2024/02/17 記
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ハッカーさん、おはようございます。
市のコミュニティホールで行われた防災展示会に行ってきました。東日本大震災後に行われた防災展示会とどこがちがうのだろう。10年余を経て、地域防災活動はどうかわったというのだろう。カビはえてるよと、ため息。買い物して,帰りました。雛あられを売り出しましたね。
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会場は6階ホール。回廊ができていて、業者もちらほら。市防災対策課職員と防災リーダーのゼッケンが、地域自治会動員高齢住民がうろうろ。50人位かなあ。
私のような無所属白髪浮浪者は、ひたすら怪しい。夜,電話してわかったのだが、私が参加しているSCFの@@さんが息子さん夫婦と、覗きにきていて、私が案山子のようにふらふらしているのをみつけたが、恥ずかしいから声をかけなかったとか。失礼な。目が悪い悲しさよ,全く気づいていなかった。
期限間際の貯蔵アルファ米パックを配布していて、2パックもらってきた。湯や水で味付き米飯になる。
展示パネルは、市内地域自治会ごとの防災活動の報告。要配慮者支援の表示が多く、発災時、健常証明の玄関札や色タオル表示や、民生委員による任意提出の自己申告カードをもとにした健康確認巡回訓練が紹介されていた。札やタオルは東日本大震災のとき、宮城県登米市の駐在警官の発案。ただこれは何日も出しっぱなしの様な区別に難あり。
私にとっては、巡回は声かけが基本。また全戸巡回かカード申請者巡回かが、巡回担当者不足の中、問われ、そこに触れるような問いかけレポートは、全くなかった。
この巡回支援の外周支援者は、プライバシー保護の関係で名簿をもらえないので、名簿所持者のアシスタント的に動かざるをえず、これでは人手不足解消にはならない。専門職のボランティアの関係性、役割分担のざっくりとした現場論議がみえない。成果表示であって、問いかけの発想がない。
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会場隅の一角を発表が行われていた。初めは女性会議。山田ひささんによる活動紹介。被災時、家族の介護・子育て・家事負担がのしかかる。これを女性のご近所協力(共助)によって改善していくことを目指すといい、地域の若い力に中学生の積極参加と、ペットの預かり運動を促しているとした。
質問の場面で,微妙なすれ違いがあった。しかし、この違いは活動の基本的スタンスの差が潜んでいる。
主婦の場合、家族を抱えた被災の確率が高く、被災現場を離れられず、孤立化することが多くなる。このとき、普段の女性ネット間だけでなく、ご近所つながりを巻き込んだ救助想定が必要で、普段の運動の中で、女性間活動と地域の関係をどのように、切り分けているかという問いだった。私は女性の結束が地域を活性化させるが、女性自身の偏重負担を解決していくのもこの結束だから、何をどう取り組んでいくのかという話を聞きたいとした。山田さんは、この偏重負担があるからこそ、活動していると応答した。現場事態予測と活動課題のすれ違いだ。話はここで断ち切られたが、私にはこの展示会に通底している何を為すべきかと、何が必要か、スローガンと課題の話のずれのように感じるのだ。
山田さんは、中学生への働きかけと、ペット同伴避難者への取り組みという独自の活動を紹介されていたことは、素敵だと思う。これについては、東日本大震災時の保護犬里親さん仲介活動の苦い体験から、ペット保護活動は、発災時とんでもない犯罪勢力が割り込む危険があり、御用心をと蛇足苦言を伝えた。
有珠山噴火災害時には、高級高額犬の捕獲販売が、東日本大震災時には、助成金と企業献金で大型トレーラーを買い、アリバイ活動をしたうえで、トレーラーを転売する関西やくざが、現れたこと。トレーラーは一千万円以上の値がつき、このトレーラーは、寒川町小谷に止められ、近隣の犬の訓練所を借り、保護犬仲介所を開いたこと。里親希望者に嫌がらせをしていたため、寒川町で問題となったことを具体例として伝えた。観客の方々は、意味がつうじなかったようだが、茅ヶ崎には不良ブリーダーもいて、犯罪の芽があるので、注意が必要なのだ。山田さんも無反応。やむなし。
私は原宿のボランティア団体の里親さん探しをきょうりょくしてきたのだが、講演会に3名の小谷被害者の女性が抗議に来て会がめちゃくちゃに。別団体だと釈明したが、会は流れてしまった。県議が参加していたので、彼が証人。
これに収まらず、寒川町議が関係を断つと言い出し、行政も遮断。同一視のとばっちりを受ける実害があった。町議は釈明も拒否。今も誤解している。
子どもたちにペット保護活動を勧めるとき、こうした犯罪行為の侵入を避ける目が必要。そういう警告だったのだ。
(校正1回目済み)