湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

10/31 松戸から帰り/懇話会の新候補/連載(9)

2020-11-02 05:21:00 | 地震津波災害ボランティア

昨日、松戸から帰ると、母はすでに家に戻っていた。仏頂面をしている。美容院からタクシーを使ったら、降りる間際に料金メーターの不正操作をされたらしい。それだけではない。母は自分のバッグを美容院に置き忘れており、私が取りにいくはめに。


路線バス往復。気分の流れを切り替えるために、チョコを買って帰ったが、見事に肘鉄をくらってしまった。お稽古の師匠が乳がんだとか、○Xさんの1周忌が明日だとか、年寄りの話は滅入ることだらけ。やけくそで赤飯を炊いた。「お前は馬鹿か」と呆れられつつ、いつもの夜がふけて行った。


母は、私の友人が、この一年で3人亡くなり、ひとり、言葉が不自由になりつつ車椅子の中で泣いていたことを知らない。この強引な幕引きが老いの報いかと、天につばを吐きたくなった。冗談ではない、友を返せ。

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10/31

懇話会候補がふたり増えた。ひとりは、また薬剤師さんだが、精神障害の方の訪問支援や、保健師さんとの災害時防疫指導をされている方だ。ただ、コロナ下の防災は、複合災害の想定を明確に絞り込んだ方がいい。


準備の話し合いの相手が欲しい。私の身の回りの婆さんたちは、子育てと家族不和以外に関心がない。災害を長いスパンで見ることが出来る相手だ。要援護者に思い至る相手。在宅避難者の緊急地域支援、まだこの辺を煮詰めていない。

もうひとりは、某宅配便の発災時連携を研究されている業者の方。障がい者支援活動や、高齢在宅避難者支援については、全く手付かずの状態で、公共避難所支援に発想がとどまっていた。私は医療品や治療機器の緊急搬入や、要援護者疎開の特殊な私物(カスタマイズされた車椅子・医療機器等)搬送というような目の細かい協業事例を提案している段階。マクロな視点では、宅配便中継基地とコンビニ店舗の有効活用など、可能性は大きいが、私の役割をはみだしてしまう。私は要援護者支援が、一般被災者の支援の陰に埋没させず、かつ実用性の高い支援を実現していく処に身をおく。


だから、新規に懇話会候補がひろがったものの、緊急性と皆に必要性が喚起できる現場の方を優先選択し、交流機会を仕掛ける。


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連載(9)

不登校・引きこもり内容の質的変化は、19651975の十年間とそれ以降では、社会背景の変化に伴う断層がある。それが高度経済成長の終焉とともに、受験競争による人生選択の提供指針の混迷が、学びの質的不信(「なぜ学ぶのか」「この学びは必要か」etc.)が主導し、授業忌避が進学校中心に広がり、漠とした未来の不安と鬱憤による生徒間いじめが登校拒否を生み出した。


教職団体は、「わかる授業」「チーム学習」を提唱する。しかし、わからないから生徒が荒れるという誤解があった。教員もまた社会変動を理解していなかった。


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夜間傾聴:なし

(校正1回目済み)


(つづく)


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