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昨日紹介した「草の実アカデミー」第1回集会で、ジャーナリストでシビリアンコントロールの会会員でもある林克明さんの話を聞いてきた。いろいろショッキングな話があったが、新特措法に基づいて補給部隊が出港する際、佐藤正久議員が、「出席した閣僚に謝れという気持ちだ」とHPに書いてるという話には腰を抜かさんばかりに驚いた。一体何に謝れと言うのか。林さんも言っていたが、国会議員に謝れと言うことは、それらを選出している市民に謝れと言っているにも等しい。早速佐藤議員のHP(http://east.tegelog.jp/index.php?amount=0&blogid=24&query=%BD%D0%B9%C1)を覗いてみた。
2008年1月24日の欄に次のような記載があった。
◆ ◆
◎ インド洋派遣海自部隊お見送り
インド洋へは補給支援特措法に基づき、護衛艦「むらさめ」と補給艦「おうみ」の2隻が向かいます。本日、10時から護衛艦「むらさめ」の出港式が海自横須賀基地であり、佐藤も参加しお見送りをさせていただきました。
継続中の活動が国内事情により中断され、出向を先延ばされた隊員にとり、また次の部隊にバトンを渡せず帰国を余儀なくされた隊員には、精神的苦痛を与えたことを申し訳なく思います。そして4ヶ月もの国会議論を経て通過した法律も、有効期間が1年という時限立法ですので、法的基盤が弱い一面は変わっておりません。
民主党の小沢代表をはじめ、野党の多くの議員からはインド洋での活動は憲法違反だと言われ、参議院では否決、衆議院では可決という院の意志が割れた状態での出港というのは、国会議員として非常に申し訳なく思います。派遣隊員は、国益の為にインド洋で汗を流すのであり、日本国民の誇りだと思います。
出港式にあたり、参加した閣僚から「先ずお詫びの言葉を隊員にかけてほしかった」というのが佐藤の本心です。派遣隊司令の佐伯1海佐は挨拶の中で「活動を憲法違反と言われ、一国民としても悔しかった、我々にも意地がある。日本国の信頼回復のため任務に邁進する」旨の挨拶がありました。佐藤は司令の言葉を聞き、思いを共感し、涙が滲んできました。
司令の思いをどれだけの国会議員が噛みしめ、理解したのでしょうか?司令の重たい言葉です。
式典には、石破大臣の他、町村官房長官、安倍前総理、玉澤・小池元防衛大臣も参加されておられました。安倍前総理の参加は、彼の強い「思い」があったと思います。
また、民主党からも2名の議員参加の他、無所属の西村議員も参加されました。特に西村議員におかれては、長男が自殺されたばかりです。亡くなられた息子さんのためにも、派遣隊員のお見送りに来られたようです。素晴らしい思いですね。
◆ ◆
以上が関連する記載だ。
自衛隊法第7条は「内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有する」と定めている。したがって、自衛隊員は、内閣総理大臣の命令が違法なものでない限り、それに従うのが当然であり、それに反発することは文民統制、シビリアンコントロールに反することになる。また、その内閣総理大臣の命令に至るまでの経過について、口を挟むこともまた、シビリアンコントロールに反する。必要な情報や専門的見地からの見解を国会に提供することはかまわないが、自衛隊に対する一定の見解について自衛隊幹部が自ら批判することは、国会での民主的な議論に圧力を加えることになるからだ(日本で最大の攻撃能力を有する組織)。
それにもかかわらず、【派遣隊司令の佐伯1海佐は挨拶の中で「活動を憲法違反と言われ、一国民としても悔しかった」】と述べたという。
活動が憲法違反かどうかを議論するのは、国会なり、裁判所の役割であり、自衛隊の役割ではない。完全に民主的統制、シビリアンコントロールに違反する発言だ。
しかも、佐藤議員は、それを支えるかのように、【民主党の小沢代表をはじめ、野党の多くの議員からはインド洋での活動は憲法違反だと言われ、参議院では否決、衆議院では可決という院の意志が割れた状態での出港というのは、国会議員として非常に申し訳なく思います】と述べる。
「国会議員として」ではなく、「自衛隊の利益を代表する者として」であれば、分かるが、「国会議員として」であれば、国会での議論を尊重するべきであろう。非常に申し訳ない…だれに成り代わってそんなことを言うのか。
【参加した閣僚から「先ずお詫びの言葉を隊員にかけてほしかった」というのが佐藤の本心です】に至っては、論外だ。何についてどのように謝罪しろというのか?はっきりさせてほしい!
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。
なお、こちらで(←クリック)、350円、1000万人寄付運動を展開していましたが、井原氏落選の結果を受けてペンディング状態です(こちら参照)。バナーは、SOBAさんの提供です。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/20/5af5a2740cf29a7673fab1f2df1ea31e.png)
1月17日にはNPJ/PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催し、多くの方に来場いただきました。ありがとうございました。近く、生中継していただいたアワープラネットTVでオンデマンド放送される予定です(http://www.ourplanet-tv.org/whats/2008/20080117_17.html)。
2008年1月24日の欄に次のような記載があった。
◆ ◆
◎ インド洋派遣海自部隊お見送り
インド洋へは補給支援特措法に基づき、護衛艦「むらさめ」と補給艦「おうみ」の2隻が向かいます。本日、10時から護衛艦「むらさめ」の出港式が海自横須賀基地であり、佐藤も参加しお見送りをさせていただきました。
継続中の活動が国内事情により中断され、出向を先延ばされた隊員にとり、また次の部隊にバトンを渡せず帰国を余儀なくされた隊員には、精神的苦痛を与えたことを申し訳なく思います。そして4ヶ月もの国会議論を経て通過した法律も、有効期間が1年という時限立法ですので、法的基盤が弱い一面は変わっておりません。
民主党の小沢代表をはじめ、野党の多くの議員からはインド洋での活動は憲法違反だと言われ、参議院では否決、衆議院では可決という院の意志が割れた状態での出港というのは、国会議員として非常に申し訳なく思います。派遣隊員は、国益の為にインド洋で汗を流すのであり、日本国民の誇りだと思います。
出港式にあたり、参加した閣僚から「先ずお詫びの言葉を隊員にかけてほしかった」というのが佐藤の本心です。派遣隊司令の佐伯1海佐は挨拶の中で「活動を憲法違反と言われ、一国民としても悔しかった、我々にも意地がある。日本国の信頼回復のため任務に邁進する」旨の挨拶がありました。佐藤は司令の言葉を聞き、思いを共感し、涙が滲んできました。
司令の思いをどれだけの国会議員が噛みしめ、理解したのでしょうか?司令の重たい言葉です。
式典には、石破大臣の他、町村官房長官、安倍前総理、玉澤・小池元防衛大臣も参加されておられました。安倍前総理の参加は、彼の強い「思い」があったと思います。
また、民主党からも2名の議員参加の他、無所属の西村議員も参加されました。特に西村議員におかれては、長男が自殺されたばかりです。亡くなられた息子さんのためにも、派遣隊員のお見送りに来られたようです。素晴らしい思いですね。
◆ ◆
以上が関連する記載だ。
自衛隊法第7条は「内閣総理大臣は、内閣を代表して自衛隊の最高の指揮監督権を有する」と定めている。したがって、自衛隊員は、内閣総理大臣の命令が違法なものでない限り、それに従うのが当然であり、それに反発することは文民統制、シビリアンコントロールに反することになる。また、その内閣総理大臣の命令に至るまでの経過について、口を挟むこともまた、シビリアンコントロールに反する。必要な情報や専門的見地からの見解を国会に提供することはかまわないが、自衛隊に対する一定の見解について自衛隊幹部が自ら批判することは、国会での民主的な議論に圧力を加えることになるからだ(日本で最大の攻撃能力を有する組織)。
それにもかかわらず、【派遣隊司令の佐伯1海佐は挨拶の中で「活動を憲法違反と言われ、一国民としても悔しかった」】と述べたという。
活動が憲法違反かどうかを議論するのは、国会なり、裁判所の役割であり、自衛隊の役割ではない。完全に民主的統制、シビリアンコントロールに違反する発言だ。
しかも、佐藤議員は、それを支えるかのように、【民主党の小沢代表をはじめ、野党の多くの議員からはインド洋での活動は憲法違反だと言われ、参議院では否決、衆議院では可決という院の意志が割れた状態での出港というのは、国会議員として非常に申し訳なく思います】と述べる。
「国会議員として」ではなく、「自衛隊の利益を代表する者として」であれば、分かるが、「国会議員として」であれば、国会での議論を尊重するべきであろう。非常に申し訳ない…だれに成り代わってそんなことを言うのか。
【参加した閣僚から「先ずお詫びの言葉を隊員にかけてほしかった」というのが佐藤の本心です】に至っては、論外だ。何についてどのように謝罪しろというのか?はっきりさせてほしい!
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。
なお、こちらで(←クリック)、350円、1000万人寄付運動を展開していましたが、井原氏落選の結果を受けてペンディング状態です(こちら参照)。バナーは、SOBAさんの提供です。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
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1月17日にはNPJ/PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催し、多くの方に来場いただきました。ありがとうございました。近く、生中継していただいたアワープラネットTVでオンデマンド放送される予定です(http://www.ourplanet-tv.org/whats/2008/20080117_17.html)。
まあ、そうなれば彼らは、自衛隊を民営化するかも知れないですけどね(笑)
馬鹿みたいに権力志向でも、隊長だの議員だのになれるのが変ですよ!法知識を資格試験にすべきでしょ。
ま、危ない所へ遣る連中に美辞麗句(?!)を並べ立てるのはお定まりですが、ね!?だって、パキスタンの情勢は…。
端的に言って、伊藤忠や旭日通産と自民の金儲けに適した牧歌的雰囲気は何処へやら、選挙して誰が勝っても戒厳令乱発から不安定化と目され。
自国内のデモ隊の上にトンボ型ロボットを飛ばしているような米国との軍事協力に深入りすると、当然、国として不幸な目に遭います。
「悔しい」思いで行った先は、伊藤忠商事と旭日通産と自民党の、三位一体の血税チョロマカシ金儲けの為に、米軍他に給油するスキームですから!
パキスタンも非常に大変な時期なのに、こんな能天気な欲呆け連とその手下の安全なんて、ソレこそ気が配れないでしょうが…。
ということは、9条2項はぎりぎりのところで踏ん張り、それを根拠に我々は反対し、押しとどめていることになる。恒久法などでやられたらたまらない。突破させてはならないのである。もし、突破されれば、軍人は軍服姿で、街中を米兵のごとく、堂々と胸を張り歩くでしょう。
何が、最新鋭なんだ!!
民間の漁船も、判断できず、見張りもろくにできないで。。。偉そうにしているんじゃない!!
漁師たちが怒りで顔を真っ赤にしていた。
こうして、事故が起きてからじゃないと反省もしない、自衛隊。
海では漁船が一番優先されるのを、わかっていないようだ!!
右から来た船が優先されることすら、知らないのか!!
自分達が一番偉いと思っているから、こんな事故が起きるのだ!!
何が、謝ってほしいだって。。。「えーーー!!!」
あいた口がふさがらないです!!!