情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

取り下げたはずの9・11助成金申請が詐欺共謀罪容疑で引き渡された女性の物語~サンデープロジェクトで

2009-04-24 09:07:13 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
 9・11事件の現場間近に住んでいた日本人女性が経済的被害者のための助成金を申請した後、一時帰国のため取り下げたにもかかわらず、なぜか、その被害申告が虚偽だとして詐欺の共謀罪に問われ、犯罪人として米国に引き渡された。彼女は9・11後の愛国的な雰囲気の米国で争うすべもなく、罪を認めることで減刑を選択するほかなかった。

 彼女が逮捕される経緯を聞くと、テロ対策という暴力発動口実と共謀罪という物証なき犯罪がミックスした場合に、いかに市民が無力となるかがよく分かる。

 いま、オバマ新政権が誕生し、9・11後の憑かれたような人権侵害に明かりが当てられようとしている。果たして、彼女の侵害された人権は救済されるのか。

 米国まで取材し、事件の真相に迫った【司法は誰のものか~「日米条約」と「日本の司法」~】が今度の日曜日サンデープロジェクトの中で放送される。すでに、同番組のウェブサイトでも以下のとおり、宣伝されている。


【特集 シリーズ「言論は大丈夫か」⑰

誰のための司法か-「日米条約」と「日本の司法」-

「日本の司法は、いったい誰のために存在しているのか」を問う。

4年前、都内に住む一人の日本人女性が突然、自宅で検察官に拘束され、東京拘置所に収監された。
9.11に絡む犯罪容疑者として、アメリカ政府が日本政府に彼女の身柄を引き渡すよう、請求してきたからだ。

身に覚えのない容疑に、彼女は拘置所から無実を訴えたが、アメリカ政府に引き渡された。そしてアメリカでは、さらなる悪夢が彼女を待ち受けていた…。
≪出演≫大谷 昭宏(ジャーナリスト)】


 放送時間は午前11時頃から。

 小沢党首に向けられた検察の捜査の不当さ、草クンを逮捕する警察の強引さ、麻生邸訪問者に対して仕掛けられた転び公妨の怖さを感じる人はぜひ、見てほしい。

  






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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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