湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

11/29 神戸・西宮行の準備と、「つながりづくりの隘路」第5章・他

2015-11-30 05:37:44 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/29 記
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西宮に来年1月にでかける件で、相変わらず夜間高速バスを利用し、バス予約を済ませた。1/18(月)~20(水)とした。今回は、「都市災害下の被災障がい者の急性期サポートと、長期ケア」がテーマになる。市と県の20年の議論経過と、障がい者関連団体の聞き取りの端緒掴みを行ってくる。4月末が懇談日となる。1月~3月の間は、NHKのハートネットTVの誰もが助かる支援3部作を使ってサブ懇談する。

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**子の母親から、じんわり嫌味含みの電話あり。しかし、**子自身が伴走支援を求めている以上、やめるつもりはない。中華料理屋の##さんが、**子を店の奥で1晩、預かってくれたうえ、飲み仲間として**子の母親の話を聴いてくれた。たしなめることは、やめてほしいという私の話を守ってくれたのだ。**子は月曜日に病院にいく。B型肝炎のことを聴いて予防対策を教えてもらえと言ってある。

私は月曜日、慈恵医大眼科の定期検査で東京に出る。**子と母親に会おうかどうか思案している。

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「つながりづくりの隘路」第5章~つながりの再構築~を拡大読書機読み上げ機能を使って聞き取っている。

多摩地域のサロン活動を通じた地域コミュニティ作りが、失敗して行く事例が検討されている。新興住宅地の連帯意識の希薄さは、サロンをやれば絆が拡がるというほど浅くは無い。都市型地域における地域連携活動とはと論をたてていくが、大胆に、テンニースのいうゲゼルシャフト的性格を強めた企画を重ねていく方向に自主性を織り込んでいくことも選択肢に入ってくる。

コミュニティの質のことは「共同体~ゲマインシャフトとゲゼルシャフト~」をご一読願いたい。私は「被災」という後からやってくる条件下にその部分が浮かび上がるように思う。(cf.「地域コミュニティ」

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「わーくNo.60」に載せる12月・金曜災害ミニ・カフェ予定の番組選びが遅れている。被災障がい者の生活にフォーカスした番組が激減しているのだ。「あの日 わたしは」のシリーズでも、施設職員のものが散見されている程度だ。YouTubeも探っているが、なかなかヒットしない。

明日は帰りに丸善により、かみ合えば**子とご両親に会ってくる。

夜間傾聴:ひとり
     **子

(校正1回目済み)

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11/28 **子の暴走(2)/新興住宅地の「地域コミュニティ」他

2015-11-29 04:16:34 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/28 記
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**子の騒動の背景は、B型肝炎キャリアが身内にいることで「穢れ」に対する恐怖感があったと感じている。実家が内装と増築の工事中で、自分の部屋がなくなっていた。なおさらに**子の心は不安定になっていた。**子と中華料理の話題で1時間ほど電話対話。落ち着いた様子だが、特別な療法を行ったわけではない。ただ傾聴していただけだ。いまここで、B型肝炎の説明をしたところで、話を聴いてはいない。**子が冷静さを取り戻すまで時間をおくことに。

困ったのは当事者の母親の方だった。家族全員にワクチンをと主張し続けており、**子の通う病院の医師に相談することとし、**子の父に家族で、今回はまず**子の担当医のカウンセリングを受けるように伝えた。

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また土日の足止めである。12/21懇話会のチラシ郵送分10通を出す。病院のMSWさんや、医療系専門学校宛。

「つながりづくりの隘路」第4章「住民がつくりだした『コミュニティ』」を拡大読書機の読み上げ機能を使って聴いた。都下のコミュニティセンターを実態調査。ただこの調査は、災害は意識されておらず、各地のコミセンが行うような地域住民交流のイベントを重ねている。また利用者の年齢層や住地域から、新興住宅地周辺の地元住民の生活共同体イメージが対立する構造を指摘している。

地域活動は、従来地域にある生活共同体的(地域コミュニティ)を育て、日常交流の一助となる活動を通して、地域コミュニティを育てて行くことにあると常識的には考えるが、給与所得者の生活の基本は、移動していくことにあり、定住していくことにあるわけではない。だから彼らにとって地域は、根付くものではなく、目的に応じて選ぶものであるという。

振り返って、災害公営住宅(復興住宅)の高齢層被災者を支えることが期待されている「地域コミュニティ」は、定住型生活共同体であり、果たして住宅所属地域に、このコミュニティが育つのか、この支援構造は果たして正しいのか、そこから問う必要があるという。無いものねだりであれば、「目的に応じて選ぶ」というキーワードをもとに、支援法を抜本的に考え直す必要も出てくるだろう。

読み込み作業は第5章「つながりの再構築『福祉コミュニティの実践』」および峯本佳世子氏の「地震災害と高齢者福祉―阪神淡路と東日本大震災の経験から」へと続く。

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大船渡港のサンマをいただいた。サンマの時期はもう終わりだろうと思っていた。それは精一杯中型を頑張っているサンマだった。太平洋の沿岸漁業のサンマは、北からの回遊時、公海上で乱獲されるようになり、生き残りのサンマが沿岸からあがっているのだとのことで、それを立証するような「典型的な大きさのサンマ」の生干しだった。ボランティア経由なので冷凍物ではない。

生干しを嫌がる母を説得し、日本酒につけておいて、水切りしたものを焼いた。正解だった。たしかに油が足らないが、食べられた。腸(わた)が食べられないのが不満だが。世情がサンマに現れていること自身が興味深いが、今年はついに太く油のあるサンマを食べずに終わった。

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峯本氏の懇談会の12/21の前日、12/20 に教育センター主催の「みんなの学校」上映会があり、申し込んだ。

夜間傾聴:**子の両親
     ひとり

(校正1回目済み)

 

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11/27 **子の不安の暴走 他

2015-11-29 04:05:31 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/27 記
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**子が閾値を越えてしまった。すでに近所の++寺の住職さんと話をしていたが、昨夜は住職の家庭の事情で**子を引き受けられないとのことで、夜間、電話が入っていた。昔、塾をやっていた頃の塾生の母親と**子の母親が飲み仲間である方が頭に浮かび、拝み倒して、**子を自宅の店(深夜営業もしている中華料理店)で休ませてもらった。今回が初めてではなく、2回目なので、拒絶も少なく受け入れてくださった。今頃母娘の仲裁役をしてくれているはずだ。

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昨日は、地域包括支援センター2ヶ所を巡回したが、1ヶ所は半年経って職員が全員入れ替わり、1から全部説明し直しだった。しかし、話は最期まで聴いてもらった。こういうケースの場合では、珍しいことだった。

もう1ヶ所は、半年前に開設されたため、訪問は初めて。ところが、知人がひとり。生前の父の介護の調整のときに、ケアマネさんと同行した方だった。そんなわけで、今回は両者とも説明は順調に終わったが、訪問看護ステーション2ヶ所は、強烈な拒絶にあった。

高齢者施設職員の場合、こういう拒絶は少ない。普段、クライアントが直接尋ねてくるところではないからだろうか。いやいや、私が怪しいからだと、いろいろ考える。そのうち信用してもらえるというのは儚い夢だろう。人事異動でひとが入れ替わってしまうからだ。突っ込むしかないかと諦める。

夜間傾聴:**子

       母親

       ##さん

(校正1回目済み)

 

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**子対応中、11/27分は後ほど

2015-11-28 05:56:15 | 地震津波災害ボランティア

**子の混乱、対応中。

11/27 分は、後ほど…。

すみません。

 

 

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11/25 12月懇話会のチラシを市・民児協会合で配布してくれることに

2015-11-27 05:44:20 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/26 記
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12月懇話会のチラシを茅ヶ崎の民生児童委員協議会に持ち込み、市内300余人の会員さんに配布してくれることになった。正直言って嬉しい。さっそくチラシを増刷した。

その関係もあって、今日の地域包括支援センター訪問は、1件だけ。訪問看護事業所1件。地域包括支援センターの残りは5件。

「わーくOnlinePicUp No.60」の編集に入った。今回のフリー頁は、東日本大震災経験の中の引きこもり青年の社会復帰。大きなキーワードは「他者に必要とされる体験と居場所」「発案に協力者が得られ易い環境」の2点。この有用体験が活きてくるのは、社会的挫折経験者(社会人リターン組・神経症)や、うつ病・統合失調症等精神障がい領域のひとたちだ。自閉症スペクトラム等発達障がい者の場合は、それほどはっきり効果は見られないだろう。対人関係の困難があるからだ。

しかし、被災地には、個人起業のこころみも多く、農業・企業の新規出発の職種の中には、今後開花していく未分化の職種もある。今、障がい者の作業所は、社会的企業化の動きもあって、従来の請負作業と喫茶店という形や、その店舗の受益者も本人から就労者という一般企業や生産組合型が試みられている。これに従って助成金の性質も多様化を迫られている。こうした
一連の事情を飛田のわかる範囲で、まとめて紹介する。

「おくすり手帳QRコード版」の連載は、個人所得データを買い物カードに入れますかという問い。

「懇話会の今後を考える」は、「障がい者被災作業所との交流」と、「単身高齢者被災と復興住宅」の2点の来年度ゲストをさぐる話と、「福島原発避難者支援の紹介」が初めて加わる。

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母がiPadデビュー。前から趣味の会で、若い子たちがiPadをいじらせてくれたのが契機で、始める気になったので、多少はいじれる。質問が始まったが、私自身、Windowsしかいじっていないので、だいぶ苦しい。

夜間傾聴:ひとり(風邪でねこんでいた。)

(校正1回目済み)

 

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11/25 懇話会ニュース配布時の様子から

2015-11-26 06:10:23 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/25 記
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地域包括支援センターの巡回3ヶ所、民生委員(個人)2名巡回終了。市民児協地区責任者3者にコンタクト。

市の保健福祉課に、懇話会チラシを民生委員さんに届けたいとお願い。12地区の地区委員さんに届けたいので、連絡簿のコピーが欲しいとお願いし、お名前と電話番号だけ情報を頂いた。以前広報に紹介されたデータだ。

ところが1名は、外で面会を許可してくださり、懇話会企画の意義を語る事が出来た。もともと巡回をおこなう理由は、上部団体から降りてくるチラシを末端に配布するのではなく、少しでも自主判断で懇話会に参加して欲しいからで、他意はない。

予想されていたことだが、まず市の民児協の許可をとって、中央から流して欲しいと、にべも無く電話は切られた。ただ1名だけは説明を聞いてくださった。私は保健福祉課にチラシを提出し、地区委員まわりをするとした段階で、配布について許可が得られたと甘い判断をしていた。明日、市・民児協の++さんに許可を求め直す。

しかし、営業マンには笑われてしまうような話ではある。

17時に10分ほど遅れて飛び込んだ地域包括支援センターでは、出入り口のシャッターが閉まってしまうからと、チラシ受け取りのみで話が中断した。読んでくれないなと、ため息。

地区社協も2ヶ所はすでにお留守。無念。雨天のとき、チラシ類は地面に置くことができないので、路線バスの中で格闘となる。

平塚市の図書館に図書の更新があったので、平塚により、「地域包括ケアのすすめ-在宅医療推進のための多職種連携の試み-」を借りた。

今日は夜、海老名で対面指導あり。明日、包括支援センター2ヶ所を回る予定。今日知り合いの民生委員さん2人は、文字数が多いなあと文句をいいつつ読んでくださった。ひとりは平塚市の方。全員、出欠は保留。

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0時を過ぎたころ、**子から電話がかかってきた。家族にB肝陽性反応がでて、大騒ぎになっているという。祖母がキャリアだったので、在宅介護時に感染ではと医師から指定されたという。私もワクチンを打たねばとパニックを起こしていた。B肝は危険な病だが、伝染力は強くないし、血液や分泌物との濃厚な接触による感染なので、先ずは病院で血液検査を受けてから、医師の指示にしたがえと伝え、落ち着かせた。摂食障害がある子なので、穢れに敏感。ここ数日、見守ることに。

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母が4時をすぎたころ、寒いとベッドメークのやり直しをするので手伝えと狩り出された。早く天候が晴れて欲しい。

「つながりづくりの隘路」第4章は、新興住宅問題。整理中。


夜間傾聴:**子
     ふたり

(校正2回目済み)

 

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11/24 包括支援センター配布巡回開始 他

2015-11-25 06:15:50 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/25 記
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高齢者は病院との縁が切れない。母を近所のかかりつけ医のところに連れて行った帰り、母の状態が大丈夫だったので、丁度やってきた路線バスに乗って、私の糖尿病治療のクリニックにいった。明け方の母のダンピングを起こした母も、そして私も持病持ちなので、完治はしないが、ある日、症状の直後、こけたように体調を悪化させるのが高齢者の特徴なので、それがこわい。ほとんど睡眠が取れなかったので、食事後30分ほど仮眠をとった。日本の医療は在宅医療へと舵を切ったが、ひとりでも本格的に介護することになれば、この何倍もの不規則な時間に縛られていく。病院に丸投げ批判の形で提案されているが、実際は家族に負担依存することでしかない。私にとっての前哨戦が、じわりとはじまってきているのだ。

橋本の対面指導が珍しくさらりと終わり、2個所の包括支援センターと1箇所の訪問看護ステーションと県保健所を巡回してきた。「ゆず」さんがビルの上階から1階に下りてきていた。皆、話はしっかりきいていただいたが、職員異動が加わり、懇話会活動の紹介を初めからしなくてはならなかった。常に表層的な話に流れてしまうのが、残念。

話の流れはふたつある。平常時の近未来の地域サポートをどう実体化していくのかという医療面からの問いかけと福祉からの問いかけを一本化していく話がある。もうひとつが発災以降のケアサポートの地元ボランティア協力と、復興を梃子にした地域サポートの確立の話だ。

「発災」というイメージが地域高齢者の安全避難に留まっているから、避難所・仮設から復興住宅への地域コミュニティ作りと長期ケアの枠組みを今回論じるということが、びっくりしつつ、何を話しているのか良く分からないという顔をしている。ただこの論は発災時における「地域包括支援センター」の役割という踏み込んだ内容を含んでいるので、参加を是非という話は、宇宙人のメッセージのようにきこえているのだ。

民生委員の地域代表名簿(住所抜き)を行政をいただいた。
明日からは、民生委員さんたちと会う。

●「つながりづくりの隘路」第4&5章、先ほどや

やっと聞き終えた。途中居眠りが出てどうしても後半部は熟睡してしまう。克服したら報告する。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

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11/23「つながりづくりの隘路」と母の最後の同窓会

2015-11-24 05:37:11 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/23 記
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母の出身小学校は都心のために、子どもがいないために廃校となり、すでに存在しないが同窓会だけが延々と続いていた。しかし母の年代もすでに多くの方が鬼籍に入り、今年限りで同窓会を終わりにすることになっていた。そんなこともあって、この間、体力を消耗する検査に東京通いをしていたので、参加は賛同できなかった。

和服で出かけるというので、今回は朝、着付けの業者さんを我が家に来てもらい、拝み倒して母を車で駅まで送り出してもらった。帰りは私が駅まで迎えに出て、タクシーに詰め込んで帰宅する段取りだった。

こうして今日は行動制約がかけられてしまったのだが、拡大読書機「よむべえスマイル」の利用法は、やっとひととおり試すことができた。さっそく「つながりづくりの隘路~地域社会は再生するのか~」をスキャナにかけた。

被災時を想定している書ではないので、どこまで峯本さんの著書「地震災害と高齢者福祉」がいう「ルーム」、つまり小学校区単位程度のメッシュごとの「寄り合いサロン」作りのヒントがとれないかと、借りてきた書だ。第4&5章の実例紹介あたりが参考になりそうだ。

論点はこうだ。

仮設入居から所帯の孤立性が高まり、部屋の中ではDVや孤立死、単身介護の破綻等々がむき出しになってくる。その状態を避けるための仮設内集会所や見守り巡回があるが、仮設コミュニティは、過渡期的な橋渡しコミュニティで、復興住宅に転居してしまえば弱体化する。残された方も最終的には転居をよぎなくされる。復興住宅生活は延々と続くが、高層住宅は、なおさらに孤立化傾向が強い。そのとき、包摂的にかかわる「地域コミュニティ」は、ないものねだりの状態になる。生活が長期化すれば、阪神淡路大震災の例にみるように、コミュニティ牽引者の高齢化から、解体を余儀なくされる。

一方、「見守り巡回」も、市町村所属の相談員と県の相談員、被災者雇用の相談員が重なり巡回が、東日本大震災の際見られたが、こういう縦割り行政の重複施策が繰り返されるように、仮設入居時の努力が切断されてしまう。あまりにも不器用というか見通しがないなかで、長期見守りは誰が行うのか、そこに「寄り合いサロン」を登場させても、戦略的かつ継続的に関わらねば、「地域コミュニティ」は機能しないだろう。誰が戦略的・継続的にかかわるのか、またこの論議は被災高齢者には重要な議論だが、障がい者の場合は、もともと地域コミュニティは期待できないので、地域施設や特別支援校、全国団体の支部の相互扶助にコミュニティを作っているので、ピンとこないだろうが、地域を変える好機でもあることに、自覚的でありたい。

この小学校区単位の寄り合い所「ルーム(サロン)」は、もっと練らねばならない。笛吹けど踊らず、常連メンバーの茶飲み場に化けるだけだとしたら、課題は解決しない。

そんな想いから、年1~2度でも新聞記事やウェブ、他書籍記載の実例などから学ばなければならないと思うのだ。

そんなことから、探っているのだが、東海新報分のスクラップを始末したところで、母を迎えにいう時刻が迫っていた。

母は私のそんな行動を無視して、玄関に立っていた。

興奮気味に延々と、出会いの話題をする母。拡大読書機の電源コードにつまずいて、転倒しそうになる母と、市の資金で買っていただいた同機がテーブルから落ちそうになるのを、究極の選択のように四肢を使って食い止めた。冷や汗をかいた。一瞬の出来事だった。それでも午前2時まで母は話し続けていた。明日がこわい。反動がかならずやってくる。今は5時半、母のダンピング前の空咳が始まっている。最悪のときは、睡眠導入剤を飲ませ休ませる。想定内のこと。

音声読み取りの区切りがついたら、作業終了とする。

夜間傾聴:臨時休業

(校正1回目済み)

 

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11/22 民生委員のおふたりさんに懇話会ニュースを渡しつつ他

2015-11-23 05:54:47 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/22 記
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知り合いの民生委員の**さん宅に電話。偶然##さんもいらしたので、懇話会の話を聞いてもらうことになった。某ファミレスまでご足労願って、40分ほど話し込んだ。ふたりとも古参の方で、海岸側なので無関心ということではなかったが、指示待ち的な発想。防災というくくりで、要援護者の名簿作りと安全避難がすべてで、私の話をびっくりして聞いていた。とりあえず、ふたりの分だけ「懇話会ニュースNo.015」を渡したが、○○さんが詳しいから、渡しておくとか、専門的なことはわからないからという具合で空転。ただ、個別配布より協議会に渡して配ってもらうといいという具合。仲介はしてくれるそうだが、自力で巡回しないと、建前論で配布できないとなるだろう。

市をはみだして湘南ライフタウンまで遠征して、命の旗・ペットレスキュー・メッセージハンカチ購入などのB6サイズのチラシ投函、のべ6万枚撒いて、関係者からのさぐり電話が計4回あっただけというすさまじい空転と比べたら、まだいい。

母のiPadとともに、巡回用にBDプレヤーを買うことにした。しかし、障がい者関係は「要援護者」のくくりのなかで発想されこそすれ、避難生活のなかの困難は、解決の見えぬ問いかけのようになってしまう。日々の生活の改善に追われる中で、災害は特殊な状況と取られてしまうのが実感。「そのときは、そのとき」というずれをどう超えて行くか、直下型とか東南海トラフ連動型も、もしかしたら起こらないかもしれないと、論の隙間に入ってしまう。難しいが、高齢者も障がい者の領域の関係者を空転覚悟で巡回することにした。

明日、彼らの仲介から、デイケア施設の&&さんと会えることになった。4人目だ。

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橋本の対面指導が明日ある。雨だと彼が来ないので、降らないで欲しい。

昨日匿名で紹介したので、今どうしているか、気になってメールしてみた。メールが戻ってきたので、気になって電話をかけた。彼の声が。つかまえた。今は縁故の事業所の経理担当になっていた。精神の障がい者枠を使っているという。元気な声。理解者がそばにいれば、本当に動けるのだ。障がいを職場に公開したことがよかったようだとか。

夕飯がめずらしく、うまかったのは、そのせいか。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

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11/21 連休の空転、待機の閑話「常識のもやもや」

2015-11-22 06:02:27 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/21 記
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3連休に入り、懇話会ニュース配布が足踏み状態に、なっている。昨夜、金曜災害ミニカフェを始める前に、2月のワイワイ祭りへの上映懇談イベントの、申込みを取りやめた旨をサポセンスタッフに告げた。会場が中央公園とサポセン(こども関連イベント会場)となっており、上映懇談の居場所がないのが直因だった。

私の担当した社会人挫折型引きこもりの方を思い出した。某デリバリー系零細企業に事務職として新卒就職した方だが、母子家庭でステップアップを目指して、専門学校夜間コースに通っていた。母親が脳卒中を起こし、一応、外出を除き、自立はしているが転倒の危険があった。

初めは新人歓迎会があったが、当人、酒は飲めるが飲める状況ではなかった。この歓迎会の最中、母親が転倒、帰宅後、救急車騒ぎとなっていた。これがあってから、終業後の飲酒の誘いに一切乗らなくなっていて、昼休みに専門学校のテキストを眺めていたことから、協調性がないと批判され、いじめがはじまった。母親が半身不随になり、介護度判定を依頼し、見守りが始まっていたが、彼の半休が増え、男が介護というのはおかしいというなまけ説がささやかれ、通勤中彼が倒れた。労災が出たが、辞表をかくところまで行った。鬱を発症しており、私はPSWさんからの連絡で、彼の伴走に入った。

彼の退職後の話だが、彼とコーヒーを飲んでいるところで、偶然、当時の彼の直属の上司と出会い、上司だった方が「心配していた」と彼に語りかけた。彼は専門学校への復帰を目指していると応答した。話の中で「男は介護なんてするものではない」とか、「悪気はない」のだと語るので、私はその方の語りを遮断し、彼と外へ出た。

常識や慣習と普通の判断のもやもやが、彼を取り巻きつつあったからだが、後日、福祉系ではない私の女性の知人に会ったときに、彼のいきさつを勿論匿名で話したが、意外な応答が返ってきた。「男は介護は無理。"養老院"に入れるべき/"そんな事"に悩むなんて、男ならもっと強くなきゃ」という応答だった。

伝わらないなと思いつつ、「もやもや」の存在を説明してみると、「そういうものでしょう?」と、ばっさりやられてしまう。いやな意味で「私の存在意義」を見出したようなものだが、こういう方もまた、家庭の事情という蟻地獄の壷に落ちると折れることが多いのだ。

想像力というか、観察力というか、それを封印して生きている方が多いが、悪意が有るか否かとは別に、普通が道を閉ざしていることがわからない悲しさを、彼を思い出すたびに、感じるのだ。川の向こう岸に伝えに行く手間は惜しむまい。橋が無ければ、腕組みしてみている諦観は持ちつつ、動ける準備は怠るまい。

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母がiPadを使うことになった。私はWindwsとiPhone、Linuxなので、様子を聞かれてもあまりすっきりと答えられない。困ったなと思いつつも、近未来、寝たきりになっても、母は世間との接点を維持できる。歓迎で(は)ある。

夜間傾聴:塾長
     ひとり

(校正1回目済み)

 

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11/20 改訂「懇話会ニュースNo.015b 配布8割完了 厄介な中身とは

2015-11-21 05:21:49 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/20 記
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「改訂・懇話会ニュースNo.015」を8割配布した。文字数書きすぎている悪い配布物の典型のような配布物だ。

今回は被災高齢者の長期支援の懇談会の話であり、高齢化していく社会を支えようとする地域サポート、専門職ネットという施策の背後に有る「治療者>被治療者構図」と「家族・住民・地域ボラの役割不在」という専門職による抱え込み構造を意識した上で、大災害と地域コミュニティ活性化と有効化を経た地域コミュニティによる長期サポート実現のからみを懇談する話だという併行したふたつの道(ガバナンスの延長に乗る医療生活福祉改革と、被災という禊を通した高齢者包摂コミュニティ)を語る、もつれた毛糸玉のようなテーマの会だからだ。

都市型地域の特徴は、地域コミュニティの不在にある。だから政策として施行される専門職横断のケアサポート・ネット施策は通り易くとも、災害発生の高確率の上に乗った地域自治による高齢者包摂プランは偶然に依拠しているとして、空論扱いとなる。ゆえに発災時、準備無く課題解決に追われ、轍を踏み続ける。そういう厄介な課題を、被災後20年の課題格闘経験を持つ兵庫県からゲストを呼ぶことにした。そういう錯綜した課題に対して、初めは、まず懐の広い「社会政策」のプロと語り合う会とした。来年度はこれに踏まえた現場の課題の懇談を通していく。

今回は地域コミュニティのまとめ屋と小学校区単位の寄り合い所である「地域包括支援センター」と「ルーム(カフェ)」の積極的役割を考える。

ただ今回は、懇談参加を呼びかける相手が「地域包括支援センター」「業者有志」「民生委員」「特養・老健・病院等施設職員」「地区社協」等の不慣れな相手の個別説得だから、概説が必要だ。

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配布していて、やはり災害について関心が薄いことがわかる。関心のあるかたとの落差が問題となった。

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夜間傾聴;なし

(校正2回目済み)

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11/19 専門職横断の地域ケア・ネット模式図を書き換えました

2015-11-20 06:15:27 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/19 記
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「懇話会ニュースNo.015」の裏面に図を追加した。

この図は、高齢者の地域サポートの特徴の医療・介護・福祉の案連専門職の連携に閉じているネットワーキングは、被災という非日常を取り込んでいない。庇護をうける当人は受容者として在宅軟禁された存在として描かれている。この図に、被災という条件を加えた図だ。外周の四角の輪がそれだ。

地域コミュニティのインクルーシブなサポートに期待しながら、専門職ネットは、現在の介護度対象の当事者のケア会議を拡張したようなもので、特に軽度な方の社会参加という生活自立を積極的に取り込んだ制度には、なっていない。

都市では弱体の地域コミュニティに期待はするものの、コミュニティ活性化を仕掛ける回路も持っていない。だから、被災という条件を逆に地域活動の生成に活かすような視点、例えば巡回見守りを民間ボラや地域組織に投げかけるような視点、ここは従来は社協が担ってきたところだが、当事者を社会的な役割の有る存在として組み込んで行く「ルーム(カフェ)」を小学校区程度の地域に考えていく途上の図だ。

専門職と協力者の取り込みを考えた過渡的な図だ。

「書けば書くほど、チラシは読んでくれないぞ」という活動の経験則がある。逆行するがこのことを本文で説明した。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

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11/18 1~3月の懇話会空白対策で/1月下旬神戸に行きます

2015-11-19 04:45:27 | 地震津波災害ボランティア

懇話会の兵庫県ゲストの都合と、宮城の場合は付き添い者交通費工面の関係で、来年度の4月初頭に懇話会というスケジュールになりつつあります。人事異動や自治体議会日程が影響しています。障がい者の避難生活とインクルージョンの現場からゲストを招きます。

しかし、1~3月のブランクは「2/27 ワイワイ祭り」参加の懇談が、実質空転に終わった今、神戸に出かける前に、サブ懇談を「金曜災害ミニ・カフェ」転用版で、別曜日に行うことにしました。「ハートネットTV・誰もが助かるために3部作」を見ながら懇談する会として行いたいと思います。(かなりしんどい。)

話は変わりますが、西宮・神戸両市行政OBから時間をいただけることになり、1月下旬にまたバス2泊で神戸に行ってきます。障がい者関連です。

拡大読書機「よむべいスマイル」の辞書修正方法の問い合わせを出しました。とにかく本体が重いので、カートから落ちれば確実に壊れると冷や汗。対策思案中。

懇話会ニュースNo.015配布、訪問介護STの代表**さん、病院MSWさんのふたりに配布。配布時刻が17時以降なので、行政や団体は今回配布できなかった。雨が邪魔。

夜間傾聴:ひとり

(校正1回目済み)

 

 

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11/17 「大震災の生存学」/「懇話会ニュースNo.015」配布開始他

2015-11-18 05:56:46 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/17 記
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懇話会ニュースNo.015の配布開始。今回は被災高齢者支援関連なので、重点配布先が違う。今回は某高齢者地域包括支援センターに持ち込んだところ、「高齢者数増大と少子化」・「職域横断地域サポートネットと震災ケア」の話題に関心を示してくれて、1時間半ほど話し込んでしまった。しかし「必要と現状」・「民生委員・民間ボラとの連携」の難しさを感じているので、「必要論」ではなく、「阪神淡路大震災被災地域の経験を踏まえた実践紹介」なら、参加検討するとのこと。良い出だしとなった。

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ビッグイシューを購入。販売員さんが、地域有料ボラの仕事を始めて忙しいとのこと。1部増加。今回は湘南台にて。

相模大野校の退職手続きの残務あり。すっかりよそ者風の職員室。臨時収入の一部で、下記の図書を購入。

●「大震災の生存学」
●「ズレてる支援!―知的障害/自閉の人たちの自立生活と重度訪問介護の対象拡大」

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町田経由でJR相模原の塾に行く。昨日バザーだったとの話。全然知らなかった。それほどに教室に行っていなかったことに気付く。売れ残っていた怪しげなカレー缶詰をアリバイ的に購入。塾生どもが、信じがたいほど辛くてまずいぞと私を脅す…全くもう。

みやげ抱えて相模線で爆睡。母から帰りが遅いと電話で起こされた。母は一日中寝込んでいた。連日の東京の主治医の検査行ドライブの疲労が出ていた。歳をとると活動の翌日ではなく、二日後に身体疲労が出る。長いもを袋にいれて、包丁の柄で粗く割ったものは、わさび醤油で食べるとうまい。回復食材に長いもを買ったら、母から電話。「ねばねばは、いらない」さすがに親。読まれていた。

ビッグイシューのご近所さん読者宅に同誌を配達してから帰宅。

まとまりのつかない一日。
包括支援センター用、業者さん配布用小チラシつくり。

神戸市に資料コピーを頼む申請書、夜間の町を散歩がてら手紙投函。(FAXはダメだそうだ。印鑑のせいか。)

夜間傾聴:ふたり

(校正1回目済み)

 

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11/16 神戸市の震災経験を反映した峯本氏の著作再読完了

2015-11-17 05:45:02 | 地震津波災害ボランティア

2015/11/16 記
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峯本佳世子氏の著作「地震災害と高齢者福祉」の第6章と終章を再読し終えた。

ここにまとまっている問題は、地域高齢化と防災というふたつの課題から、減災コミュニティ形成を見通しつつ、地域包括支援センターと、自立した「ルーム(地域密着ノード)」との連携という、高齢者地域サポートの閉塞した状況打開の基盤を提案している。

東日本大震災の東北地方太平洋沿岸部農漁業生産の地縁・血縁共同体が、地域医療・介護・福祉と行政の運営網と重なる特性がある場合と異なり、都市型地域コミュニティはある目的のために形作られるものだから、湘南の場合は阪神・淡路大震災都市型被災地の経験の方がサポート網を考える上の示唆に富んでいる。

現在の地域関連組織の現状を踏まえたとき、何を成しうるかと発想すると、なしうることから前に進むことは難しく、その組織構造を問うことは回避される。その点に踏まえ、この書では、「ルーム」という中間支援組織のダイナミクスに注目している。

そこには、自治会・地区社協・町内会等に仕掛けて行く能動性を神戸市の実践を例に紹介している。しかし、障がい者関連の地域サポート関連の論考は少ない。「ルーム」とは「見守り関連寄合所&カフェ」のようなもので、郵便や新聞配達・自治会回覧板ネットのような巡回情報の集約の結節点(ノード)機能を受け持ったりというような自発性を内包した公共組織だ。

また、大震災のときは、諸サポーターも被災し、従来の組織が麻痺してしまう。そのとき生み出す活動は、既存組織の再建なのだろうか。被災時、提案される減災コミュニティの構造見通しを持つ重要さの指摘はあるものの、まだ明確な輪郭を持ちえていない。

そういう意味で、峯本氏の仕事は、地域高齢化と防災というふたつの課題を神戸市の経験に照らしつつ束ね、「地域包括支援センター」と「ルーム」・「減災コミュニティ」という提案をしている。いまだ半ばの研究であるが、極めて実践的であるがゆえに、実践の進展に寄り添うがゆえに逆に影響を受ける領域である。だから、肉声で懇談したいと願ったのだ。

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塾屋の**氏は、昨日の私との対話が不調に終わったことを「相変わらず」と偏屈ぶりを元同業者の友人に嘆いていた。間接的にそれが伝わってきたので、事情を話すのも面倒なので、ブログを読んでくれと伝えた。

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「懇話会ニュースNo.015」を火曜日から配布する。地味なテーマなので、重い障がい者関係の方以外は、障がい畑には無理かなあと思いつつ、実は「ルーム」は関係のある大切な話なのだと伝えられる方策はないか思案している。

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鳥鍋を作る。母は出歩き疲れがでて、朝、起きてこなかった。栄養補充になるか。


夜間傾聴:ひとり(泥酔している。叱った。)

(校正1回目済み)

 

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