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シビリアンコントロールのための勉強会に向けたレジュメを作成しました。まだ不十分ですが、ほとんど日本では紹介されていないので、この状態でもご紹介する意味があると思い、恥ずかしながら、翻訳などにも間違いがありますが、掲載します。関連する文献などご存じでしたらお教え下さい。
海外での軍に対する民主的コントロール実現の試み
第1 The Geneva Centre for the Democratic Control of Armed Forces (DCAF)
http://www.dcaf.ch/
武装部隊に対する民主的コントロールのためのジュネーブセンター
・民主的コントロールについて研究し、実現を図ろうとしている国際的組織
・DCAFは、2000年10月にスイス政府によって設立された。
・センターは、セキュリティ・セクター組織(例えば警察、情報部、国境警備サービス、準軍事的な軍隊と軍隊)に対する民主的、市民的コントロールを促進し、強化するために、政府と市民団体と協力して活動している。
・セキュリティ部門の民主的コントロールの中核的目標を確立し、それを実現するため、実践例を研究する。
・政府、議会、軍当局や国際的組織など最も関心のある部門に助言的なプログラムと実際的な業務への支援などを行う。
・DCAFは、ジュネーブ州政府を含む49か国の政府代表からなる国際的組織である。
・センターの諮問機関(国際勧告委員会)は、センターがいろいろなフィールドの専門家によって構成されている。
・スタッフは、30カ国以上から60人以上。
・政府や議会、防衛部隊、市民団体向けなどのプログラムを提供
例えば、武装部隊向けのプログラムとしては
兵力削減・再編プログラム
武装部隊員の人権と基本的自由のためのハンドブックなど
第2 EUROMIL(ヨーロッパ軍人組織連合)
http://www.euromil.org/default.asp
・ヨーロッパの兵士組合によって構成される非営利のNGO。
・1972年に創立。EUROMILは約50万人の構成員を代表する24カ国から36組合から構成される。
・東西対立終了直後に、EUROMILは中部・東ヨーロッパの兵士組合にも門戸を開いた。
・EUROMILのすべての加盟組合は、自らを部隊における市民と位置づけている。
・このモデルによれば、軍人には原則として、他のどの市民とも同じ権利と義務がある。
・同胞の市民の権利と自由を保護し、守ることになっている兵士は、市民と同じ権利と自由が与えられなければならない。
・NATOなどの軍の国際組織やEUやヨーロッパ会議への代表者を通じて、人権状況の改善を図る
・参加組合に対する支援
参考記事:http://www.ni-japan.com/report/onlineRep/topic406.htm
ソルジャーズ・セイ・ノー!Soldiers say NO!
劣化ウラン兵器の有害な影響が明らかになり、多くの兵士はそれに近づくことをためらうようになった。ヨーロッパ軍人組織連合(EUROMIL)は、劣化ウラン兵器完全禁止に向けてさらに踏み込んだ見解を示した。EUROMILは、22カ国の34の軍人組織の50万人近くのメンバーによって構成されている。
「EUROMILは、劣化ウラン兵器が使用された地域で任務に就いていた兵士に関しては、健康に対する影響が長期間にわたる可能性があることを認める。そのような影響を防ぐために政府は、劣化ウラン兵器の使用によって汚染された地域で任務を行う部隊の安全と防護を保証する対策の実施を、確実なものとすべきである……。またEUROMILは、劣化ウラン兵器が使用された地域に住む住民の健康に対する長期的な影響についても認めている……。従ってEUROMILは、各国における劣化ウラン兵器の禁止と、世界の他の国々に対しても劣化ウラン兵器を廃止するよう働きかけることを各国政府に対して強く求める」
第3 Trustee(ドイツ)
労働条件、社会的権利を変更する場合、兵士代表に意見を聞かなければならないシステム
【関連記事】
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/bbc8865287ff0eaec8e011639e8912c7
※冒頭の画像は http://www.euromil.org/members.asp より。
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。
なお、現在、こちらで(←クリック)、350円、1000万人寄付運動を展開しています。ぜひ、ご覧のうえ、行動にしてください。バナーは、SOBAさんの提供です。ご自由にお使い下さい。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/20/5af5a2740cf29a7673fab1f2df1ea31e.png)
1月17日にはNPJ/PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催します。吉岡忍さんの講演など…。詳しくは上のバナーをクリックして下さい。
海外での軍に対する民主的コントロール実現の試み
第1 The Geneva Centre for the Democratic Control of Armed Forces (DCAF)
http://www.dcaf.ch/
武装部隊に対する民主的コントロールのためのジュネーブセンター
・民主的コントロールについて研究し、実現を図ろうとしている国際的組織
・DCAFは、2000年10月にスイス政府によって設立された。
・センターは、セキュリティ・セクター組織(例えば警察、情報部、国境警備サービス、準軍事的な軍隊と軍隊)に対する民主的、市民的コントロールを促進し、強化するために、政府と市民団体と協力して活動している。
・セキュリティ部門の民主的コントロールの中核的目標を確立し、それを実現するため、実践例を研究する。
・政府、議会、軍当局や国際的組織など最も関心のある部門に助言的なプログラムと実際的な業務への支援などを行う。
・DCAFは、ジュネーブ州政府を含む49か国の政府代表からなる国際的組織である。
・センターの諮問機関(国際勧告委員会)は、センターがいろいろなフィールドの専門家によって構成されている。
・スタッフは、30カ国以上から60人以上。
・政府や議会、防衛部隊、市民団体向けなどのプログラムを提供
例えば、武装部隊向けのプログラムとしては
兵力削減・再編プログラム
武装部隊員の人権と基本的自由のためのハンドブックなど
第2 EUROMIL(ヨーロッパ軍人組織連合)
http://www.euromil.org/default.asp
・ヨーロッパの兵士組合によって構成される非営利のNGO。
・1972年に創立。EUROMILは約50万人の構成員を代表する24カ国から36組合から構成される。
・東西対立終了直後に、EUROMILは中部・東ヨーロッパの兵士組合にも門戸を開いた。
・EUROMILのすべての加盟組合は、自らを部隊における市民と位置づけている。
・このモデルによれば、軍人には原則として、他のどの市民とも同じ権利と義務がある。
・同胞の市民の権利と自由を保護し、守ることになっている兵士は、市民と同じ権利と自由が与えられなければならない。
・NATOなどの軍の国際組織やEUやヨーロッパ会議への代表者を通じて、人権状況の改善を図る
・参加組合に対する支援
参考記事:http://www.ni-japan.com/report/onlineRep/topic406.htm
ソルジャーズ・セイ・ノー!Soldiers say NO!
劣化ウラン兵器の有害な影響が明らかになり、多くの兵士はそれに近づくことをためらうようになった。ヨーロッパ軍人組織連合(EUROMIL)は、劣化ウラン兵器完全禁止に向けてさらに踏み込んだ見解を示した。EUROMILは、22カ国の34の軍人組織の50万人近くのメンバーによって構成されている。
「EUROMILは、劣化ウラン兵器が使用された地域で任務に就いていた兵士に関しては、健康に対する影響が長期間にわたる可能性があることを認める。そのような影響を防ぐために政府は、劣化ウラン兵器の使用によって汚染された地域で任務を行う部隊の安全と防護を保証する対策の実施を、確実なものとすべきである……。またEUROMILは、劣化ウラン兵器が使用された地域に住む住民の健康に対する長期的な影響についても認めている……。従ってEUROMILは、各国における劣化ウラン兵器の禁止と、世界の他の国々に対しても劣化ウラン兵器を廃止するよう働きかけることを各国政府に対して強く求める」
第3 Trustee(ドイツ)
労働条件、社会的権利を変更する場合、兵士代表に意見を聞かなければならないシステム
【関連記事】
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※冒頭の画像は http://www.euromil.org/members.asp より。
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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なお、現在、こちらで(←クリック)、350円、1000万人寄付運動を展開しています。ぜひ、ご覧のうえ、行動にしてください。バナーは、SOBAさんの提供です。ご自由にお使い下さい。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
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