情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

西村議員に組織的犯罪処罰法を適用すると検察明言~万国のキャバクラ嬢よ、立ち上がれ!

2005-11-29 08:26:12 | 適正手続(裁判員・可視化など)
西村議員が逮捕された。【特捜部は西村議員が鈴木容疑者の違法行為を認識した上で「名義貸し料」を受け取っていたとすれば、犯罪収益の受け取りを禁じた組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益の収受)の疑いで立件することが可能と見ており、今後、押収資料などの分析を進める。】構えだという(朝日新聞)。

前にも指摘したが、弁護士活動に伴って犯罪収益収受で立件することは問題が大きい。

そもそも、本件のような事案が、「組織的犯罪」処罰法が予定した事案だろうか?

本来の摘発対象は、暴力団、テロリスト、マフィア、そのほかの統制力のとれた継続的かつ危険性のある集団であり、本件のようなものは対象にはならないはずだ。

今後、あらゆる場面で使われるおそれがある。ヤミ金の兄ちゃんが通っているキャバクラ嬢の皆様、今後この兄ちゃんとアフターに行くと、犯罪収益をもらったことになって逮捕されちゃうかもね…。