ち上がるのを許されるならば、私たちは内なる腐敗を見いだしてこのような姿となる。また失望落胆によって、このような状態となる。大波が次々と頭上を越えていく時、私たちは壊れた貝がらのように波にのまれる。しかしそのような時にも私たちのために十分な慰めが備えられている。私たちの神は、あらしに悩む舟の港であり、よるべない巡礼の宿である。
神は私たちよりも高くあられる。神のあわれみは私たちの罪よりも高く、主の愛は私たちの思いよりも高い。人々が、自分より低いものに信頼を置いているのは、実にあわれである。しかし、私たちの信頼はきわめて高く、栄光の主に堅く据えられている。主は岩であられる。それゆえ主は変わることがない。そして高い岩であられる。私たちを衰え果てさせるあらしは、主の足もとのはるか下で荒れ狂っている。主はあらしに悩まされることなく、ご自身の心のままにこれを支配される。この高い岩の下に隠れるならば、私たちは台風にも動じないで立つ。この高い岩陰には、完全な静けさがある。
私たちの悩める心は、しばしば混乱に陥る。そして、この神の安息所に導かれることを必要としている。そのゆえに冒頭に掲げた祈りがなければならない。
おお、主、私たちの神様。あなたの聖霊によって信仰の道を教え、あなたの安息に導いてください。風が私たちを海上に吹き出し、かよわい私の手ではもはやどうしようもないのです。主よ。あなたのみが、砂州や暗礁の間をぬって完全な港に導かれます。私たちはどんなにあなたに依存していることでしょう。この身をあなたのみもとに引き寄せていただくために、私たちはあなたが必要なのです。安全と平和の中に賢明に導かれるのは、ただあなたの賜物によるのです。今夜、どうかあなたのしもべを導いてください。
 
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