湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

2/7 ゆめ風基金/障害者防災育成講座に参加して

2018-02-08 04:41:41 | 地震津波災害ボランティア
2018/02/07 記
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ゆめ風基金の障害者防災リーダー養成講座(横浜ラポール)に参加した。分かったのは、身体障碍・精神障碍(べてるの家)の方々が参加していいたことだ。二部構成で、午前中が各大震災の中で障害者支援が成長してきた話。第二部が事例グループ討論という平凡な構成だ。大震災の中で困難を抱えた障害者の情況に対し、どのように効果的な支援を行えるかという内容なのだが、ずらり11例あり、そのうち5例のケース・カンファを各グループが行い、発言の付箋紙メモを模造紙に貼り込み、経過をまとめ全体会に報告するというステレオタイプなものだった。

私は「ゆめ風基金」のメンバーと知り合いたかったので、その辺は一応達成できたのだが、内容はいただけなかった。もういい加減マインドマップもどきの議論様式は卒業すべきと考えていたので、案の定、とりまとめは非常に浅いものとなった。

グループでは5人分の罫線を引いて欄に付箋紙を一列に張り始めたので、マインドマップの特性を知らないのだとわかった。着想の羅列の中に、関連の糸を発見し、議論の構造を浮かび上がらせ、連想の中に新たな発見を見出すというのが目的なので、自由空間に因果の糸を膨らませねば意味がない。大概この様式の議論は、その連鎖が示すものを検討し、解決の糸口を探るという、まとめてからこそが大事なものなのだが、事例は少なく取り、グループによってアプローチが違う、その差異が大事なのだ。災害現場では、どんどん人が送り込まれてくる。効率よく裁けというのは、暴言
に近い。ましてやここで語られる障害者支援とは、治療の様式つまり、障害者と支援者が非対称となり、医療専門職の関わりとボランティアの関わりの違いが意識されていない点で、月並みな企画で終わっていた。チーム・アプローチを善しとしても、もうマインドマップもどきは、やめるべきだと私は考える。

これは仕方がないことなのかもしれないが、名刺交換しつつ休憩中に参加者の方々と交流したが急性期避難を防災ボランティア活動としている方が100%だったのにも孤立感を感じた。無理解と偏見にさらされる避難後の困難にたちむかう活動が浮かんでいない。偏屈なんでしょうか。

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母の件があるので、寄り道せずに戸塚経由で帰宅。カルボナーラを作って食べさせるが、風邪薬を飲んでいるので、食欲減、半分以上残してしまった。 熱は下がっていたが、代わりに私が38度の熱がでていた。
(校正 3回目済み)

コメント
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