湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

少し早いかな 新年のご挨拶

2020-12-31 23:54:00 | 地震津波災害ボランティア

2021

謹賀新年


コロナ禍に 凍えつつ。

一手、駒をうつ。


飛田


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12/29&30 掲載遅れ陳謝、教育実践と社会問題/明日寿町へ

2020-12-31 05:53:00 | 地震津波災害ボランティア

2020/12/29&30 

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12/29

FBで再会した古い知人は、昔、教育誌「ひと」に集った塾屋の関係企画で、講師にきて下さったことで知り合い、その後、私も参加していた火山洞窟学会定例会の会場が、この方の本拠の麻布科学実験教室だったという偶然が重なり、さらには、時をおき、ジャパンフレネのゲスト講師のとき再会したという面白いご縁の阿部昌浩室長だった。公開される授業は、科学の膨らみに満ちた洗練されたものだった。だからすでに授業を担当する機会を失った身ではあるが、再会は嬉しかった。


塾屋つながりで、同時に他にも再会した方がいるが、本名を伏せておられたので、紹介は避けておく。ただこの方を通じ、数学教育協議会(AMI)の関係者や、仏のフリースクール系仲介者の方の訃報も知ることになった。


80年代、私は校内暴力や学級崩壊とか、いじめの広がりの渦中にある子の保護と、スローラーナーたちの過酷な差別的学校環境への異議介入や、学校外の居場所づくりと、加齢進む曽祖母の介護分担に時間を割かれ、新たな地域授業は、自分の塾内と、バイト先の友人の教室に限定されたものとなって、他の教育実践と交流することとは疎遠になっていた。


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12/30

明日、寿町の日中支援に行く、そのための母対策をうっていた。さすがに、年末に母を預かってくれる方は見つからず、ただ異常があったとき、浜見平の##さんが我が家を覗いてくれることになり、##さん愛飲の養命酒を届けてきた。(堪忍!いつものことながら、宜しくお願いします。私が母に定時確認の電話をします。)


用意したホカロンの箱をザックにつめた。


夜間傾聴 なし

(校正2回目済み)


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12/28 (お詫び)FBで数十年ぶりの再会があり、ブログ時間切れです、後で書きます

2020-12-29 05:11:00 | 地震津波災害ボランティア
すみません。

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12/27 茅ヶ崎夜回り、ふらふらと…

2020-12-28 06:03:00 | 地震津波災害ボランティア

2020/12/27 

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寒い。母を美容院に連れ添った足でバスで茅ヶ崎駅にでて、惣菜を仕込んで、薬局で使い捨てカイロを箱単位で買って帰宅。


予定通り炊けている飯で、ラップ塩にぎりと、詰め直しペット茶をつくり、発泡スチロール箱にいれた。食卓海苔とソーセージは袋に。


母用にオムライスを作り置きして、私はまたも「卵かけ御飯」。母を20時にむかえにでて、店の前からタクシーで家の前まで。母にオムライス孤食をわびて、車外に母を押し出し、わたしはそのまま、市営球場脇までタクシーで移動。


路上生活者の夜回り開始。大晦日は寿町なので、数回は地元夜回りをしておきたかった。


巡回時間としては早すぎて、人通りもある。しかし、街路灯の光が届かぬ闇は、懐中電灯を点けても、私の目では、何も見えない。つまづけば、こけてしまう。気配だけが頼りだ。


足元から寒気があがってくる。しかし誰もいない。場所を移動すること2箇所目、母から電話が入り、その音に肝を冷やす。何しているのか、何時に戻るのかと、わかっているのに質問攻め。


と、黒い影が近づいてきた。顔見知りの元路上生活者の@@だった。


あ、やっぱりと、私に声をかけ、夜回りを手伝ってやるという。よごれではないのだが、タバコの煙で燻製に、なったような体臭がした。


弁当をみせると笑って、こんなの新参者じゃないと食べないというのだ。賞味期限が切れた弁当たべているからという。私は、暖かいものをと考えたと伝えた。 彼は生活保護を取り、仲間ふたりでアパート暮らしをしている。職訓通いだったはず。べんとうは、3人分。くばってやると彼。売るなよと釘を刺して、2人前を託す。やらねえよと、笑って箱ごと受け取り。私はのこりをふところに包み、最後の予定、中央公園に。


彼は身綺麗にした60代の男性をつれてきた。身をすくめて、おにぎりと、使い捨てカイロを受け取った。


彼の2人前は、駅前の某所のふたりにわたされた。むかしと違い、見えない形で潜んでいる。彼の登場によって、空振りしないですんだ。彼に礼をいい、別れた時、23時をまわり、路線バスは終わり、家まで歩いて帰った。


目的は半分しかすませなかった。新参者の噂、自殺の危うい気配のものの有無、それがきけなかった。


新居マンションは、石油ストーブのように、火にあたるところがない。ガスレンジを細くつけて、あたっていると母が熱い茶をもってきてくれた。いい加減にしなさいよと、捨て台詞。パンをかじりつつ着替え。夜間傾聴の準備に入った。洗濯は明日!


夜間傾聴 なし

(校正1回目済み)

p.s.「薬剤師のための動ける!救急・災害ガイドブック 在宅から災害時まで、いざというときの適切な処置と役割」読んで悩ましくなる。来年初めの探索になりそう。


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12/26 又村あおい氏講演会に参加した/母の失踪

2020-12-27 05:54:00 | 地震津波災害ボランティア

2020/12/26 

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又村あおい氏の恒例講演会に参加。(茅ヶ崎勤労市民会館/茅ヶ崎・寒川自閉症児者親の会主催)

テーマは2つ「令和3年度報酬改定の動向について/今だからこそ考える入所施設のこと」

今更のことだが、特に医療ケア児者、ALSの方、強度行動障害等の方々の生活を支える社会制度と施設の実際を再確認することは貴重。変容動向は、聞き耳断片情報がつながっていく価値。


網膜色素変性症の私には、プロジェクター映像画面、印刷面のセンスの良い色調も、投影されると色相比が低く、全く読めない。照明を落としたら、手元が全く見えないという二重難あり。

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母の見守りコール、30回鳴らしてもでない。が、会1時間経った頃、マナーモードのスマホに20回ほどのコールあり、無事かとホッとする。


会終了後、生鮮食料品売場で履歴をみると、見慣れない東京ナンバーが。慌てて先方に電話すると、肺がん治療中の母の友人☆☆さんが出た。先々月手術をした身。術後の経過をきいていると、先方は母に何回も電話してもでないから、何かあったのではないかと会話を返してきた。がさごそと携帯の音がして切れたが、そのあとかけても鳴りっぱなしだし、固定電話の方も何十回鳴らしてもでない、心配だという。お騒がせを陳謝して電話をきり、異常と判断。慌ててタクシーで帰宅。


母の姿がなく、シンクの蛇口からは水がでっぱなしになっていた。


母の趣味の友達の教室に電話するが、わからないという。


バス停の前を為す術もなくうろうろしていると、逆車線の停留所に止まったバスから、ふらふらと母がおりてきた。


補聴器の電池を買いに行ってきたという。携帯が鳴らなかったかときくと、携帯が震えているから、トートバッグを漁っていると、切れたという。帰宅後、タクシーで帰ったことを告げると、勿体ないといいだした。


がさごそも、蛇口の水も、聴こえていないのだ。とどめは、安かったからと、山ほどのいなり寿司。かますの切り身もあさりのむき身も、アクアピッザ準備が台無し。私は糖尿病だと、虚しくつぶやいた。


夜間傾聴 なし

(校正2回目済み)


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12/25 クリスマス、日常がコトリと動いた

2020-12-26 05:33:00 | 地震津波災害ボランティア

2020/12/25 

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沼津の実家に帰っていたPSW##さんが、平塚に来ていると電話あり。「クリスマスだから、いると思った」という私への「いじり」あり。この歳で、ほっこり女性とクリスマスもないだろう。土曜日に、発達障害系の恒例行事的講演会があると伝えると、らしいと吹き出していた。だけど楽しみなのは、爺デートなみなのだから、笑われてもよし。


彼、奥さん連れらしく、会おうかとはいわなかった。

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母が、正月だから、せめてワインを買おうよと、いいだした。濃厚な白、「マコン村」を買った。肉でも何とか対応出来る。山梨ものもあったが、母と飲むだけだから、1本でいいということになった。毎日、飽きたけれどステイホームで、蟄居確実。


嫌がる母をだまして、藤沢ジュンク堂につきあわせ、下の書を買う。


「命あるがままに 医療的ケアの必要な子どもと家族の物語」

野辺明子 (編著)前田浩利 (編著)田村正徳 (監修)

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784805882245


夜間傾聴 ひとり

(校正2回目済み)


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12/24 クリスマスイブは騒がしく/街の薬剤師さんの防災研修

2020-12-25 05:50:00 | 地震津波災害ボランティア

2020/12/24 

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ビッグイシュー追加分を販売員さんから買い、ついでに年越しの寿町支援に、私の目のボディガードをしてくれる@@さんを実行委の彼らに引き合わせようとしくんだが、日が合わず空振り、このまま大晦日へ。

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母から連絡が入る。私が交通事故を起こして、先方の示談金がいるそうだから、私を身売りしてやったと自慢話。おれおれ詐欺かよとすすぐわかったが、私を売り飛ばすとは、ひどい親だ。


私を肴に、母を預けた趣味の教室で、もりあがっていたらしい。密にもならない3人だという。まあ何をしようと、勝手に帰宅しないようだから「よし」としよう。


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帰りに、ビッグイシューを図書館に届け、ジュンク堂で買った「薬剤師のための救急・災害ガイドブック」を近くのチーズケーキカフェで広げる。4人分のクリスマス・プレゼントケーキを作ってもらう間に、コーヒータイム。私は糖尿病だから「無し」、悲しい。


読んで驚いた。マニュアルや1996マニュアルに描かれた専門職としての薬剤師像とはことなり、災害素人に一般防災研修prg(JRC蘇生ガイドライン)を教え込んでいる風なのだ。医療関係者として、率先して関わりましょうねとばかり精神論。


いや、案外、街の薬剤師さんは、こちらがちかいのかもしれない。3.11のとき、薬剤師さんは、薬品サンプル写真を持って、被災者さんの処方薬の名前を明らかにしていた。その方と街の処方薬局の薬剤師さんの風貌が一致しないのだ。


在宅避難宅にOTC医薬品をとどける組む相手は、むしろここに描かれている半素人の街の薬剤師さんかもしれない。

そんなことを考えつつ、できあがったケーキを抱えて、母を預けた3婆の待つ教室に向かった。


大騒ぎが起き、母もケーキを食べてしまった。最悪なのである。これで夕食は、何をだしても、食べない。頭が痛いのだ。


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夜間傾聴 なし

(校正1回目済み)


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12/23 母の処方箋を貰いに、東京を回ってきました

2020-12-24 06:02:00 | 地震津波災害ボランティア

2020/12/23 

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母の東京の主治医の今年最後の診察があった。診察を受けなければ処方箋が貰えないが、コロナ感染を避けるために、私が代わりに病院に行き、医師と母が電話で問診をした上で、私が処方箋を受け取り、診察料を支払ってくるという変則的な代理受診をこなし、いつも通りの同じ薬をもらってきた。次は来年128日だ。


東京はコロナ陽性者数が増え続けている。私の目では足元が見えないので、駅の階段では手すりをつかむため、接触感染がこわい。そこで事務用の薄い指サックを、親指、人差し指、中指につけた。なかなかの使用感だ。


映画「群衆」3部作を観たかったが8時間の長丁場。諦めて、書籍「災害医療における薬剤師の役割」が、神保町古書店の明文堂書店にあるという検索情報を頼りに、この話だけ探ってきた。この書は今、書庫にあるというが、値段が2万円超えとわかり、あきらめてかえってきた。


昔、ガブリエル・バンサンの「アンジュール」の原本が欲しくて、神戸大に行ったとき、翻訳元のBL出版にお邪魔したことがあった。さすがにそちらの翻訳販売元には無いが、仲介してくださり、Amazonでも入手不可だった絵本の現地本を入手できた。まあ、台詞のない無言の書だから、翻訳も何もないのだが。


こういう非正規ルートは、何回か経験したが、読書人は親切だ。探索だけは協力してくれる。ただ今回は「日本薬剤師会」なので、発掘は見込み薄だ。


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東京駅で焼肉弁当を仕込み、急ぎ帰宅したが、母の見守りを頼んだ浜見平の@@さんが、まだ我が家におり、結果、べんとうを奪われて、私は@@さんが帰ったあと、パックご飯を温めて、「卵かけご飯」となった。

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夜間傾聴 なし

(校正1回目済み)

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12/21&22 歯医者の品定め/中井久夫のエピソードと夜間傾聴他

2020-12-23 05:44:00 | 地震津波災害ボランティア

2020/12/21&22 

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12/21

母のリハの間に、折れた歯の治療を行った。新規の歯科に行ったのだが、ビル中間階のエレベーターから離れた奥の部屋なので、隔離される違和感がある。


いつも思うことなのだが、毎回間違いの混乱を踏むので、先手を取って、間違うところを明解に提示して同意を求めるまでして、話を通しても、女性職員は、リセットしたかのように同じ過ちをして、決して改善しない。男性職員は、むっとした表情をして、その場は改善するが、もう翌日にはリセットしてしまう。


例えば健康保険証、初回予約時にカルテを作る個人情報の記入書式に添えて、先に保険証をだすと、それを受け取り記入するが、初診受付時、必ず保険証を求められる。「ひだ」ではなく「とびた」ですわかりました「ひだ」さんという具合。自分なりに、取り込まなければ学習しない、認識論の基本。しかしルーチンワークに毒されている。


  1. 面白い実験がある。買い物のレジの際、例えば、1289円のとき、先に一円玉を出し、次に百円玉に行くか十円玉を出すかによって、レジ係の苛立ちがちがうのだ。すでに、札てはなく一円玉から出す段階で焦りがはじまるが、枚数の多い十円玉より百円玉を先に出すと、目をそらすのだ。支払いの規則性がこわれてしまうからだ。


このルーチンワークの観点をみると、医師の熟達度が見える。


緊張をほぐす語りかけのあとに、」問診票を見ながら、問診を続けるか、まず口腔をみながら、二択して病態像をつかんでいくかだが、後者は問診票を事前に読み、記憶しておく分手間がかかる。そこを回避しているかいないかで、患者への向き合い方がわかる。


今回の医師は、後者であり、定式化した情報収集や、処置の目的と手順説明があり、患者にも治療参加させていたので、合格となった。


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母と合流して買い物。

無印良品で、テールスープとマッサマンカレーを仕込む。


ある医師が著名な中井久夫医師が臨床に、採算度外視した訪問ケアをされていたエピソードを紹介していらした。私の夜間傾聴と似ていたので、返信にそれをかいた。応答は不眠症の傾聴治療の話。ひきこもりの方の傾聴は、ときに自死が絡むものもある。綱渡りなりと再応答した。

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4/22

<書籍入手済>

薬剤師のための動ける!救急・災害ガイドブック 在宅から災害時まで、いざというときの適切な処置と役割」 

ISBN9784758109321

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4/22

赤とんぼの3番がある。

15で姉ゃは嫁に行き、お里の便りは絶え果てた」と。

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夜間傾聴 なし

(校正1回目済み)

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12/19&20 映画「星に語りて」の「消えた障害者」の感想補

2020-12-21 05:36:00 | 地震津波災害ボランティア

2020/12/19&20 

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映画「星に語りて」でとりあげられた「障害者被災」のことは、一般被災者を想定した防災とは別に考えた方がいい。茅ヶ崎で行われた昨年の障害者防災訓練は、一般被災者プログラムを車椅子を組み込んだだけではなく、さらにひどかった。被災時の初期消火は、平常時の初期消火とちがい、脱出避難・危険回避など、命に関わる危険を伴う緊急事態であるにもかかわらず、車椅子から消火をさせる無謀さ。誰も気づかず、疑問をあげない異常なものだった。いや、消火器操作で的に水をかける訓練が面白かったと語る方さえおり、私は消防担当者に注意変更を促しても、顔色ひとつ変えず、無視する署員、ステレオタイプな、疑わぬ想像力の貧困があった。退路に落下物が落ちていただけで車椅子は通れなくなる。火事を知らせる大声をあげて、現場をいっときも早く脱出すべきなのだ。


これひとつとってもそうなのだが、発災時はむき出しのエゴが噴出する。現場関係者は、問われて「障害者が消えた」と気づく程度。しっかり起こりうる事態を踏まえておかないと、困難を抱える者は、おしわけられてしまう。無知の暴挙を知る誘導者を育てていく必要がある。


また障害者の場合は、平常時の他者のケアが途絶える困難に直面する。いっときの耐乏生活の我慢に収まるものではなく、生活と命に関わるものだ。医療ケアの欠かせない方や生命維持の医療機器利用者には、食を含む生活困難がたちまち襲いかかってくる。「孤立」が問題になる。避難所の集団生活ではなく、分散避難を基本におけば、物資と情報・サービスを仲介する支援活動(御用聞き支援)が重要となる。「精神」・「内部」・「医療ケア」・「服薬機器補助を要する身体」などの方は、医療ケアが即刻必要となり、医者・看護師・保健師さんたちとの連携が不可欠となるが、急性期の医療は人材不足、加えて薬品・衛生用品等医療物資の欠乏と供給網の麻痺が起こりやすい。


だから街の薬剤師さんとの連携が、もうひとつのルートとして、実現の可能性がある。実際上、東日本大震災のときは、釜石・石巻では薬剤師の訪問支援活動がおこなわれていたし、さかのぼって、阪神淡路大震災のときも店舗活用のやく支給が行われていた。


亜急性期を過ぎる頃、障害者団体の全国支援が届き始める。地域施設も、当事者家族の疎開や、ケア人材派遣ローテーションがはじまっていく。しかし、社協は一般被災者支援の外部支援者の采配で手一杯となり、この外部支援者たちも、例えば足湯ボランティアのように、心身疲弊している一般被災者のケアは考えはすれ、障害者等、災害弱者支援には目が向かない。「障害者がいない」という分散避難の影響は確かにあるが、仮設を回ると、寝たきりや認知症高齢者が閉じ込められており、高齢者支援と言っても、6070代の若く元気な層を言っている場合が多い。見えていないのだ。だから、外部支援者には、障害者は見えていないのだ。こういう実態に即して言えば、一般被災者の防災活動になぞらえて支援活動を行うのではなく、災害弱者の防災活動が必要なのだ。防疫というコロナ契機のファクタが加わるため、より分散避難と地元医療ケアネットの吟味が必要と考える。何よりも「孤立」は避けなくてはならない。仲介訪問支援は、鍵なのだ。


夜間傾聴:なし

(校正1回目済み)


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12/18 被災地から障害者が消えた?(映画「星に語りて」より)

2020-12-19 05:49:00 | 地震津波災害ボランティア

2020/12/18 

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茅ヶ崎・寒川やまびこの試写会に参加し、共作連制作の映画「星に語りて」を見てきた。三日間上映の初日だが、コロナの影響とはいえ、大丈夫なのか心配になる。配給映画は上映回数と観客数で料金がかかる。高い。無料だから助成金とれたのかなと、余計なことを考えてしまう。


この映画は、陸前高田を背景に、被災障害者GHの利用者の出来事として劇構成されているが、実際に有った大事な経験が多数織り込まれている。


「避難所から障害者が消えた」


という現象の真相を追う縦糸の周囲に、被災の実情がひろがっていく。


「障害者がいない」という事態は、私も実感していた。私は陸前高田、大船渡、気仙沼を2011/4から歩いてきた。また釜石や山田町のボランティアからも同様の話をきいていた。


これは、障害者は公共避難所を利用できない(しにくい)ということなのだ。「一般被災者の差別や無理解」、集団環境の生活困難、設備不備、自宅からの避難移動困難等から半壊した自宅で分散避難していたのだった。


ここから、「訪問支援」がはじまっていくが、私は、加えて公設福祉避難所も長時間滞在不可の一次避難所のように思えるのだ。


障害の状態は多様だ。束ねることに無理がある。障害者の避難は、集団生活可能な方を除いて、初めから「分散避難」「在宅避難」と、立てるべきなのだ。これには「訪問支援」が組みになっていなくてはならない。


つまり、障害者の防災活動は、既存の防災活動に合わせていくのではなく、はじめから「分散型要配慮者防災行動計画」が必要なのだ。分散ネット・コロニーが地域別に準備され、発災時支え合い、情報と医療実務のナショナルセンターとして公設福祉避難所が動き、一般被災者のセンターとは切り離して機動性を保持するという、分離型(急性期限定かは、議論の余地あり)システムが市町村または医療圏域ごとに作る必要がある。


まだ話題はあるが、「障害者が消えた」ということは、分散型避難論が求められているということなのだ。


きょうは、ここまで。

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夜間傾聴 なし

(校正2回目済み)


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12/17 薬剤師連携モデル作り下準備/動き出したいというストレス

2020-12-18 05:50:00 | 地震津波災害ボランティア

2020/12/17 

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歯が突然2本折れた。今まで通っていた歯科で直したはずの歯だった。口内炎を20万円の要手術と言った歯科医だ。その部位を直すのにブリッジをはずす必要があり、ブリッジの作り直しがいるからだと言った。クラウンの歯茎と接する部分の未処理、脱脂綿の口腔内放置に続く発言だったが、今回は3弾目かもしれない。この歯科は、その前の歯科が、研磨処理中の機器操作ミスによる歯茎出血、口紅のついた紙コップ使用という雑治療の際中に治療し、私が逃げ出して、次の歯科医にら引き継ぎ治療依頼した歯だった。折れた歯を見て驚いた。交換したと説明を受けた歯が、すり減り汚れた歯だったからだ。古い歯を接着しただけだったのではないかと疑っている。2つの歯科ともに茅ヶ崎駅前の歯科だ。恐ろしい。


毎年年末、なぜか歯がダメになると思いつつ、木曜営業の歯科探しをして、辻堂の生協のそばの歯科を見つけたので、情報不足だが予約をとった。治療を受けるまでは、医者の質がわからないというのは困ったものだ。

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明日、映画「星に語りて」の試写会に参加する。後半のステレオタイプをのぞけば、いい作品だ。会場で懇話会の予定をCMしたかったのに、準備が間に合わなかった。

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「災害医療における薬剤師の役割」(日本薬剤師会刊1996)のつまみ読みを始めてがっかりした。書の中にでてくる「ボランティア連携」とは、市民活動のそれとの連携の話かと思いきや、「他地域の薬剤師の奉仕活動参入」のことだった。

  • 阪神・淡路大震災の頃は、医療福祉系の市民活動ボランティアは、被災者救出・応急処置、避難所の被災者生活・介護支援など、医療ケア専門職の補助活動はあったが、薬剤師との連携が明確に行われたのは、東日本大震災のときだった。だから薬剤師が向いていたのは、現場医療スタッフであって、薬剤師独自に被災者支援を展開している活動は萌芽的段階だった。もう少し読み取れないか、続けて探っている。
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  • 夜間傾聴 ひとり
  • (校正2回目済み)
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  • p.s. 母と外食。中華。
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12/14〜16 婆様茶話会後遺症と重要な2冊

2020-12-17 05:31:00 | 地震津波災害ボランティア

2020/12/14〜16 

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12/14

母がリハに行っている間に、「火曜災害ミニ・カフェ」用のBDプレヤーの修理にだした。引越しの移動中に壊れたようだ。年内は戻ってこないだろう。条件が整わずとも再開である。冬場だが、窓を開ける。暖気はON

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雑談の中で、」知的や身体の活動は、親の愛の子育てが軸。ところが精神や不登校・ひきこもりの分野では、家庭崩壊や社会的挫折等、親子や社会との対立を背景にしていることが多く、軸は当事者の伴走支援になる。


この違いは活動面でも影響してくると説明。同じ障がい者の運動にたいしても、不登校・引きこもり関連の活動では、家庭の再生産つまり家族の継承としての子育ての規範や常識を檻と感じ脱出するあがきがともなっている場合が多く(中には過剰適応や円居症候群のような逆行例もあるが)、家族を桎梏と感じる時点で、すれ違いを起こしてしまう。時代環境として、夫婦愛を軸にした核家族のファインダーからは、家族の継承の制約が霞んで見えなくなるうえ、強烈な子育てと庇護の生活観からは見えてこない空転が生まれる。社会は子育てと家庭経営の抑圧者としての社会を問う場合、家族の絆は問われない。リアリティが違う。


どちらが正しく、どちらが過ちかと問う話ではない、通じない溝があるのだと、自覚の上でしか連携の模索は進まないのだ。悲しいことだが、社会矛盾のリアルさは違うのだ。


ここまで話してきて、婆様連中は、私の眉間の皺ばかりみていた。


要は相手の幸せを守ってあげればいいんじゃないのと長話を絶った。違う、自分を外側におくなと私。飛田、機嫌悪いぞと目くばせ。うんうん、男の更年期との茶々あり。羊羹を切ってくれた。シンシンと背筋が冷えていった。これが茶話会。

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4/15

ビッグイシューのポストカードを見本としてひと組み開封した。女性イラストレーターの絵5枚700円。欲しい方は販売員さんへ。


年賀状というより、クリスマスカードの感じ。配達先で売れるかどうか。

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12/16

ビッグイシューの配達先で、ポストカードを販売。意外な効果あり。カードは全く売れないが、ビッグイシューを代わりに、もう1冊買ってくれたのだ。

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「災害医療における薬剤師の役割ー阪神・淡路大震災の記録」(1996)

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-4840804117

「薬剤師のための災害対策マニュアル」(2012)

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784840812153

の2冊が借りられた。両方とも日本薬剤師会の書。前者は具体的なので、必要箇所のコピーを取る。読み込み選択をはじめる。


私たちが連携する薬剤師さんは、在宅避難者の仲介支援と、避難所運営協力の場面で、病院薬剤師さんというより、街の開業薬剤師さんだ。


運動モデル作りだ。


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夜間傾聴 なし

(校正1回目済み)


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12/13 湘南子どもフォーラム懇談会(SCF)茶話会で

2020-12-14 15:16:00 | 地震津波災害ボランティア

2020/12/13 

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毎年、年2,3SCF(湘南子どもフォーラム懇談会)の茶話会(会議)を開くのだが、今回も今年最後の会を開いた。コロナの件があるので、ファミレスや公共施設の会議室は、やめにして、我が家を使って集まった。ソーシャル・ディスタンスと言っても、密になるほどの人数がいない。男は私だけ。もうひとりは、私より若いのに、先に逝ってしまった。私が一番若いという婆様の団体。20年前にS Wの友達が集まって、不登校や引きこもりの親子相談や、発達障害や鬱が基調にある子の訪問指導などをしていた。当時でも 60代ばかりだったから、今は何をやっても茶話会になってしまう。


春は年度の総会っぽい片鱗はあるが、年末は婆様のお茶会そのもので、ひとり、私といのちの電話をてつだっている方だけで、他の方の相談活動は休止している。私の頼りない活動を唯一肴にしてくれる集まりだ。


今年はコロナ対策一色。

1)懇話会>急性期障害者防災と生活回避実例/単身・高介護度高齢者の在宅避難実例の2つの会をとにかく開く。

2)飛田の次の活動について

 a. 夜間傾聴>新しい話は「いのちの電話」で引き取り、適時終了する。

 b.「わーく」誌のリニュアル再開>来年一月より、要配慮者支援の災害関連誌に内容を絞る。

c.火曜災害ミニ・カフェの状況確認

  コロナ対策でサポセン保育室閉鎖

  BDプレヤー修理

d.貧困と地域

  ビッグイシュー支援継続

  寿町年越し支援と湘南の海岸線巡回

3)感染症災害の専門職外周支援検討

 感染症対策を踏まえた災害ボランティア活動の定型化  の話を私に押し付けて終了。後、雑談。

4)会議sys>わからないから、リアル会議だけ、zoomやらないよと通告された。悩み。


以上なり。


夜間傾聴 なし

(校正2回目済み)


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12/12 SCFの忘年会?

2020-12-13 06:13:00 | 地震津波災害ボランティア
2020/12/12 記
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オンライン・バーチャル福祉機器展「Future Standard Hub vol.2」に申し込んでおきながら、非zoom系会議sysのログインにトラブって参加できなかった。無念。
後半、業者のブースに分かれて、機器展なみに、製品について質問ができる。ところが環境設定がやっかいで、ブラウザchrome+アプリromeが条件。条件が違うと、やたらにアラートがでてしまう。母という野次馬が入って、あきらめた。

福祉機器展は、母の都合がつく時は参加しているのだが、コロナ中止があって、オンライン展に関心が向いた。映画「群衆」3部作を観るタイミングがなかったことも契機になって、会議参加したのだが、慣れなければと思いつつ、相手のいることゆえ、リハーサルもままならず、むっつりするばかり。
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ビッグイシューの年賀はがきをCMするために、メールをまわしたが、「もともと年賀状をだす習慣がないからなあ」と、いい返事が帰ってこない。15日にまとめて受け取る。
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明日、「湘南子どもフォーラム(SCF)」の年末茶話会をやる。春の総会茶話会と年2回。結成時から、爺婆だったから、20年経てば、皆、後期高齢者に足を突っ込んで、1時間ちょい私に活動報告させて、ちょっかい入れて、お終い。爺いは、6年前、先に逝って、ばばあだけ。悲しい。

コロナ、しょうがないねえとは、こちらがいいたい。煩悩の夜明け。


夜間傾聴 なし
(校正1回目済み)


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