2012/07/30 記
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前期夏期講習が終わり、支払いの用件もあり、帰りに父の入所している老健にたちよった。茅ヶ崎に一度戻ったので、ハーフサイズの鉄火丼を買って、温まらないうちにと、急ぎ老健にたどりついた。最近父はベッドで寝ていることが多くなった。今回も部屋で寝ていたのがちょっと気になる。
しかし恐ろしいものだと思う。糖尿病性脳梗塞から半身不随に陥って6年目(?)になるが、動かなくなった腕が細くなって、硬縮が目立つようになってきた。老健なので多少は動かしてくれると思っていたが、立位保持訓練を繰り返すだけようだ。車椅子からの立ち上がり練習である。腕まで指導が回らないようだ。
9月のはじめ、避難訓練のあと、中庭で夕涼みの会があるという。困った。前回の七夕のときは天気が悪くて、そっと抜け出して屋台でビールという約束が守れなかった。今回は後期夏期講習を休んで、陸前高田に出かける予定だったからだ。この日は朝、池袋に戻る日だ。夜行バス内2泊なので、地元医療関係者と面会できたら、大船渡か広田町に中1泊し、翌日に帰る予定でいた。バスの空きの関係でもある。
父はビールだけ、しっかりと覚えていた。出発をもう数日早くできればいいのだが。車椅子が乗る車があれば、家族責任で外出することが可能だが、タクシーや一般車では車椅子と車座席との間の移動が、私には上手くできなかった。これは在宅介護していた数年前、父が私を信用しないために余分な動きをするために起きた現象だった。要は私が下手なのだ。介護タクシーを予約して、施設と店を往復することは可能だが、これをした場合、今の父は家に戻ることを主張するだろう。だから、施設が提案している夕涼みの会は、私が参加しなくてはまずい状態だった。
生業の店舗の修繕も8月下旬。金欠なので、倍額かかる東北新幹線など使えない。どうしたものかと、老健のエレベータ脇に貼られていた父の七夕スナップをながめていて、発見。仙人のようにもじゃもじゃの白髪が車椅子を押していた。我ながら、どちらが入所者かわからない風体にがっくりきた。父の方が見かけが、若いのだ。しかし父のこだわるビールの約束は守らなくてはならない。
ある議員さんの被災地見学のさそいが、やはり同じ日程で、交通費3万円予算だった。とんでもない。夜行バスなら半額。その余裕が有るなら、現地に1泊する。
父は鉄火丼を猛スピードで平らげてしまった。まだ体力はある。寿司折りの箱を私が持ち、父は片手で箸を操って、丼を米一粒残さず食べた。その様子を見ていて、やはり夕涼みの会は参加すると事務員に伝えて父と別れた。
陸前高田行、日程の変更をすることに。
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明日(今日)は、橋本3君が職場訓練を受けることをなんとか承諾してくれたので、自宅からの通勤補佐。起床時刻までは私はあわせられないので、親御さんが訓練中は連れ添うが、ともあれ橋本駅までのバスと、横浜線の乗り換えをチェックする。JR相模原まで来ていたのだから、大きな問題にならないことを願っている。
朝の出勤時間では、私が先方に泊まらないといけないので、時間帯だけは私の都合に合わせてもらった。主な仕事はラベル貼りと、店舗内に貼る定型広告作り、バックヤードの清掃だが、まずはラベル貼りを覚えてもらう。誰の指導に従うか、作業の流れをチャート化してあるので、見比べて対応付けをする。トイレの意思表示やトイレ・沸騰室の位置などの確認。出勤カードの自己管理などさまざま。職場の同僚さんとのマッチングは、社長さんが行なったが、私からは初めてとなる。食品関連なのでつまみ食い厳禁。身だしなみや白衣の衛生管理もある。昔、白衣を医者を連想して暴れて困ったことを思い出した。彼にはそれはないが、お節介をやきそうだ。
見通しがたてば、ジョブコーチさんを正式に依頼するかどうかを話し合う。
アパレル関係ではないところが救い。私がパンクしてしまう。
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仮設にいよいよ本が配本される。小規模仮設の自主巡回文庫の親仮設宛に配本する。協業の契機になってくれれば幸い。セカンドブックアーチの活動には感謝する。
さて三井君のSET。いい出会いになるといいのだが。彼、転居して忙しそうなのが気になる。
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事務長と北里大のサークルと会うことに。橋本3君の日ははずしてある。
障害者の逗留施設をつくることで、地元障害者の職場作りを行なった事例が見つかった。資料の読み込みを始めている。
今回は、教材屋作業中なので、これで。
夜間傾聴:橋本3君の訓練先の庶務課長さん(しんどい話)
**子君(仮名・定時電話のようで…)
(校正1回目済み)
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前期夏期講習が終わり、支払いの用件もあり、帰りに父の入所している老健にたちよった。茅ヶ崎に一度戻ったので、ハーフサイズの鉄火丼を買って、温まらないうちにと、急ぎ老健にたどりついた。最近父はベッドで寝ていることが多くなった。今回も部屋で寝ていたのがちょっと気になる。
しかし恐ろしいものだと思う。糖尿病性脳梗塞から半身不随に陥って6年目(?)になるが、動かなくなった腕が細くなって、硬縮が目立つようになってきた。老健なので多少は動かしてくれると思っていたが、立位保持訓練を繰り返すだけようだ。車椅子からの立ち上がり練習である。腕まで指導が回らないようだ。
9月のはじめ、避難訓練のあと、中庭で夕涼みの会があるという。困った。前回の七夕のときは天気が悪くて、そっと抜け出して屋台でビールという約束が守れなかった。今回は後期夏期講習を休んで、陸前高田に出かける予定だったからだ。この日は朝、池袋に戻る日だ。夜行バス内2泊なので、地元医療関係者と面会できたら、大船渡か広田町に中1泊し、翌日に帰る予定でいた。バスの空きの関係でもある。
父はビールだけ、しっかりと覚えていた。出発をもう数日早くできればいいのだが。車椅子が乗る車があれば、家族責任で外出することが可能だが、タクシーや一般車では車椅子と車座席との間の移動が、私には上手くできなかった。これは在宅介護していた数年前、父が私を信用しないために余分な動きをするために起きた現象だった。要は私が下手なのだ。介護タクシーを予約して、施設と店を往復することは可能だが、これをした場合、今の父は家に戻ることを主張するだろう。だから、施設が提案している夕涼みの会は、私が参加しなくてはまずい状態だった。
生業の店舗の修繕も8月下旬。金欠なので、倍額かかる東北新幹線など使えない。どうしたものかと、老健のエレベータ脇に貼られていた父の七夕スナップをながめていて、発見。仙人のようにもじゃもじゃの白髪が車椅子を押していた。我ながら、どちらが入所者かわからない風体にがっくりきた。父の方が見かけが、若いのだ。しかし父のこだわるビールの約束は守らなくてはならない。
ある議員さんの被災地見学のさそいが、やはり同じ日程で、交通費3万円予算だった。とんでもない。夜行バスなら半額。その余裕が有るなら、現地に1泊する。
父は鉄火丼を猛スピードで平らげてしまった。まだ体力はある。寿司折りの箱を私が持ち、父は片手で箸を操って、丼を米一粒残さず食べた。その様子を見ていて、やはり夕涼みの会は参加すると事務員に伝えて父と別れた。
陸前高田行、日程の変更をすることに。
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明日(今日)は、橋本3君が職場訓練を受けることをなんとか承諾してくれたので、自宅からの通勤補佐。起床時刻までは私はあわせられないので、親御さんが訓練中は連れ添うが、ともあれ橋本駅までのバスと、横浜線の乗り換えをチェックする。JR相模原まで来ていたのだから、大きな問題にならないことを願っている。
朝の出勤時間では、私が先方に泊まらないといけないので、時間帯だけは私の都合に合わせてもらった。主な仕事はラベル貼りと、店舗内に貼る定型広告作り、バックヤードの清掃だが、まずはラベル貼りを覚えてもらう。誰の指導に従うか、作業の流れをチャート化してあるので、見比べて対応付けをする。トイレの意思表示やトイレ・沸騰室の位置などの確認。出勤カードの自己管理などさまざま。職場の同僚さんとのマッチングは、社長さんが行なったが、私からは初めてとなる。食品関連なのでつまみ食い厳禁。身だしなみや白衣の衛生管理もある。昔、白衣を医者を連想して暴れて困ったことを思い出した。彼にはそれはないが、お節介をやきそうだ。
見通しがたてば、ジョブコーチさんを正式に依頼するかどうかを話し合う。
アパレル関係ではないところが救い。私がパンクしてしまう。
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仮設にいよいよ本が配本される。小規模仮設の自主巡回文庫の親仮設宛に配本する。協業の契機になってくれれば幸い。セカンドブックアーチの活動には感謝する。
さて三井君のSET。いい出会いになるといいのだが。彼、転居して忙しそうなのが気になる。
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事務長と北里大のサークルと会うことに。橋本3君の日ははずしてある。
障害者の逗留施設をつくることで、地元障害者の職場作りを行なった事例が見つかった。資料の読み込みを始めている。
今回は、教材屋作業中なので、これで。
夜間傾聴:橋本3君の訓練先の庶務課長さん(しんどい話)
**子君(仮名・定時電話のようで…)
(校正1回目済み)