情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

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徳島刑務所で大弾圧が起きているのではないか?〜CPRからの連絡に回答なしとの情報あり

2007-11-20 00:46:42 | 適正手続(裁判員・可視化など)
 肛門陵虐が発覚したうえ、暴動まで発生した徳島刑務所について、一部関係者からは、SOSを発信した受刑者に対し、大弾圧が加えられているのではないかという声が上がっている。確かに、監獄人権センター(CPR。※1)が暴行を受けているらしい受刑者に対し、連絡を取ろうとしているが、一切とれていないらしい。一体、何が起きているのか?ここでこそ、メディアの奮起を期待したい。

 統一獄中者組合(United Prisoners Union)のウェブサイト(※2)では、次のようなニュースを掲載している。

【11月16日(金)午前9時25分ころ、徳島刑務所の木工場で小規模ながら受刑者の暴動があったことを、報道各社が17日〜18日にかけて報道した。受刑者が何を理由に何をしたのか、詳しいことは分かっていないが、騒動に関与した受刑者は10人を超えると見られている。
 徳島刑務所では、医務課長の松岡裕人医師が患者の肛門に指を突っ込んで裂傷を負わせたり、10日間絶食の指示を乱発したり、体中をつねったり、気に入らない受刑者の診療を拒否したりと、異様は行為を繰り返しており、受刑者から抗議の声が上がっていた。
 今回の暴動がこれと関連するのか否かは未だ不明である。仮に関連があるとすれば、今回の小暴動は、さらに深刻な事態に発展する可能性がある。なぜなら、徳島刑務所と法務省矯正局は『週刊現代』(11/5日発売)やテレビ朝日(11/13放送)の報道があった後でも、「違法・不当な行為はない。適切な治療がなされている。本人の同意があった。」などと、松岡医務課長を擁護する姿勢を崩しておらず、「受刑者本人の同意」と強弁するためには受刑者への「口封じ」の圧力を強めざるをえないからである。
 刑務所幹部が責任逃れのために医務課長の行為を擁護しても、受刑者と日常接している現場の刑務官が受刑者にウソをつき通すことには無理がある。そんなことをすれば、受刑者の軽蔑と反感を買い、受刑者を抑えることなどできなくなるであろう。受刑者を法務省は小細工を弄さず、事態を直視し、暴動の根源を取り除く決断をすべきである。さもないと、収拾がつかない事態に立ち至るであろう。】

 非常に深刻な事態が進行している可能性が大きい。

 そもそも、受刑者を更生させるには、何が効果的だろうか?それは、刑務所で人として尊重し、社会復帰後も人として受け入れられるような教育をすることである。

 日本のようにちょっとしたことで厳しい懲罰を科すことで、受刑者を教育するといいつつ、実は安易なに刑務所内の平穏を保とうとする方法では、受刑者は皆、人間としての感情を失い、社会に出ても犯罪を犯すことを躊躇しなくなる。人としての尊厳を尊重して処遇することによってこそ、社会復帰後、社会で普通の生活を送ることができるはずだ。

 徳島刑務所での事件は、そのような発送の対局にある考え方に基づく処遇が行われているからこそ、生じたといえる。

 このままでは、徳島刑務所受刑者1100人は、犯罪マシーンとして世に復帰することになるのではないだろうか。

 受刑者本人のためのみならず、社会のためにも、徳島刑務所の事件を徹底的に取材してほしい!


※1:http://www.jca.apc.org/cpr/

※2:http://www.kangoku.org/


【関連記事】
1:徳島刑務所「変態医師」恐怖の“●●虐待”自殺した受刑者も〜西岡研介@週刊現代 http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/83e3013e27ad716a2c8891b6ba9cc79d
2:徳島刑務所暴動を伝える記事に陵虐事件のことが書かれていないのはなぜ?〜告発パート2の画像付 http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/c3287cc0f1a6cebcb913ec689f317707








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1 コメント

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何かね、戦前ねぇ… (田仁)
2007-11-20 13:47:32
そんなに大して左翼のシンパとかでもない、ほぼノンポリなのに、運悪く出会い頭に逮捕とかされちゃって、余りの拷問に務所を出る時はガッチガチの左翼とか、昔ありましたね…。
で、大逆事件とか、そんな人が爆弾投げるの。
それも往々にして不発弾だったりするけど、でも、こうして生じた事件にも大量の誤認逮捕が付随して、そんなこんなで治安維持法に雪崩れ込んだんでしたよ…。
とか、思い出してしまいました。

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